夜桜散歩

せっかく毎朝ベランダから桜並木を眺めることができる場所に住んでいるんですが、今年は結局花見らしい花見ができませんでした。もう明日から雨模様みたいですし、来週末にはシーズンは終わってるんじゃないかと。

というのもなんだか悔しいので、ここ数日は極力その桜並木の下を通るようにしています。今日はまさにその締めっていう感じで、のんびりと夜の桜並木をぶらぶら散歩。別に桜の木の下でドンチャンお酒を飲む必要なんていうのはありません。むしろ、逆にスペースがないから誰もいないような、そんな桜のトンネルの下をただのんびりを歩くだけで十分。まだまだ夜は肌寒いですけれど、春の気分を胸いっぱいに吸い込んで満足満足。

大阪市民管弦楽団 第64回定期演奏会

所属オケの演奏会でした。打ち上げでもずいぶん飲んだくれてこんな時間ですが、酔いのさめないうちに感想を。

曲目 モーツァルト 歌劇「劇場支配人」序曲
エルガー 「エニグマ」変奏曲
シベリウス 交響曲第2番
ロンドンデリーの歌
指揮者 新通英洋
場所 ザ・シンフォニーホール(大阪)

実はエルガーは3回目でして、それもあってという感じで、トップを弾かせていただきました。エニグマはかなりお気に入りの曲でして、それでも今まではエキストラとかで弾いていた感じだったので、いくつか自分なりに曲についての疑問なんかもあったんですが、半年かけてまじめに取り組んでいって、新通先生にもたくさんのアドバイスをいただいて、すっきりとした気分で演奏することができました。そうそう、シベ2は逆に初めて演奏する曲で、ずっと演奏したかったという願いがかなった感じ。

いつものモットー通り、「自分は楽しく演奏して、お客さんにも楽しくなってもらう」っていうのは結構実践できたんじゃないかなあ、なんて思ってます。まあ、自分で聴いたわけじゃないのでわかりませんが。少なくとも僕自身はすごく楽しかったです。ノリノリで。

余韻に浸っている暇もなく、まあ、まだ後片づけとかありますが、明日は月末の別の演奏会の練習だし、なんといっても次の大阪市民管の定演がマーラーの1番で、僕がソロを弾くことになってしまったので、それに向けて頑張っていかねば、という感じです。

なんにしても、関係者のみなさんお疲れさまでした。聴きに来ていただいたみなさんどうもありがとうございました。