最近、この業界ではよく「ユビキタス」という言葉を耳にします。まあ、簡単にいうと「どこでも、いつでも」という風にいわれることが多いのですが、ある意味情報化社会のその一つの節目を表しているのかもしれません。ネットワーク、情報の流れそのもの、がその存在を忘れさせるほどに身近になってくる日もそう遠くはないような気がします。そう、電気の存在のように。
パソコンとパソコンとのつながりであったものが、徐々にパソコンという枠を離れてきています。デジタルとデジタルのつながりが、アナログとアナログのつながりをよりいっそう強いものにしていくんじゃないかって期待しているわけです。人と人とのつながりとか。
ITというものが、ほんとにすべての人、老若男女関係なくすべての人に対してそれ自身の無限の可能性を具現化する日ももうすぐそこに来ている気がしているわけです。
そんないわゆるパラダイムシフトの中に僕はいるわけですが、さて、なにをしようか、と。もうシフトは起こってますんで、発起人にはなれません。でも、せっかくこのシフトの時代の中にいるんだから、ただそのシフトに流されていくだけじゃなくて、自ら後押しできるといいなあ、と思う今日この頃。
技術至上主義とかそういうんじゃなく、そういう意味での「技術」っていうわけでもないですけれど、最近のキーワードは「技術で世界を変える」って感じかなあ、、、と。