大阪市民管のオーディションを受けてきました

先週の見学に引き続きってことでそのまま入団オーディションを受けてきました。

1週間しか準備期間がないってことは、実質土日しか練習できないのですが、まずは曲選びから。

別にソロ曲を弾く必要はなくて、それこそシマンドルの30エチュードとかオケスタでもよかったわけですが、せっかくの機会なので自分のリハビリに火をつけるためにも少しハードルを上げてみました。

ほんとうは、J.C.Bach (J.S.じゃないよ) のほうが良かったんですが、10年くらい前にソロの発表会で弾いたことがあるにもかかわらず、いざ楽譜を開いてみると「え?こんなの弾けたっけ?」って感じだったので、あえなく断念。というわけで、必然的に Eccles になりました。もちろん全楽章なんて時間的も無理(オーディションは練習の休憩時間に行われる)だし、無難なところで第一楽章だけをピックアップ。

そんなこんなで、久しぶりに弓と楽譜を持って練習場に向かいます。(市民管は練習場に団所有のコントバラスがあるので、普段は自分の楽器を持って行く必要がありません。で、これは結構魅力的なんですよね)

実は、というか、この時点で、チューナーを忘れるという大失敗をしてしまったのですが、さすがiPhoneですよ。チューナーアプリをダウンロードしてなんとか事無きを得ました。

感覚的な話ですが、どうしてもチューナーとなるとソフトウェアでの処理には限界があるように思えて、メトロノームはiPhoneアプリ使っていても、チューナーは既製品を持っていたわけですが、いざっていう時にざっくり合わせる分にはアプリでも十分な感じですね。アンサンブルなんかの時はちゃんと全体でチューニングしますから。

チューナー♫ 1.3.1(¥85)App
カテゴリ: ミュージック, ユーティリティ
販売元: Valentin Radu – Radu Valentin(サイズ: 4.1 MB)

さて、オーディションです。

そもそも元団員ですから。オーディションをきいているような首席のみなさんとはだいたい一緒に弾いたことがあるわけです。そんな人たちの前でソロを弾くというこの緊張感。さすがに右手震えてたしね。

ちなみに、ここから盛り上がるぞ!ってところでとちって一瞬頭真っ白になってしまったのは残念。まあ、おおむねそれなりに弾けたんじゃないかと。(あとから感想を聞くに、褒めていただいたのでよかったよかった)

え?結果はどうかって?そりゃあ、元団員だったくらいなので、なんとか合格ということで、来週からみなさんと一緒に演奏することができるようになりました。よろしくお願いしますです。(あ、なので、基本金曜日の夜はオケの練習優先で活動していきます)

相棒さん、がんばっていきましょう。

大阪市民管の練習を見学してきました

最後に大阪市民管の演奏に参加してからもう4年以上経ったのですね、と。

仕事やら子育てやらが大変で、これに音楽までを真剣にやるのは無理だと思った4年前。あの当時はまだ20代だった(のに昨日気がついた)し、あれから子供も2人増えたけれど、最近ようやくそのへん落ち着いてきたなあというところに「ベースパートに空きが出たから復団するならそろそろどうですか?」とのお誘い。

去年の秋にほぼ2年ぶりに楽器をさわりはじめて、弦楽アンサンブルをしたり、ベースアンサンブルをしたりしている今日この頃。でもやっぱりいつかはオケで弾きたいけれど、本格的にやるにはいろいろと時間の調整と家族の協力が、、、と。

そんなこんなでいろいろ悩んだけれど、ちょうど音楽活動を復活させてきているタイミングでのお話もなにかの縁ってことで、思いきって「見学希望」のメールを出してみました。なにより次の演奏会がブルックナーの7番ですってよ!こんな名曲なかなか弾けるもんじゃない。

ちなみに、大阪市民管弦楽団は大阪のアマチュアオーケストラです。楽器で生計を立てていない人たちが集まって、趣味で音楽やってます。いろんな音楽団体があって、いろんなやり方があるわけですが、このオケは「見学」→「オーディション」→「入団決定」という手続きをふみます。

そういうわけだから、昨日は復団への第一歩。

半分以上は知らない人ばかりになっていたけれど、昔からいる人たちは全然変わらない感じだったし、みんな「おかえりー!」っていってくれたのは本当になにより。上述のようにまだ入団決定したわけじゃないけどね。(しっかり準備と片づけのお手伝いはしてきましたが)

オケの練習に参加(見てるだけですが)するのも2年以上ぶりだったから、その音量感に結構圧倒された。あーこんなだったなーって。懐かしい感じ。そしてやっぱりブル7はいい曲でした。

まずはオーディションで弾く曲選ばなくちゃ。無事に入団できたら、はやくみんなに追いつかないとね。なんだかんだいってブランクは結構あるから。

最後になりましたけれど、復団を悩んでいる時に背中を押してくれた相方さんには本当に感謝しております。ほんと。

久しぶりにベースアンサンブルの練習へ

ほんと何年ぶり?

演奏活動を育児休暇して数年。で、昨年末くらいから弦楽アンサンブルではちょこちょこと弾きはじめていたわけですが、ひょんなところからお誘いを受けましてベールアンサンブルの練習に参加してきました。

弦楽アンサンブルだったら、まあ低音担当なのでヘ音記号の下のほうを弾いていればいいだけなのですが、ベールアンサンブルになるとそういうわけにはいきません。ハ音やト音も当たり前。えーと、久しぶり過ぎで全然初見できないんですけれど・・・

低音パートならまだぼちぼちと弾けましたが、高音パートはもうぼろぼろでした。音程云々以前に全然頭がついていかず、指も回らなくなっていますね。ブランクあるから仕方ないけどこれはひどい。ほんと失礼しました。

それこそサイレントベースでも買って練習再開しないとなあ、と思った今日この頃。

それはさておき。面白いな、と思ったのは、曲の雰囲気がわからなかった時に、iPhone取り出してYouTubeで検索して、音源を探す、っていう行為ができるようになったこと。こういうの数年前まではできなかったんですよね。事前に用意してiPodとかで音源を持ち歩いてないとできなかったし、その場合でもイヤフォンを回して聴いていたのに、今やiPhoneのスピーカーと3G回線で一発、ですよ。便利な世の中になったものです。

さてさて、こっちもそろそろがんばるぞ、と。(ブログのサブタイトルに「音楽」いれてるくらいですしね)

久しぶりに楽器を弾いた

ざっくりと2年ぶり、正確には1年10ヶ月ぶりに楽器を弾きました。

もっと言えば、夫婦で同じ場所で楽器を弾いたのは多分4年ぶりくらいだと思う。

別に子育てが一段落したわけではないけれど、ようやくちょっとはそういう時間が持てるようになったってことで。

楽器2台と家族全員が乗るようにってことで今の車を買ったわけですが、ようやく本領発揮。

久しぶりにケースを開けると、やっぱりものすごく懐かしい感じになりました。ゴメンね。全然弾いてなくて。やっぱり自分の楽器にはいろんな思いがつまってます。もうこいつとの付き合いも10年以上になってしまったしね。

左手の力は全然ないし、指先はふにゃふにゃで結構しんどかったけれど、それでもなんとなく指は回って、右手もそこそこ普通に動いたので、それはそれでびっくりしました。体は結構覚えているもんですね。

練習時間は1時間半でそれこそあっという間だったけれど、やっぱり音楽いいですね。

次回に向けて、ちょっと楽器のメンテナンスを考えないと。

「奥田一夫追悼演奏会」にいってきました

もう、あれから1年が経とうとしているんですね。はやいものです。

奥田一夫追悼演奏会

日時
2011年8月18日(木)19:00開演
場所
いずみホール
曲目
ブラームス 悲歌(コントラバス五重奏)
ラウバー コントラバス四重奏曲(コントラバス四重奏)
ツィーフ 祈り(コントラバス十重奏)
グリーグ 「ペール・ギュント」第一組曲 より オーゼの死(コントラバス十重奏)
モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調 より 第一楽章(弦楽合奏)
グノー 小交響曲 より 第一・二楽章(木管合奏)
バッハ 無伴奏チェロ組曲第六番 より 第一・二曲
シューベルト ピアノ五重奏曲「鱒」より 第四・五楽章
サン・サーンス 動物の謝肉祭 より 象(コントラバス大合奏←多分50-60人)

思えば、演奏会を聴きに来るのってどのくらいぶりでしょう?最後に弾いたのは2年前ですけれど、最後に聴いたのはもっともっと前のような気がします。そのくらい久しぶり。

で、いつの間にやら演奏会の日が近づいてしまったので当日券狙いで会場に向かいました。前日にチケットセンターに電話したところでは「当日券はほとんどでません」とのことで、案の定キャンセル待ち状態に。待ち番号32番ということではてさてどうなることやらと思っていましたが、僕自身を含めて、キャンセル待ちをしていたおそらく50人ほどのお客さんは全員入れたようです、よかったよかった。

全国から集まったバス弾きたちによる奥田御大への追悼演奏会。「これはオールスターやん!」って感じの演奏もありまして、奏者と聴衆の追悼の思いに満ちた演奏会でした。何度もうるっと来ました。

最後の「象」は圧巻でしたね。あれだけいると、会場中にベースの重低音があふれていました。

曲間にはいるMCで、いろんな思い出話などをされているうちに、僕自身も奥田先生との記憶をたどりながら演奏を聴かせてもらいました。

そもそも、奥田先生と始めてお会いしたのはもう14-5年前のこと(ベース関係のオフ会が福岡であってオフ会初参加でした)で、それからちょくちょくとベース関係のオフ会やらセミナーなどでご一緒(そういう意味ではかなりフットワーク軽かったな>自分)させていただきまして、なによりご自宅でレッスンをつけていただいたこともあるっていう今から考えればずいぶんと無茶なこともお願いしたなあ、と。

当然ながら聴衆もバス関係者多数で、終演後に奥田先生を偲びつつ飲みに行ったわけですが、久しぶりの音楽関係での飲み、いいですね。こういうの。iPhone所持率3割以下(多分スマートフォンとしても5割いってないくらいだった)で、ベースの話とオケの話で盛り上がりました。

ちょうど、そろそろ楽器を再開しようというところだったので、いい刺激になりました。久しぶりに楽器ケースを開けるにあたってテンション上がってきましたねえ。といっても、まず弓の毛替えとか、弦の張り替えもしないといけないなあ。そもそも全体のメンテもいるんじゃないかとか、課題はいろいろありますけどね。

演奏されたみなさま、スタッフのみなさま、いい演奏会をどうもありがとうございました。