600ページ後半の大作でしたがようやく読了しました。
(写真じゃ伝わらないですが1冊600ページ越えなので結構分厚い)
先日読んだ「サピエンス全史」を買った時についでにおすすめされておもしろそうだったので買ってみました。
歴史の大前提として、いろんな立場からのいろんな見方がある、というのがあると思うのですが、そんな中、主に西洋・東洋ベースの歴史で育ってきた身としては、このミドルワールドベースの歴史はなかなかに新鮮でした。
いわゆる中東に関する認識も、イスラム教に対する認識も変わったんじゃないかなあ。
途中まではほぼイスラーム単独の歴史という感じですが(あまり外部との接触がなかったので)、後半は現在につながる転換期がメインでそのあたりがとても興味深かったです。
本書は2011年なので、これが書かれてからさらに6年が経ち状況は刻一刻と変わっていますが、それでも今現在のニュースについても新しい視点で見られるようになったかと。
というか、そもそも、近現代史って学生時代(一応高校では世界史選択)にほとんど真面目に勉強してこなかったし、どんどん更新されていくので、ちゃんとついていかないとダメですねえ。またそのへんのよさそうな本を物色してみようと思います。