「ぷれりゅうど」を読みました

生誕100年ということで、芥川先生の作品を演奏する機会に恵まれましたのでいろいろ読んでいるところです。

いつもここに書籍購入用のリンクをはるんですけれど絶版しているので、大元のリンクだけはっておきます。

『ぷれりゅうど』 | 筑摩書房

エッセイ集と自叙伝なので、まあ一部ではおじさんのぼやきみたいなところがありまして、今風には微妙な一面もあるんですが、それはそれとしても、音楽のプロ/アマチュアに対する考え方とか、日本の作曲家(というか最近の作曲家)への思いとか、もちろん書かれたのはもう何十年も前の話ではありますけれど、ふむふむなるほどと思うところも多いですね。

父の印税で生活していたことから音楽の著作権へというくだりはなるほどそれはそうか、と。

アマチュア=愛好家なので、それはプロか素人かという話ではない。音楽はみんなのものであるべき。代償を求めず音楽を愛し、没入する気持ちこそアマチュア魂。ただひたすらになにかを愛することのできるひとたちが素晴らしくないわけがない。(本文より抜粋ざっくり要約)

そんな想いを胸にしつつ演奏できたらいいなということで、まずは練習しなくちゃだ。

ちなみに、古本で入手した経緯はこちら。

2613: 絶版本を求めて – itokの日記(2025.3.20)

「劇場版 モノノ怪 第二章 火鼠」を観てきました

今年最初の新作映画鑑賞。

第二章|『劇場版 モノノ怪』公式サイト

「新作」って書いたのは、今年、映画館に通うのはこれですでに4回目なのですよね。去年から続いていたオーバーロードの4DXとか、攻殻2作とかを観ていたので、すでになんかいっぱい観てるなあという印象ですが、それはさておき。

実は第一章は劇場で観てなくて、ネトフリでの配信を観て興味を持ったパターンなのですが、この第二章を前にもう一回第一章をみなおすという予習もわりとちゃんとした感じで。

どこかで制作陣のコメントを見た気がしますが、第一章よりはストーリーがわかりやすいというのはその通りで、シンプル?に大奥の闇?を暴き出したというか、そういうところでしょうか。

前作とか予告映像とか観てて思っていたのとは違う人物像にほほーって思ったり、こんなところでこの子たちもずいぶんと活躍してるねえ、とか、あいかわらず(さらにパワーアップした)アクションシーンも迫力満点。実際に1時間ちょっとの映画であるとはいえほんとにあっという間に過ぎていきましたね。

劇場であの鮮やかな色彩を音響とともに体験できて満足。

そういえば三部作、、、と思いながら、次はそう来るのかーどんな感じになるの?といろいろさっそく想像をかき立てられてしまうわけですが、さて公開はいつごろになるんでしょうね。そしてどのあたりに焦点が絞られるのか。やっぱりあのへんかなあ。

公開1週間だったのにすでにパンフが売り切れになっていて、そんな〜という気分です。これこそパンフをじっくり読みたいタイプなのになあ。↓は入場者特典。

にしても今年は観たい映画がたくさんあって次から次へ取って感じですねえ。次はメイドラゴン、の前にコナンかな、どうするかなあ。

後日談(2025.3.31)

これから1週間とちょっと経ちまして、オフィス付近の別の映画館にふらりとよったら、パンフ普通に買えました。よかったよかった。