第17回 日本マスターズオーケストラキャンプ に参加してきました

今年最初の3連休。音楽三昧な日々を過ごしてきました。

高円宮殿下メモリアル日本マスターズオーケストラキャンプ | JAO 公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟

ものすごく大ざっぱにいうと、全国からアマチュアの弦楽器弾きが集まって2泊3日で曲を仕上げて演奏会をする、という企画です。

最近は弦楽アンサンブルを手がけていることもあってこういうイベントには興味があったのと、ヤナーチェクが弾いてみたかったのと、なにより講師の安永徹さんに魅かれて参加してきました。

京都開催なので家からの通いで参加しました。

コントラバスは今回8人(いつもは4〜5人くらいらしい)で、事前に名簿を見たときに知っている人は数人だけだったんですが、さすがそこはベース弾き。初日練習後の懇親会を経て、翌日にはいい感じのコンビネーション。こういうのいいですよね、やっぱり。新しいつながりもできてよかったです。

もちろん、講師の先生方のお話も大変ためになることばかりで、もうその音色にうっとりしっぱなしでした。

ちなみに、Facebookにあげていた各日の自分メモ(意訳)より抜粋。

1日目

– 本物の音に聞きほれた
– ボーイングは違っても大丈夫
あと、懇親会大事

2日目

– やっぱ本物の音はすごい
– 人間の耳はいろいろいい加減
– 懇親会翌日のパート結束力いい感じ
んで、もちろんレセプションも大事

(注:飲んでばかりじゃないよ。たくさん飲んだけど)

 

さて、最終日はコンサートです。

曲目 エルガー 弦楽のためのセレナード
ブルックナー 間奏曲
ヤナーチェク 弦楽オーケストラのための組曲
プッチーニ 弦楽四重奏曲「菊」
ウォーロック カプリオール組曲
バッハ G線上のアリア
講師 安永徹
井野邉大輔
場所 京都府立府民ホールアルティ

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今回は、講師の先生がそれぞれ指揮をされて、もう一人が演奏に参加するというスタイルでした。

当日のリハは実質通し練習的な感じなので、曲を合わせる時間という意味では1〜2日目のざっくり1日半だけ。それでもなんというか、みなさん場慣れしているというか、そんな雰囲気のもと、リハからの異様な集中力の高まり。

もちろんいろんな事故はあったものの、全体を通して1番いい演奏を本番に持ってこれたんじゃないでしょうか。なにこの本番マジック?

ヤナーチェク、やっぱええ曲やわ〜。G線上の安永さんコンマス、もうほんと釘付けでした。

僕自身としては、大人数で演奏するのが1年以上ぶりだったので(しかも後ろで弾くのはそれこそいつぶり?ってくらい久しぶり)いろいろと戸惑いはありましたが、楽しく演奏することができました。(あ、安永さん曰く「本番は楽しんで弾くんじゃなくて、真剣に。終わってから結果として『楽しかった』って思うように」なのでそのように弾いたつもりです)

家飲みですがおいしいビールも飲めました。

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そんなこんなで関係者のみなさまおつかれさまでした。またいつかどこかでお会いできたらいいですね。

聴きにきてくれたみなさまもどうもありがとうございました。

そして、もちろんのことながら、この連休を自由に使わせてくれた家族の皆さんには感謝感謝。

余談ですが、上の子が「あの、最初の曲って、ずーっと車の中で流れてたやつやんね?」と。そうそう、半年前の弦楽アンサンブルの本番で弾くまでそれこそ何度も何度もかかってましたね。よく覚えてました。

第17回 日本マスターズオーケストラキャンプ「初春コンサート」のお知らせ

最近恒例となっている1月3連休のオーケストラキャンプ。来年はなんと参加することになりました!ってことで最終日のコンサートのご案内です。

日時 2017年1月9日(月祝) 13時開場 13時30分開演
場所 京都府立府民ホールアルティ
曲目 エルガー 弦楽のためのセレナード
ブルックナー 間奏曲
ヤナーチェク 弦楽オーケストラのための組曲
プッチーニ 弦楽四重奏曲「菊」
ウォーロック カプリオール組曲

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高円宮殿下メモリアル日本マスターズオーケストラキャンプ | JAO 公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟

小品盛りだくさん。

エルガーはこの間演奏したところですし(といっても棒を振っただけだけど)、ヤナーチェクはいつかやりたいなあと思っていた曲なので思わず飛びつきました。

いやいや、というか、なんといっても今回は講師としてあの安永徹さん(元ベルリンフィルの第一コンサートマスター)が来られるのです。安永さんの音を間近で聴いて練習できるとかなにこの贅沢。

最近は普段から弦楽アンサンブルメインでやっているのでいろいろ勉強になりそうです。

全国から奏者が集まってきて、2泊3日の練習を経て本番となります。ですけど、京都市内ですし私は普通に家から通います。京都開催って嬉しいね。

あ、それで大事なこととしては、入場無料なのですけれど整理券が必要です。で、実は締め切りが12月16日とかなってる・・・(いや、例年の感じでは多分大丈夫なんだけれど、どうなのかなあ・・・)

こちらから直接申し込むこともできますし、

高円宮殿下メモリアル第17回日本マスターズオーケストラキャンプ「初春コンサート」の入場整理券を配布します | JAO 公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟

私に連絡してもらっても大丈夫です。

もうあと1ヶ月切ってまして、練習もぼちぼちと本格化。といっても合奏自体はその2泊3日の間だけなのでどんな仕上がりになるのかは全く未知数ですが、たまには楽器を弾いているいとーけーを冷やかしにいってやろうという奇特な方もそうでない方も是非お越しくださいませ。

コントラバス・アンサンブル「フレンズ」 in 京都 に行ってきました

大学時代の知人が主催して九州を中心に活動しているコントラバスアンサンブルが京都にやってきたので聴きに行ってきました。

曲目 フィッツェンハーゲン アヴェ・マリア
ブランビー 4つのコントラバスのための組曲
Chiharu Kato 4人のコントラバス奏者のための日本のうた
プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス
ルンズウィック 犬小屋の中のシュトラウス
マンシーニ ピンクパンサーのテーマ
大野雄二 ルパン三世
チック・コリア スペイン
オッフェンバック カンカン
恋するフォーチュンクッキー(アンコール)
日時 2016年11月18日(金)
場所 北文化会館

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みなさん九州から来られたのかと勝手に思っていたけれど、そんなことはなくて、半分以上は京都(関西)のメンバーでした。京芸の学生さんたちの若い演奏も熱かった。

ベース弾きにはおなじみのアンサンブル曲もたくさん、そして誰でも知ってるノリのいい曲もたくさん。

後半を聴いていると「あ、これ、上の子くらいは連れてきてもよかったのかもなあ」と思ったり。普通のクラシックの演奏会とは違うところをほかのお客さんも楽しんでいるようでした。(隣のおじいちゃんノリノリだった)

ちなみに自分は、前から3列目の真ん中の席を確保。ちょうどf字孔から直接音が飛んでくる感じで、低音を満喫しました。

10人以上のベースアンサンブルってそんなに聴いたことはなかった気もしますが、低音ばかりでごちゃごちゃっとしている感じはなくて、これはありなんだなあと思ったり。といってもそんなに人がそろうことはないんですけどねえ。(あと、もちろんアマチュア10人集まってもあんな演奏はできるはずもない)

そんなこんなで、自分自身は最近あまり楽器弾いていない気もしますが、楽しくベース三昧な時間を過ごせました。

関係者のみなさんおつかれさまでした。楽しい演奏会をありがとうございました。

大阪市民管弦楽団第84回定期演奏会に行ってきました

半年に一度、古巣のオケの演奏会へ。

曲目 ボロディン 歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の娘の踊り/だったん人の踊り」
マスネ 組曲第6番「おとぎの国の風景」
ショスタコーヴィチ 交響曲第10番
ショスタコーヴィチ 「ハムレット」より「行進曲」(アンコール)
指揮者 中井章徳
日時 2016年9月11日(日)
場所 ザ・シンフォニーホール

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クラシックに親しんでそこそこ時間は経っていると思うんですけれども、このプログラムを見て曲が頭の中で再生できたのは「だったん人の踊り」だけだったという感じですが、またなんともすごい選曲できましたね(ほめ言葉。

そんなわけで逆にどの曲も新鮮に聴くことができました。最後の音が鳴ったあとの「これで終わり?拍手しても大丈夫?」というマイナー曲のありがちな雰囲気も一緒に楽しめました。

感想的なことをいえば、クラリネットやっぱりすごいなあー、とか、ホルンのソロおいし過ぎやろー、とか、コンマス君のソロも聴けたので満足です。

小学生の子と2人で行ったわけですけれども、ショスタコの1楽章をなんとか耐えた子に拍手。本人曰く「寝ようと思ったけど、寝れなかった・・・」とのこと。いい具合に音が激しくなったりしたそうな。あと、演奏前にチューバのミュートの存在に気付いたので「あのでかいの、どこかで楽器に付けるで」といってちょっとだけ興味を持っていけたかも。

次はブルックナーだそうでこれまた楽しみな感じです。

そんなこんなでみなさんおつかれさまでした。おいしいビールは飲めましたでしょうか。

松山バレエ団 新「白鳥の湖」を観てきました

まずなんといいますか、稲盛財団さま本当にありがとうございます。

稲盛財団主催「松山バレエ団 新『白鳥の湖』京都公演」に4,800名を無料ご招待

というわけで、めでたく招待されましたので行ってきました。

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実はバレエを生でみるのは初めてです。オペラはまだかろうじてピットで演奏したことがありますが、バレエはそれすらもないのでほんとに初体験。(しかも白鳥は弾いたこともないんですよね)

初めてなのに松山バレエ団、しかもオケも生演奏、そして新しくなったロームシアター京都。なんてすばらしい。ほんと稲盛財団さんありがとうございます(大事なことなので何度でもいいます

内容についての詳しい話はきっと相方さんがブログに書くと思うのでそちらにお任せするとして、いやあいいものをみせてもらいました。

オペラや演劇と違って、言葉はなく音楽と踊りのみ。だからこその表現がそこにありまして、国内一流のプレーヤー達のその踊りに魅了されておりました。

カーテンコールで出演者のみなさんが会場までおりてきた上に、最後はロビーでお見送りしてくださいまして、会場を出るまでしっかりと楽しむことができました。

また他のバレエもみてみたくなりましたね。定番でいいのでくるみ割りとかみてみたいな。

大宮リリックアンサンブル 第2回演奏会でした

昨日の話ですが、2年ぶりの弦楽アンサンブル本番でした。

年2回とか、年1回で演奏会する団体は結構ありますが、ここはざっと2年に1回っていうゆるい感じで。

曲目 ヴィヴァルディ 「調和の霊感」より コンチェルトグロッソ ニ短調 op.3/11
エルガー 弦楽セレナーデ ホ短調 op.20
ヴィヴァルディ 「和声と創意への試み」より ヴァイオリン協奏曲「四季」 op.8/1-4
エルガー 愛の挨拶
Vnソロ 岡田 英治
場所 ムラマツリサイタルホール 新大阪
備考 弦楽アンサンブルは指揮

梅雨のまっただ中で当日も空は不安定でしたけれども、2年前の台風到来に比べれば全然大したことありません。心も余裕。

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今回もちょっとだけ指揮をさせてもらいましたが、前よりは曲作りからじっくりと取り組めた(弦セレはそれこそ2年近くかけて練習してきた)のでいろんな想いの詰まった演奏になったのではないかと。2楽章の極上のpp、うるうるしてました。

全曲演奏する機会なんて訪れない四季を演奏できたのは本当によかったです。もうなんていうか、ほんと、冬の終楽章は泣けた。

まあ、泣いてばかりいたわけではありませんが、楽しくいい演奏ができたのではないでしょうか。

たくさんの方にきていただきまして、いい演奏会だといっていただけたのはなによりでした。お子さまOKな演奏会(でないと、そもそもメンバーの子たちが聴けない)だったので普通のクラシックのコンサートよりはお子さま多めでしたが、みんなおとなしく聴いてくれていたようでほんとよかったです。こうやってこういう演奏会にもなれていってもらえればな、と。

子ども向けの曲解説も作りましたし。

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そんなこんなで、聴きにきていただいたみなさんありがとうございました。関係者のみなさんおつかれさまでした。

当日は運転手だったので、帰宅してからようやくビールを。めっさおいしかった。(楽譜は泣けた冬の終楽章)

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そうそう、一番のありがとうはいつも練習に付き合ってくれる子たちです。

今日の晩ご飯の会話「昨日はがんばったもんな、ありがとな」「え?なにが?」「演奏会やったやん」「あーそうか」そんなことをいってくれる子たちに感謝感謝。

そんなメンバーの子たちへのプレゼントにドーナツが配られました。

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余談(宣伝)ですが、相方さんの同級生のお店だそうな。

イクミママのどうぶつドーナツ

ゆるい団体なのでちょっと小休止ですが、次に向けてまたがんばっていきましょう。

Tea Time 19thコンサートに行ってきました

知り合い多数出演で子連れで気楽に聞ける演奏会にいってきました。

曲目 ニュー・シネマ・パラダイス メドレー
情熱大陸
バッハ シャコンヌ(ビオラ4重奏:野平一郎編曲)
バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番
ほか
日時 2016年5月15日(日)
場所 八尾プリズム レセプションホール

Tea Timeという名の通り、お茶とお菓子を食べながら気軽に演奏を聴けるというスタイル。去年もいった子たち曰く「お菓子まつり!」、いやちょっと違うけど・・・

まあ、実際のところこういう感じなのであながち間違いでもない。

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一度は耳にしたことがあるっていうポップスからクラシックまで。

なによりビオラ4本でのシャコンヌはかっこよかった〜渋い音色を堪能させてもらいました。でもシャコンヌって元はヴァイオリン1本なのよね、バッハすごい。

子たちもお菓子食べたり、アンケート用紙の裏にお絵書きしたりしながらとりあえずは2時間聞き続けていたようです、多分。去年よりは落ち着いていたかな。

自分の本番もそろそろ1月前なのでギアチェンジしていかないとですね。

大宮リリックアンサンブル 第2回演奏会のお知らせ

関係者のみなさんおつかれさまでした。

大宮リリックアンサンブル 第2回演奏会のお知らせ

2ヶ月前ということで2年ぶりに弦楽アンサンブルの演奏会のお知らせです。

日時 2016年6月19日(日) 13:30開場 14:00開演
場所 ムラマツリサイタルホール 新大阪
曲目 ヴィヴァルディ 「調和の霊感」より コンチェルトグロッソ ニ短調 op.3/11
エルガー 弦楽セレナーデ ホ短調 op.20
ヴィヴァルディ 「和声と創意への試み」より ヴァイオリン協奏曲「四季」 op.8/1-4
Vnソロ 岡田 英治

詳しくは以下のチラシをごらんください。(このチラシのヴァイオリンも相方さんの作ったこの演奏会のためのオリジナルステンドグラスです)

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またホームページはこちらを。

大宮リリックアンサンブル

なんといっても四季です。全曲やります。

四季は冬がいいですね。冬の終楽章、太陽の光が差し込んでくるところなんかかなり泣けます。

泣けるといえば、エルガーの2楽章も泣けます。泣ける演奏会ですね。泣ける演奏をせねば。

さて、あの有名な四季がなんと無料で聴けて、しかも3歳以上入場可という演奏会ですが、整理券が必要(子どもも必要)なので楽器を弾くいとーけーを見に行ってやろうという方は是非お声掛けくださいませ。

今回は台風はさすがに来ないと思います。梅雨時ですが。来ないでね>台風

みなさん是非お越しください。

大阪市民管弦楽団第83回定期演奏会に行ってきました

去年の秋まで所属していたアマチュアオーケストラの定期演奏会を聴きに行ってきました。

アマオケの演奏聞くの何年ぶりだろうと思ったけれど、多分大阪市民管に再入団する前に聞いたのが最後なので4年ぶりくらい。

そんな感じでシンフォニーホールにお客さんとしてはいるのも結構久しぶり。

曲目 ドヴォルザーク 交響曲第7番ニ短調
ブラームス 交響曲第2番ニ長調
J.シュトラウス アンネンポルカ(アンコール)
ブラームス ハンガリー舞曲第6番ニ長調(アンコール)
指揮者 藏野雅彦
日時 2016年4月10日(日)
場所 ザ・シンフォニーホール

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全く余談ですが、パンフを紛失してしまったので、上の写真はチラシです

いつもはおとーさんの演奏しているところを見にきている上の子と2人で行ってきました。なので会場ではあんまりゆっくり挨拶できてないです、すいません。ほんとは楽屋口に、とか思ったんですけれども。

さて、本日の曲目はダブルシンフォニー。名曲ぞろい。

といいつつ、いきなりシンフォニーだと最初の1楽章はまだかたい感じでした。楽章が進むにつれて徐々に緊張がほぐれてきて、3楽章くらいからはのりのりで楽しかったです。

休憩時間は、子どもとケーキセットやワインを楽しみました。こういうのも逆に自分一人ではなかなかしないのでいい経験。

ブラームスはほんまにええ曲ですわ。2番は大好きだし、それこそ大学の時に必死にさらった曲の一つなのでその頃の思い出も交錯しつつ堪能させてもらいました。ベースのpizzいいよねえ。ほんと。

なんだかんだいって、終楽章のコーダはいる前になってくるとぞわぞわと鳥肌たってきますね。曲の感じが体にしみ込んでる。

そして、ニ調のシンフォニーが2つやってきて、アンコールはスラブかハンガリーのニ調かと思いきやのまさかのシュトラウスからのさらにもう1曲あってのハンガリー。最後まで楽しめました。(子曰く「最後から2曲目は聴いたことがある」ってアンコールだけ前のめりで聴いてました。それ以外の曲は前後左右に揺れまくってましたが)

出演されたみなさまおつかれさまでした。おいしいお酒は飲めましたでしょうか。いい演奏会をありがとうございました。

バレンボイム+シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン国立歌劇場管弦楽団)の日本公演を聴きに行ってきました

なんといいますかね、バレンボイム氏ですよ。きゃー(興奮冷めやらぬ感じで書いてます

ピアノも指揮も、だれですか、二足のわらじ(上の子談)を履いてOKなのは。

バレンボイム氏はわたしの大好きなピアノニストのうちの一人です。といってもほぼ指揮者ですけれど。同じく大好きなデュプレとの共演、そして弾き振りのモーツァルトのピアノ協奏曲、どれも最高で大好きです。

海外オケなので結構なお値段するんですけれど「そんなに好きなら行ってきたらええやん」という相方さんの後押しもありましていってきました。

曲目 モーツァルト ピアノ協奏曲第20番
モーツァルト ピアノソナタ第10番より第2楽章(アンコール)
ブルックナー 交響曲第3番
指揮者・ソリスト ダニエル・バレンボイム
日時 2016年2月3日(水)
場所 フェスティバルホール

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改装後初めてのフェスティバルホール。前回に行ったのは10年以上前の話なのでどんなだったか全然覚えていないですが、とにかくきれいなホールになってました。

3階席ってことでステージは遠かったけれど、高低差のせいか視覚的にはソリストを上から見下ろしている感じでこれはこれでよかったです。

んで、モーツァルトですよ。

パンフから一部引用(もともと朝日新聞に載ってたのを読んでたんですが、デジタル版のほうが詳しいらしい→ 音楽は「敵」超えられる 指揮者・ピアニスト、バレンボイムさん 年明け来日公演:朝日新聞デジタル

作曲家には四つの種類の人々がいます。面白くない作曲家。面白い作曲家。偉大な作曲家。そしてモーツァルト。

というモーツァルトです。(これはほんと名言だと)

ちなみに、一番好きなピアノ協奏曲はモーツァルトの20番です。はい。しかも2楽章が大好きです。あれは僕にとっては神の音楽です。

ブルックナーも大好きだけどできれば後期のほうがよくて、でもモーツァルトの20番が聞けるならそれが最優先だから、ある意味でその大好きなブルックナーですらおまけ的な、いやいや、どっちも大好きなんですよ、結局は。そして大阪で20番が聴けるなんてほんと最高!

そんなこんなで演奏会の始まりです。

モーツァルトの1楽章、前奏が終わりソロがはじまった瞬間にあまりの感無量に鳥肌たちまくり。

念願の2楽章。思っていたのとは違うテンポ感だったけれども、圧倒的に納得感のある演奏。なにこの説得力。そして、3階席まで届く至高のピアニッシモに涙する。そこに神は降り立った。

やはりピアノ(音量)を制するものが音楽を制するって感じです。(このピアノの感じはミュンヘンフィルのエニグマを聴いた時以来の衝撃)

アンコールもよかったあ〜

そして後半のブルックナー。(余談ながら、パンフに朝比奈御大やチェリビダッケについての記述があるのが印象的でした)

そういえば、プロオケでブルックナー聴いたの初めてかもしれません。(少なくともブログ上に記録は残ってない)

ありていですけれど、完成されたブルックナーの演奏において時間はあっという間にすぎます。あれ、こんなに短かったっけ?って感じで。(3番なのでもちろん比較的短いほうですけれど)

重厚荘厳な和音に満ちあふれていて至福の一時でした。

久しぶりの演奏会でしたがほんと満喫しました。たまにはいいですね。