久しぶりのオリジナルです。そして初の有料!アプリ。自作アプリを公開しはじめて8年くらい経ちますが、明示的に有料にしたのはこれがはじめて。なんか、それだけでドキドキしますね。
それはさておき、タイトルの通りお月様のアプリです。Storeの紹介文から一部抜粋しておきます。
月読君(つくよみくん)は月の満ち欠けと日本の旧暦カレンダーを表示するアプリケーションです。
日本古来から伝わる季節に基づいた暦を日々の生活の中で身近に感じるお供として、是非お使いください。
<特徴>
– 月の満ち欠け表示
– 現在地に基づく月と太陽の出没時間表示
– 西暦と旧暦(太陰太陽暦)のカレンダー表示(理論上、任意の年月日の暦を参照可能←1970年から2030年までの暦を内包していますが、その範囲外の暦も自動算出されます)
– 旧暦の各種暦情報表示
o 月の呼び名
o 二十四節気・七十二候
o 干支
o 節句
o 雑節(節分、彼岸、土用など)
o 暦注(六曜、九星、十二直、二十七宿、二十八宿、撰日、暦注下段など)
– 各暦情報の簡易解説表示(うんちく)
– 各暦情報の外部辞書との連携
o wikipedia[内蔵ブラウザ](インターネットへの接続環境が必要です)
o 大辞林(大辞林アプリを別途購入する必要があります)
要するに月と日本の暦に関する情報を網羅的に見るためのアプリケーションです。「今日の月齢は?」といったところから「節分ってなに?」「お彼岸っていつ?」ということまで全部調べられます。
こんな感じのアプリです。
使ってみたところの動画はこう。
この現代おいても普段何気なく身の回りにある「暦」というものに親しみを持ってもらえればいいなあ、と思っています。四季のある日本で古来から伝わってきた暦が、日々の季節を感じるお供になってもらえれば、と。
ダウンロードはこちらからどうぞ。230円です。
iPadアプリが一段落したのか、ちょっとだけ審査がはやくなっているようです。
4/9 : 提出
4/10 : in review
4/14 : ready for sale
ready for saleから公開までに時間をあけたのは、14日が新月だったからです。せっかくダウンロードしていただいても、最初に起動したら真っ暗の月っていうのは味気ないですよね。半月や満月とは言わずとも、ある程度は月の満ちた部分があったほうが視覚的にいいですからね。
今回もデザインはメタ・グラマー様にお世話になりました。また、月の画像はプレ天文様 にお世話になりました。どうもありがとうございました。
余談
それこそ8年くらい前からいとーけーのページをご覧になっている方には、見覚えのあるアプリ名だったかもしれません。月齢表示のDianaもそうですが、「月読君」はもともとMac用のアプリとして存在していたのです。(OSX 10.2以降対応で、今でも一応DL可能です。ただ、バグ多数ですけれど・・・)
iPhoneアプリを作りはじめた時、同じようにDiana→月読君という流れは頭の中にあったのですが「どうせやるならカレンダーも表示したい!」という思いがあり(Mac版ではその日の暦を表示するだけでした)、そこが未知の世界だったので躊躇しておりました。で、この度ようやく一念発起して、つくりあげてみました。
たまに「月、好きねえ」ということをいわれますが、「ええ、好きですよ」とね。いつもするエピソードとして、月に見とれて自転車のまま電柱に突撃したことがあるくらいのもんです。満月が近づくとわくわくするし、中秋の季節なんてもう楽しみでなりません。
ちなみに、Dianaはローマ神話の月の神様で、月読は日本の月の神様です。そんなんばっかです。
と、そんなこんなで是非お使いくださいませ。