コントラバス・アンサンブル「フレンズ」 in 京都 に行ってきました

大学時代の知人が主催して九州を中心に活動しているコントラバスアンサンブルが京都にやってきたので聴きに行ってきました。

曲目 フィッツェンハーゲン アヴェ・マリア
ブランビー 4つのコントラバスのための組曲
Chiharu Kato 4人のコントラバス奏者のための日本のうた
プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス
ルンズウィック 犬小屋の中のシュトラウス
マンシーニ ピンクパンサーのテーマ
大野雄二 ルパン三世
チック・コリア スペイン
オッフェンバック カンカン
恋するフォーチュンクッキー(アンコール)
日時 2016年11月18日(金)
場所 北文化会館

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みなさん九州から来られたのかと勝手に思っていたけれど、そんなことはなくて、半分以上は京都(関西)のメンバーでした。京芸の学生さんたちの若い演奏も熱かった。

ベース弾きにはおなじみのアンサンブル曲もたくさん、そして誰でも知ってるノリのいい曲もたくさん。

後半を聴いていると「あ、これ、上の子くらいは連れてきてもよかったのかもなあ」と思ったり。普通のクラシックの演奏会とは違うところをほかのお客さんも楽しんでいるようでした。(隣のおじいちゃんノリノリだった)

ちなみに自分は、前から3列目の真ん中の席を確保。ちょうどf字孔から直接音が飛んでくる感じで、低音を満喫しました。

10人以上のベースアンサンブルってそんなに聴いたことはなかった気もしますが、低音ばかりでごちゃごちゃっとしている感じはなくて、これはありなんだなあと思ったり。といってもそんなに人がそろうことはないんですけどねえ。(あと、もちろんアマチュア10人集まってもあんな演奏はできるはずもない)

そんなこんなで、自分自身は最近あまり楽器弾いていない気もしますが、楽しくベース三昧な時間を過ごせました。

関係者のみなさんおつかれさまでした。楽しい演奏会をありがとうございました。

大宮リリックアンサンブル 第2回演奏会でした

昨日の話ですが、2年ぶりの弦楽アンサンブル本番でした。

年2回とか、年1回で演奏会する団体は結構ありますが、ここはざっと2年に1回っていうゆるい感じで。

曲目 ヴィヴァルディ 「調和の霊感」より コンチェルトグロッソ ニ短調 op.3/11
エルガー 弦楽セレナーデ ホ短調 op.20
ヴィヴァルディ 「和声と創意への試み」より ヴァイオリン協奏曲「四季」 op.8/1-4
エルガー 愛の挨拶
Vnソロ 岡田 英治
場所 ムラマツリサイタルホール 新大阪
備考 弦楽アンサンブルは指揮

梅雨のまっただ中で当日も空は不安定でしたけれども、2年前の台風到来に比べれば全然大したことありません。心も余裕。

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今回もちょっとだけ指揮をさせてもらいましたが、前よりは曲作りからじっくりと取り組めた(弦セレはそれこそ2年近くかけて練習してきた)のでいろんな想いの詰まった演奏になったのではないかと。2楽章の極上のpp、うるうるしてました。

全曲演奏する機会なんて訪れない四季を演奏できたのは本当によかったです。もうなんていうか、ほんと、冬の終楽章は泣けた。

まあ、泣いてばかりいたわけではありませんが、楽しくいい演奏ができたのではないでしょうか。

たくさんの方にきていただきまして、いい演奏会だといっていただけたのはなによりでした。お子さまOKな演奏会(でないと、そもそもメンバーの子たちが聴けない)だったので普通のクラシックのコンサートよりはお子さま多めでしたが、みんなおとなしく聴いてくれていたようでほんとよかったです。こうやってこういう演奏会にもなれていってもらえればな、と。

子ども向けの曲解説も作りましたし。

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そんなこんなで、聴きにきていただいたみなさんありがとうございました。関係者のみなさんおつかれさまでした。

当日は運転手だったので、帰宅してからようやくビールを。めっさおいしかった。(楽譜は泣けた冬の終楽章)

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そうそう、一番のありがとうはいつも練習に付き合ってくれる子たちです。

今日の晩ご飯の会話「昨日はがんばったもんな、ありがとな」「え?なにが?」「演奏会やったやん」「あーそうか」そんなことをいってくれる子たちに感謝感謝。

そんなメンバーの子たちへのプレゼントにドーナツが配られました。

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余談(宣伝)ですが、相方さんの同級生のお店だそうな。

イクミママのどうぶつドーナツ

ゆるい団体なのでちょっと小休止ですが、次に向けてまたがんばっていきましょう。

大宮リリックアンサンブル 第2回演奏会のお知らせ

2ヶ月前ということで2年ぶりに弦楽アンサンブルの演奏会のお知らせです。

日時 2016年6月19日(日) 13:30開場 14:00開演
場所 ムラマツリサイタルホール 新大阪
曲目 ヴィヴァルディ 「調和の霊感」より コンチェルトグロッソ ニ短調 op.3/11
エルガー 弦楽セレナーデ ホ短調 op.20
ヴィヴァルディ 「和声と創意への試み」より ヴァイオリン協奏曲「四季」 op.8/1-4
Vnソロ 岡田 英治

詳しくは以下のチラシをごらんください。(このチラシのヴァイオリンも相方さんの作ったこの演奏会のためのオリジナルステンドグラスです)

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またホームページはこちらを。

大宮リリックアンサンブル

なんといっても四季です。全曲やります。

四季は冬がいいですね。冬の終楽章、太陽の光が差し込んでくるところなんかかなり泣けます。

泣けるといえば、エルガーの2楽章も泣けます。泣ける演奏会ですね。泣ける演奏をせねば。

さて、あの有名な四季がなんと無料で聴けて、しかも3歳以上入場可という演奏会ですが、整理券が必要(子どもも必要)なので楽器を弾くいとーけーを見に行ってやろうという方は是非お声掛けくださいませ。

今回は台風はさすがに来ないと思います。梅雨時ですが。来ないでね>台風

みなさん是非お越しください。

大阪市民管弦楽団第82回定期演奏会でした

連休真ん中の演奏会でした。

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曲目 シベリウス レミンカイネンの帰郷
ストラヴィンスキー 交響曲ハ調
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
指揮者 小田野 宏之
場所 ザ・シンフォニーホール

前回に引き続き「よくこんなプログラムやったよね」的な感じでしたけれども、悲愴は超メジャー曲ですしね。連休のまっただ中とはいえ結構たくさんのお客さんにきてもらえたようでよかったです。

前半は、、、まあ、生演奏っていろいろありますよね。これが生の醍醐味。個人的にはなんとかあの変拍子を乗り切れてよかったです。

悲愴は熱演だったのではないかと。冒頭も自分としては一番の出来でした。最後のコラールを聴きながらホールの天井見上げてうるっときました。でも、そんな想いにひたる暇もなく締めくくりの3連譜が続いたんですけれど、それも結構いい感じだったんじゃないですかね。

拍手が途中で起こることもなく、ほんと音が消えてからの静寂の瞬間はよかったねえ。

ビールもおいしくてよかったよかった。結構飲み過ぎたので、どうやって大阪駅で京都行きの最終電車に乗ったのかとかそのへん覚えてないのですけれど、無事に帰ってくることができました。帰巣本能ってすごい。

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聴きに来ていただいた方、どうもありがとうございました。関係者のみなさんお疲れさまでした。

大阪市民管弦楽団第82回定期演奏会のお知らせ

演奏会のお知らせです。あっという間にあと1月です。

日時 2015年9月20日(日) 13時開場 14時開演
場所 ザ・シンフォニーホール
曲目 シベリウス レミンカイネンの帰郷
ストラヴィンスキー 交響曲ハ調
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
指揮者 小田野 宏之

詳しくは以下のチラシをごらんください。

大阪市民管弦楽団チラシ最終ou

今回も大曲難曲ぞろいのプログラム。

レミンカイネンは是非こちらを一読されてから聞くといいかも(ってどんな話やねん!)

レンミンカイネン組曲 – Wikipedia

ストラヴィンスキーはほんと大変。聴くのと弾くのじゃ大違い。でもいい曲です。

チャイコは実はトラ以外で弾くのは初めてです。冒頭と最後のベースに心臓バクバクしてます。本番はこの緊張感を楽しめるとよいのですが。

世間は5連休ですけれども、芸術の秋ですし、一日くらいはクラシカルなコンサートに足を運んでみてもいいのではないでしょうか。

というわけで、チケット欲しいという方は、DMなりFacebookメッセージなりメールなり送ってくださいませ。

いつもコードばかり書いているわけじゃないですから!って感じで、みなさんぜひおこしくださいな。

一応注意事項:A席の「座席指定券と引き換え」っていうのは、入場時に座席を指定されるっていうことで、自由な場所に座れるっていうわけじゃないって言うことです。引き換え時に座席の希望ができるわけでもない(とはいえ、一応だいたい一般的によいとされる席順に埋まっていくはず)んで、座席指定をしていない航空券みたいなものだと思っていただければと。

大阪市民管弦楽団第81回定期演奏会でした

昨日片付けも終わって一段落。あ、昨日運んだ楽器が車の中にのったままだ・・・(雨が強すぎて、車から降ろすのがためらわれたので・・・

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曲目 フンバーティンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
ヒンデミット 交響曲「画家マチス」
シューベルト 交響曲第8番「ザ・グレート」
指揮者 松岡 究
場所 ザ・シンフォニーホール

なんていうか、ほんと「誰よこのプログラム考案したの」っていろんな人に言われたけれども(ええ、私が組み立てたんですけれども、それはそれとして)、なかなか演奏機会のない曲を存分に堪能させてもらいました。

マチスの神のコラールはホールにしっかりと響いたんじゃないかなあ。

グレートは、フルマラソンって感じで、こんなに弾き続ける体力と集中力勝負な曲も他にはないんじゃないかと思えるほどで、1楽章の頭で弓を持ち替え損ねて危ない場面もありましたけれども、なんとか終楽章まで持ちこたえ、まさにランナーズハイ的な気分で最後まで弾ききることができました。ふう。

ビールもおいしくてよかったよかった。

聴きに来ていただいた方、どうもありがとうございました。関係者のみなさんお疲れさまでした。

さてさて、次もがんばっていますかね

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石川滋コントラバスリサイタルにいってきました

記録をたどれば10年ぶりに石川さんのリサイタルに行ってきました。

曲目 J.S.バッハ プレリュード イ短調
鈴木鎮一 前奏曲と名古屋の子守歌
カタロニア民謡 鳥の歌
J.S.バッハ プレリュード ホ短調
シューベルト アルペジョーネ・ソナタ
ミシェック コントラバス・ソナタ第2番
ピアソラ ル・グラン・タンゴ
ピアソラ リベル・タンゴ
フォーレ 夢のあとに
日時 2015年4月15日(水)
場所 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール

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ダブルメインかっていうプログラムでしたけれども、おかげさまでおなかいっぱい堪能できました。休憩はさんで終わってみればほぼ2時間公演だったのでそれはそれですごいなあ、と。

いつもながらにベースのリサイタルはできるだけ前の席でかぶり付き。今回も最前列で聴かせて(見させて)いただきました。

そういや、シューベルトは最近妙に縁がありますね。いろんなシューベルト(曲も演奏も)がありますね。

ミシェックは全楽章弾いたことがある(弾けるわけじゃないけれどレッスンで使ってたし発表会でも何楽章かは弾いてる)はずなんだけれど、ほんとにこれ自分弾いてたのかなあ、と思いながらその演奏に見とれておりました。まあ弾いていたのももう10年以上前のことですけれど。

なんかとにかく右手すごかった。ジャーマンなんで自分とは持ち方違うけれど、それ関係なしに、弦に吸い付くような感じがすごかった。(もちろん左手はめちゃくちゃすごい)

久しぶりにソロ系の練習するのもいいかもなあ、とか(単純なのですぐ影響される)

大阪市民管弦楽団第81回定期演奏会のお知らせ

演奏会のお知らせです。今回は3月じゃなくて4月です。

日時 2015年4月19日(日) 13時開場 14時開演
場所 ザ・シンフォニーホール
曲目 フンバーティンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
ヒンデミット 交響曲「画家マチス」
シューベルト 交響曲第8番「ザ・グレート」
指揮者 松岡 究

詳しくは以下のチラシをクリックしてもらえればと。

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大曲難曲ぞろいのプログラム。

マチスは天上のコラールが届くとよいですね。

グレートはほんとにグレートすぎて大変です。体力もつかな。

というわけで、チケット欲しいという方は、DMなりFacebookメッセージなりメールなり送ってくださいませ。

いつもコードばかり書いているわけじゃないですから!って感じで、みなさんぜひおこしくださいな。

一応注意事項:A席の「座席指定券と引き換え」っていうのは、入場時に座席を指定されるっていうことで、自由な場所に座れるっていうわけじゃないって言うことです。引き換え時に座席の希望ができるわけでもない(とはいえ、一応だいたい一般的によいとされる席順に埋まっていくはず)んで、座席指定をしていない航空券みたいなものだと思っていただければと。

ちなみに、絶賛団員募集中ですので、関係者の方はぜひどうぞ。

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名張で第九を弾いてきました 2014

今年もそんなシーズンです。もう年末。そして第九。

曲目 フンバーティンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付」
指揮者 朝倉洋
日時 2014年12月14日(日)
場所 名張市青少年センターADSホール(三重)

本番前日に保育園の餅つきをがっつり手伝ったおかげで筋肉痛、、、の中なんとか弾ききってきました。4楽章の最終ページはほんとにやばかった。もっといい意味で力抜いて弾かないとね。

と、書いていて、去年のブログを読むと、

さて、前日の保育園餅つきで張り切ったせいで両腕筋肉痛とか、そういう情けない状態での本番。まあ、おかげで程よく手の力が抜けて、いい音でたかもしれません。

あれ?去年も同じ状況だったのに、言ってることが全然が違う・・・いやいや、去年の餅つきはちょろっとついた程度でしたけれど、今年は朝早くからしっかり手伝いましたからね、ということで(あとは歳のせいか?)

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まあそれはそれとして(ちなみに、今朝もまだ痛い・・・)

そんなこんなで、関係者のみなさんお疲れさまでした。いとー家のみなさんもご協力ありがとうございました。(本番終わって、帰ってきた父に「おつかれさま〜」という子どもたちに感謝感謝)

余談ですが、楽章間の拍手はともかく、マーチの前に拍手があるとちょっと動揺するよね。個人的に、不慣れなクラシックの演奏会で拍手をするオススメタイミングは指揮者が礼をした時かなあ。

大宮リリックアンサンブル 第1回演奏会でした

まさに嵐の演奏会。10月中旬に台風が直撃するなんて、誰が想像したでしょうか・・・

曲目 アンダーソン タイプライター/シンコペイテッドクロック
シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」
チャイコフスキー 弦楽のためのセレナーデ
アンダーソン Plink, Plank, Plunk
場所 遊音堂 2階Youホール
備考 アンダーソンは指揮

ゆっくりな台風だったので時間的にはなんとかなるんじゃないかと思ったものの、前日からまさかのJR運休宣言でびっくりしましたが、15時終演予定だしということでぎりぎり開催することにしました。

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そんな中ですがたくさんのお客さんにきていただき本当にありがとうございました。

さて、演奏はというと、はじまってしまえばいつもの演奏会以上にあっという間に過ぎ去ってしまった感じで。

タイプライターを弾くというめったにない経験、実家に眠っていたタイプライターも余生が送れてよかったかな。

で、まあ二度と弾かない(弾く機会がない)ですよ「ます」。夫婦の息が合っていたというコメントもいただきましたが、そこはまあさすがにというところでして、なによりたのしく演奏できたのでよかったです。4楽章のベースメロディーもばっちり弾けたしね。

チャイコもね。ほんと2年がかりの挑戦。自分で曲目紹介に「最後に1楽章冒頭の主題が再現されるところは本当に感無量です」と書いたんですが、それを思い出しながら最後のコーダを感慨深く迎えることができました。

完全に0からの手づくり演奏会でしたが、なんとか無事に終わることができました。うちの子たちも比較的おとなしく聴いていたようで、ほんとによくがんばってくれたなあ、と。子たちにはほんとにほんとに感謝感謝です。

惜しむらくは台風で打ち上げができなかったことですかね。打ち上げのやり直しを楽しみにしておきましょう(今、日程調整中)

関係者のみなさん、聴きにきてくださったみなさん、本当にありがとうございました。

あ、写真も全然撮る余裕なかったなあ・・・