遅ればせながら、大好きな村上春樹氏の新作を。
発売された時は、ちょうど「三体」を読んでたところだったのでねえ。
短編8編なのでそれぞれ短かったし、すごい読みやすい感じでした。続きが気になって夜更かしするとかもなく、毎晩1話ずつ、みたいな。
もちろんBGMはシューマンの謝肉祭ですよね。以前は氏の作品中に出てくるクラシックの曲を見ては「これ、本を読んでるこの場ですぐに購入して聴けたらいいのに」って思っていたんですが、今やサブスクの時代ですよ。すぐに聴けますね。
まだミケランジェリしか聴けてないけど、AppleMusicにはルービンシュタインもあったので聴こうか。(といってまさにこれを書きながら聴いてます。しかしシューマン、変態やな)
本の影響でシューベルトのピアノソナタ全集も買ったし、シンフォニエッタも聴きまくった時期があったなあ、、、と遠い目。
さて、話をもどして。
短編集なのですが、野球の話はほぼ村上朝日堂みたいだったし、そういうのをはさんでくるのが楽しくてニヤニヤしますな。
猿もいい味出してたし、最後のはなんかめずらしくドキッとして終わりましたね。
というわけで、ファンな人もそうじゃない人も読んでみたらどうでしょう?わりと読みやすいと思うけども。
そういや、最初っから電子で出たの初めて?単行本で買ったけども