京都移住計画-4「土地発見」

土地なんて、出会いが勝負です。これ!と思ったらすぐに唾をつけておかないと1週間も経てば誰かに持っていかれてますから。ほんとタイミングがすべて。

「夏くらいまでには土地が・・・」という話もありましたけれど、そろそろ夏に突入しそうでして、そして、土地のめどは全然立っていません。こればっかりはほんとにどうしようないわけですが、ねえ、、、と思っていた5月末ごろ、相方さん実家から緊急連絡。なんでも山科によさげな土地があるとか。しかも、すでにそこの不動産屋さんにも連絡をとったので、この週末に見に行くとか。そんなお話。

早速大急ぎで(といっても数日後ですが)現地に向かいます。人のよさそうな不動産屋さんに連れられて、土地を見させてもらいましたけれど、これがまたいい感じで。先の条件としては1-3はほぼ合格。ここからなら大阪への通勤もそんなにかかりそうにありません。ただ気になるのがやはりそこにかかれた「建築条件あり」の文字。こいつがくせ者なのよね。基本的に購入するという方向で不動産屋さんとお話をし、建設そのものに関する結論として僕らに与えられたのは

  1. 売り主さん(建設会社さん)に全部お任せ
  2. 設計だけはこちらでやるけど、施工は売り主さんにお任せ
  3. 全部こちらで(実質、建築条件外し)

の三択です。しかも下二つは実現できるかどうかは不明。とりあえず、いそいで設計事務所に連絡。いろいろとアドバイスをいただきましたけれど、結論としては3意外では厳しいですとのこと。やはり自分がよく知っている工務店を使わないとってことですね。値段交渉もどうなるかだし。で、土地代を上乗せしたら条件無しで買えるんじゃないかということで、そちらは不動産屋さんに交渉。。。ほんとバタバタ・ドキドキの数日間でした。基本的には相方さんが全部やってくれましたけれど、結果として、土地代上乗せでの条件外しは了承を得まして、めでたく契約へと進みます。

もちろんここで土地代としては予算オーバー(一応、このあたりで、うちの実家にも連絡を取り、お金の工面をしてみたり)。だけど、純粋に坪単価からいえばそれでもかなりお買い得物件だったのです。これを見逃したところで、同じようなものに巡り合えるとも限らず、運命の出会いだったということで。

11月に読んだ本-1

最初は単に「本棚にある本を読もう」企画だったのに、続き物なのに続きがなかったので買ってしまいました。おそらく今後も買っていくんでしょうね。



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ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) 新潮文庫

塩野 七生
新潮社 2002-06


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ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中)    新潮文庫


ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) 新潮文庫

塩野 七生


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ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) 新潮文庫


ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) 新潮文庫

塩野 七生


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ポエニ戦争がどうだとかそういう難しい感想はさておき、やっぱり僕はスキピオに肩入れしてしまいました。ハンニバルもかっこいいですけどね。なんにせよ、英雄と呼ばれる人は、結局のところ英雄であるがゆえに、まわりの英雄でない人から姑息な手でもってつぶされていくんですね。歴史は何度も繰り返しているように思いますけれど、なんだかちょっともの寂しい気分です。

心の寛容なローマがだんだん帝国主義的になってきました。さて、この後どうなりますことやら、ってその前に続きを買わないといけないな。

11月に見たDVD-1

やっと見ました。といっても、よく考えてみれば、発売されてから2週間も経ってないですね。ずーっと、リビングに未開封で置いてあったのが気になって気になって、これでようやく一段落。



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カーズ

ジョン・ラセター ジョー・ランフト ラリー・ザ・ケーブル・ガイ
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2006-11-08


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ストーリー的にはマジェスティックに似た感じもしたような(というか、まあ、こういう話はよくあります、といってしまえば身もふたもないのかもしれませんけれど)、、、ですが、そこはそれ。PIXERファンとしてはこの回をますごとに高まっていくCG技術もさることながら、決して裏切られないその完成度に非常に満足です。やっぱりキャラクターが良い味出してますよ、ほんと。たくさんのキャラクターがちゃんと独自の個性を発揮しているっていうところがライバルDreamWorksとの違いでしょうか。DreamWorksも好きですけどね。

圧縮などの操作によって開けなくなるファイル

前置きはさておき、例えば「宛名職人」の住所録データをLinuxサーバで共有していたとします。定期バックアップしているサーバの過去ログを引っ張り出してくると、全く同じファイルの(バイナリレベルでの差はない)はずなのに開けなくなってしまうのです。これは、ファイルのクリエータとかファイルタイプが圧縮時にかきかわってしまったせい。で、どうすればいいかといえば、もう一度正しい情報で上書きしてあげれば大丈夫。Developer Toolが入っていればコマンドラインで、宛名職人の場合、

/Developer/Tools/SetFile -t "aTDC" -c "aTen" filename

という感じで、無事にアイコンも元通り。ほっと一安心。

ちなみに、それ以外のアプリでも、正常な状態を/Developer/Tools/GetFileInfoで見てあげれば大丈夫かと。そうそう、コマンドラインでなければ、Quick Changeあたりを使えばいいですかね。

京都移住計画-3「土地探し開始」

土地を買うといっても、むやみやたらにネットを徘徊してみたり、広告を見ているだけでははじまりません(いや、結局はそれで見つかったんですけれど)。地域ごとの傾向とか相場とか、そういうのはやはり専門家を経由したほうが分かりやすいですからね。というわけで、2006年春ごろ、京都の不動産屋さんに向かいました。

探してもらう条件はざっとこんな感じ。

  1. 土地の広さと価格最優先
  2. 大阪と京都の間なら特に地域にこだわりはない
  3. 駅から徒歩15-20分圏内(自転車で5-10分)くらい
  4. 建築条件無し

1.はともかく、2.が逆に探す範囲をものすごく広げてしまったようで、ごめんなさい。3.についても、最寄り駅自体がどんなに便利なところでも、結局駅にバスで向かったりしていてはこの場合本末転倒なので、やはり人力で駅にたどり着けるところがよかったんです。ちなみに、今でも駅まで徒歩15分くらいなので、その程度なら特に気にならないかな、と。よく「バス5分」とか書かれてありますけれど、それだったら「徒歩20分」とどっちがどうなのよっていう感じで。4.はつまり土地だけを無条件で買えるってことですね。設計士さんにお願いする場合にはこれは必須になります。ただ、後述するようにそこがネックなんですけれど。

何度か通いながら、図面をいくつも見せてもらったり、実際に土地もいくつか見て回ったりしましたけれど、そうそういい土地っていうのはありません。図面っていうのは単なる図形ですから実際にいってみないとわからないですし、いってみたらどうも(まわりの雰囲気を含めて)しっくりこなかったりするわけです。ちなみに、不動産屋さんによって取り扱っている物件にそんなに差があるわけでもないそうで。みんな共通のネットワークを持ってますからね。まあ大手か地元密着(つまり個人)かで雰囲気は違ったりしますけれど。

ただ、最大の問題は、建築条件ですかね。今はほとんどの場合、土地の売り出しっていうのは個人がそのまま不動産屋さんを介して売っているというよりは、建設会社さんが早々に買い上げて転売していることの方が圧倒的に多いです。その場合は当然その上に建つ建物はその建設会社さんが建てるので、それが「建築条件」ですね。交渉次第によっては条件をはずすこともできたりするそうですけれど、普通に探す場合、条件があるかどうかで検索にヒットする物件数が全然変わってくるんですよね。

と、そんなこんなで、ぐっとくる物件に出会わないままに数ヶ月が過ぎていくのでした。まあ、地価の相場とか、なにに注意しながら物件を見たらいいかとか、そういうのは少しずつ染みついてきましたけれど。

リップクリーム置き場

年中乾燥唇なわけですが、特に冬場はひどい。おおあくびでもしようものなら簡単に出血です。そんなこんなで普段の生活に欠かせないのがリップクリーム。以前は毎日ポケットに入れて持ち歩くようにしていたんですけれど、これが結構忘れることが多い。特に休日。ちょっと遠出した時なんかに忘れていたりして、例えば旅先とかでも現地調達することもしばしば。おかげでストックは大量にあるんですけどね。

そういうことを繰り返しながら全く学習していなかったわけですが、最近はそれを是正すべく、普段使いそうなすべてのかばんに1本ずつ入れておくことにしています。会社用のかばんにも、リュックにもショルダーにも、どのかばんを持ち歩いても必ずそのポケットにリップクリームがあらかじめはいっているわけです。まあ、基本的に手ぶらで外出することはない(手ぶらで外出できない)のでね。あとは、会社の引き出しの中とか、枕元の小物入れの中とか、とにかくありとあらゆるところに保管してます。

これで持ち忘れることから解放される、と。んで、乾燥した冬を比較的快適に乗り越えられますね、と。

歩きタバコはほんとに危ない

単に煙がいやっていうだけじゃなくて、ほんとに危ないっていうことを喫煙者の人は認識し欲しいものです。特に大阪の地下鉄では、改札を出たら(一応ホームは全部禁煙なはず)地上に出てもいないのに吸い始める人がいて「なんじゃそりゃ!」って感じですし。

自転車乗りに最適な気候

いつの間にやら立冬も過ぎまして、木枯らし一番も吹き荒れたようで、冬の気配がだんだん近づいてきているわけですが、実は自転車通勤に最適な時機到来です。この、そこまで寒いわけでもなく、かといってペダルをこいで汗をかくほど暖かくもなく、冷たい空気が眠気覚ましにはちょうどいいとか、そういう感じの時期なのです。まあ、といっても、あっという間に本格的な冬がやってきちゃうんですけれど。(本格的な冬だと上着がどうだとか、厚着をすると汗をかいて大変だとか、そういう温度調整が難しかったりするんですよね)

子供との生活リズムもだんだん落ち着いてきて、ちょうど先週末にメンテをしたばかりの自転車にまたがり、快適な気分で出社する今日この頃です。

京都移住計画-2「設計士さんに会う」

「やはり最初は、気になる設計士さんのところに『ピンボーン』とたずねていくしかないんですよね」という言葉のもと、結婚式も終わって旅行からも無事に帰ってきた2005年末頃、とある設計事務所にメールを出しました。年明けに会ってもらえますか、と。この事務所、相方さんが見つけてきたわけですが、京都にありまして、雑誌にも載ったりしておりまして、建てた家を見ても、ホームページに書かれた文章を読んでも、ちょうど僕らの基本路線 “simple is best” にいい感じで合いそうな予感。そんなわけでメールです。んで、返事も普通に返ってきまして、年明けに会うことに。

世の中狭いというかなんといいますか、事務所に行く朝に知ったことですが、どうやらその事務所とうちらの身内の人が実は知り合いだったりするとかそういうことらしく、身内の人の評判は上々。行く前からちょっと気が楽になったような気がしなくもなく。

年明け早々の週末っていうことで、事務所には所長さんしかいませんでしたが、こちらの事情や予算、理想とか現実的な話とか、その他とりとめも無い話もして数時間。とりあえず、土地が見つかったら一緒に見に行ってもいいし、基本的な設計段階で気に入らなかったらすべてを白紙にしてもいい、って言うことだったので、ここにお願いしようかなあ、という結論に。といっても別にまだ契約するとかそういうもんじゃないので、また連絡しますっていう感じで。なにより土地がないですからね。

とはいえ、ようやく動き出したのでした。次は土地探しですな。2007年春ごろの引越と思えば、2006年夏くらいには土地が決まってないといけないらしい。がんばらねば、と。