花屋

 今日は花屋に花束を買いに行きました。と書くとなんだか小学生の日記みたいだな、とか思ってしまったりしたんですが、それはさておいて、買いに行ったわけです。演奏会あったし。そういや、こういうのも久しぶりだなあと思いつつも、いつもは注文するだけで、取りに行くのはまた別に時間であることが多いから、花束を作っている瞬間を見ながら待つのは初めてでした。
 いや、ほんとああいうのってすごいなあ、とか思ってしまいますね。たとえ、マニュアルのようなものが存在していて、その通りに花を選んで花束にしていようとしても、その配色や、手際のよさにかなり見とれておりました。
 花、というか植物自体が、部屋の中に存在しない生活もずいぶんと長く続いているような気がしますが、やっぱり、こういうものがあるのとないのとじゃあ、ずいぶんと違うよなあ、とかそんなことも考えつつ。
 ただ、気になったのは、そこにはってあった誕生花のポスター。いや、僕の誕生日、7月25日の誕生花がムギワラギクだっていうのはちっとも問題ではない(ちなみに花言葉は「永久に、永遠の記憶」)のですが、ぶらっとそのあたりをながめていますと・・・いやいや、誕生花が「トウガラシ」っていうのはどうなのよ。花っていう感じじゃないし・・・と1人で小さく突っ込んでみたり。(ちなみに10月12日で「旧友、雅味」)知らなきゃいいけど、知ってしまうとなんだか気になってしまうような・・・

雪景色

 でしたね。といっても、昨晩から降っていたようなのですが、昼過ぎに、家を出るときになって初めて、雪が降っていることと、積もっていることを知ったほどでした。なんか、天気もよさそうだったし、そこまで寒くもなかったから、雪なんて事を想像もしなかったんですよね。多分。ただ、たしかに天気予報では雪マークがでていたのは、見ていたはずなんですが・・・
 どうせ自転車のサドルにも雪が積もっていたりして、めんどいなあ、とかそういう思いもあったりして、そんなことより、雪の降る中をのんびり歩くのもいいもんだ、と、歩いてぶらぶら研究室に行ったり、練習したり。雪も降ったりやんだり。太陽も出てきたり隠れたり。なんとも不思議な感じではありましたけど、やっぱり雪の魅力(魔力か?)はすごいなあ、とか思ったり。たしかに、工事の音とか、いろんな騒音が日常的に耳に入ってはきている。だけど、なんだか雪が降っているおかげで、そういった音をすべて雪が吸収してしまっているかのような、そんな錯覚に陥るんです。もちろん、音はちゃんと聞こえているのにね。
 いくつか写真も撮りました。が、まだ雪も降ってるみたいで、明日もどうなってるか楽しみではあるから、ちょっと明日まで整理するのはまってましょう。今日も、枯れ木に咲いた雪の花、絶景でした。「季節を春だって言えば、桜でもいけるなあ・・・いやいや、桜はこんなに輝かないか・・・」という感じで。
 大好きなデュ・プレのバッハを聴きながら、当然傘なんかささずに、自分の上に積もるにまかせて、その静かな光景をしっかりと焼き付けておこうと、そんなことを無意識に考えながらも、帰途についたのでした。
 15日って言えば、成人の日で、お年玉付き年賀状の当選番号発表の日だったのに、どっちも15日じゃなくなってしまいましたねえ・・・

金縛り

 ってご存知ですか?あの、頭は起きていても、体はまだ眠っているから、意識だけは比較的はっきりしているのに、体がちっとも動かないとかいう例のやつ。いやあ、初めてかかってびっくりしました。というお話。
 そもそも寝不足のまま、昨日(といっても書いたのは今朝ですが)の「独り言」にもあったように、論文の訂正をずっと朝からやっていたんですが、まあ、その努力も報われて、なんとか昼までには終了し、ファイルをサーバにおいて教官にメールを送って一段落。で、そこで昼食なんて食べたら、当然眠くもなりますよね。というわけで、そのまま横になって、しばしの休息・・・だったわけですが、なんだかしっかりと夢まで見てしまいまして。よくあることですが、起きた瞬間はよく覚えているんだけど、今覚えていることといえば、二人ぐらいで会話していて、なんか僕が変なことを言ってしまったがために、急に後ろから押さえ込まれる、というもの。そう、押さえ込まれたんです。もっと正確に言えば、相手の手が僕の顔の左ほおの辺りにやって来て、そのまま頭ごと地面に押し付けられたというか、そういう感じ。で、当然そんなことをされれば、リアルな世界においては痛みがやってくるわけで、そういう意味では、痛みがやってきたので、これ夢じゃないやん、って。そこで、一応、少しなりとも意識ははっきりと。でもやっぱり、やっぱり頭を左側から押さえつけられている感覚は変わらず、だから、僕自身はなにがそう僕の頭を押さえつけているのかはまったくわからない状況だったわけです。というか、だいたい目も開けられなかったんですけどね。なんとか意識だけはあったような。実家だったら、アインとか、そんな原因もあったんですが、いやいや、ここは京都だし・・・ということは、強盗?それもありえんなあ・・・なんにしても、この頭を動かして、なんで、押さえつけられているのかを見ないことには・・・なんて事を考えながら、それこそ必死で頭を動かそうと試みたんですよ。そしたら、ふっと、体中の緊張も解けて、目は開けられるし、頭もなにごとも無かったかのように動きまして、そしてもちろん、部屋の中には僕以外の誰も、なにもいませんでした、と。そこでやっと、あ、「金縛り」ってやつかあ。。。これは今日の「独り言」のネタ決定!なんて思ったり。
 や、でも結構、焦りました。完全に起きてしまえば、なんということは無いんですがね。なにしろ夢とちゃんとつながってたからなあ・・・
 ちなみに、論文は、英文校正に向かいました。帰ってくるのははやくて23日とか。って、それって仮提出の前日なんですけど・・・戻ってこなかったら、今のままで出したらいいって言うんですが、ある意味戻ってきてもらっても、翌日までにすべての訂正をおこなうのは結構つらいかも・・・どうなることやら。

諸事情により

 こんな時間ですが、その諸事情による前にちょこっと研究室によって、今まで分の修論でも打ち出すか、と(ここ数日教官からの連絡も無かったので)思っていたのですが、いってみてびっくり。机の上に、教官の訂正や指示がどっさり入った、修論が・・・しかも、「連休明けに」っていうことは・・・同時にきていたメールを見れば、ちょうど行き違いだったようで、まあ、はちあわせなくてよかったとか。
 で、もうその「連休明け」なんで、今から必死です。昼までには、指示通りに終わらせておかねば。でもそれがすんだら、少しは楽になるかもねえ・・・

楽器演奏と指

 楽器を演奏する人にとって、手、というのは非常に大事なものですね。まあ、僕は弦楽器、あるいは鍵盤楽器しか弾いた事がないから、他の管とかの事情はわかりませんが。で、手というよりは、指、に限るとして、例えば、ピアノとかだったら、指に故障があるのはもう致命的。たしかに「左手のための~」なんてものあるけども、それこそ例外的ですから。
 弦楽器はもうちょっと気楽。右手はまだなんとかなるんですよ。指に支障があっても。たしかに細かいコントロールとか、pizzなんかが厳しかったりとか、そういうことはもちろんありまして、問題がないときよりは、出てくる音楽の質も落ちてくるでしょう。でも、まあ、練習だけするぶんには、可能ではありますしね、とか思ったり。
 不思議と、左手に事故があったことってあまりないですね。多分、記憶によれば。もちろん、力のいれすぎとかで、腱鞘炎?みたいな事になりかけたりしたことはありますが、いわばそれは楽器を弾くことによる弊害だから、別問題。右手はいくつかありますが、一番大きかったのは、火傷ですか。それも指先に。こんなの左手だったら1週間くらいは楽器が弾けなかったかもしれませんが、幸い右手だったので、pizzが全然できない、という以外は多少気を付けてあげればなんとか練習はできていた、と思います。
 やっぱり、これって、右利きだから、なのかな、とふと思ったり。どうしても、右手をメインに使う生活をしているから、事故も右手に起こりやすい。その意味では、楽器を弾くのに繊細な動きが要求される左手は事故には遭いにくい、とか。どうなんだろう?っていうか、そうなんでしょうねえ。
 ・・・と、なぜだか右手の指にだけできたしもやけ(この冬初めてだ)を見ながら考えてしまうのでした。
 えー、ちょっと、諸事情によりまして、明日の「独り言」は明日中には更新されない可能性大。あしからず。

久しぶりに暖かく

 そんな日でした。最近ずっと朝の冷え込みも結構半端じゃなかったように思うんですが、今日はそういう感じでもなくて、まあ、どっちかっていえば、すがすがしいような、そんな感じで。そのせいかはよくわからないけども、というか、そういえば三連休の始まりだからか?、近所をいかにも観光客っぽい人らがぶらぶらしているのに何件か遭遇したり。
 僕はといえば、論文書いて、ちょっと出かけて、プログラムを組んで、本を読んで、あ、料理もちゃんとしましたね。おいしいカボチャの煮物でした。いやいや、まあ、そういう感じで、いつもと変わらん生活をしているような・・・だいたいが、修論を書き始めてから、かなり曜日感覚を失っているような、そういう感じなんですが、平日でも午前中は家にいることが多くなったというのが一番の原因か。というか、在宅率はかなりあがりましたね。ほとんどの作業を家でしてるから。研究室に行くのは、例えばプリントアウトするときだけ、とかそういうの。
 そうそう、本っていえば、やっぱりずっと指輪物語なんですが、前回読んだ時、いかにいい加減だったかがよくわかるといいますか、「え、こんなのはじめて・・・」みたいなことがすでにたくさん・・・おいおい。でもやっぱり映画とはずいぶんと違ってるんですね。それほど気にはならないけども。それよりも、映画ではある程度主要な部分をうまくミックスさせてるんだなあ、と、そのミックス具合に感心感心、ですね。とはいえ、重要そうなエピソードが抜けていたりとか、そういうのはたくさん、ですが。だいたい、時間の経過の仕方が全然違うし・・・(原作では平気で、何時間とか、何ヶ月とか、何年とかいう時間が過ぎていってしまいますが、映画みてると、それこそ数週間の物語のようにも思えてきますからね)
 と、昨日はまだ入荷してなかったショスタコ全集をかけながら・・・

チクルス日和

 っていうか、まあ、チクルスっていうほどのものじゃないんですが。いやいや、そもそもチクルスの本来の意味からすると違うけども、ここでは、とりあえず、全曲を演奏、という意味で。正確には全曲の演奏を聴いているわけですが・・・と、ようするにBGMとしてかかっているクラシックのお話。前置き変。ま、いいか。
 ここ数日はずっとそんな感じですかね。CDプレーヤーの前に全曲版とかのボックスを置いて、ただひたすら順番にかけていく、というか。まあ、1枚終わるたびに炬燵からでて、CD棚で次のCDを探すのが面倒だから、とか、そういう噂も無きにしもあらずですけど、そういうことは一切気にはしないで。えー、なんだっけ、モーツァルトのピアノ協奏曲全集でしょ、ベートーヴェンのピアノトリオ・ヴァイオリンソナタ・チェロソナタ集(ほぼ全集)、ときて、今日は同じくベートーヴェンのピアノソナタ全集です。どれも10枚組みくらいだから、ざっと10時間くらいかけてれば終わるというもの。1日1セット、って考えると、なんとまあBGMには苦労しませんね。選曲の必要もないし。
 ほんとは今日あたりに、ショスタコの交響曲全集が入荷されるはずだったんですが、どうやら明日っぽい。まあ、それはそれで、まだベートーヴェンのピアノを聴き終わってないからちょうどいいんですが。
 余談ですが、EMIからでている全集物って、おそらくほとんどが紙ボックスでCDも紙の袋にはいっているという非常に簡単なもの。なんとなしに耐久性に問題を感じなくもないですが、省スペースという点ではかなりよろしい。うちにも3つくらいありますね。他にも紙ボックスはいくつかありますが。これってほんとにCDが大量に増えても場所をとらないので非常に助かってます。10枚組みとか12枚組みとかでも普通の3枚分くらいのスペースですからね。
 今朝からかかっているソナタ全集も残すところあと2枚。あと2枚ってことは・・・今日中には終わらないですか。まあ、それはどうでもいいことですが。やっぱり、「熱情」の2楽章はいいですね。「ワルトシュタイン」も大好き。

村上春樹気分と指輪物語気分

 昨日と同じような、列挙の題になってますけども、今日のはちゃんと意味ありで。
 村上春樹で読んでなかった長編、最後の1冊。実家で読もうと思っていたけど、実家じゃなくて兄上宅にあったので、取りに行くのが面倒でやめた最後の1冊。図書館にあれどもなかなか返却されなかった最後の1冊。すっかり、意識の中での占める割合も小さくなったころ、ふと、図書館で見てみると、なんとまあ、普通にそこにあるではないですか。欲しいときには見つからず、忘れかけたころに見つかる、なんてまあよくある話ですが。
 とりあえず借りました。借りるときは全然読む気はしてなかったけども、2週間もあれば余裕なんで。というか、その気になれば、1日でも意地で読んでしまうし。しかし、やっぱり、ページをめくってみても、ちっとも読む気分じゃなかったり。なんででしょね。
 今は、なんでか、すっかり指輪物語の世界にはまったか、な。前の活字中毒のさらに前頃に指輪物語はとりあえず全部読んだんですが、その時はそれほどに勢いがあったわけじゃなくて、なんとなし、という感じ。だいたい旧版で、字も小さかったし、文体はちょっと古かったし、というのもあったけど。で、活字中毒になって、あほみたいに読みふけっていたころは、やっぱり、指輪をもう一度ちゃんと読もう、とかそういう気分じゃなかったのに。今はその逆だから。村上春樹を読む気はしないけど、指輪物語を読む気は十分。まだまだ、最初ですけどねえ。やっぱり量が多いから、なかなか進まないし、中毒期のように一日中というわけにもいかないから。
 こういう気分ってほんとに不思議なもんだなあ、と思いつつも、最初の数ページだけ、なんとか目を通した、村上春樹の本を静かに閉じるのでした。やっぱ、指輪の続きを読もっと。(って、この調子では返却期限までには読めそうにないかも・・・)

基調講演とカレーとNHK

 まあ、いろんな情報サイトに詳しい話も載ってますから、僕が今さら書くことはなにもないんですが、ちょっとだけ、いくつか思ったことを林檎人の方に書いておきました。こんなに自分が興奮した基調講演は今までなかったかなあ、とか思ったり。やっぱりApple,とそのコミュニティってすごいや。あ、あと、見た人だけが分かるんですが、最後のCMはかなり絶品でした。(笑)
 寝たのは結局5時前だったけど、普通に(普段よりやや遅いけど)9時前に起きて活動してましたが。でも考えてみると、というかMLとか見てると、多くの人は寝ずに仕事に行ったようで、まあ、なんともなんとも。
 さて、今日は久しぶりにカレーを作りました。カレーを作るのは久しぶりだけど、自分でルーから作るのは初めて、ということで。前から、「次、作るときはルーから」と思っていたのが、今日になったわけです。しかし、やっぱり、奥が深いですよねえ。市販のルーがどういうもんなのかっていうのを改めて実感。いつか自分専用のカレールーができるといいんですが、というか、まずもっと香辛料のコレクションを増やさねばなりますまい。調味料もねえ。
 作りながらふと思った。インド料理って、お酒は何だろう?外食するときって、ヨーロッパ系のコースを食べたらワイン、日本料理なら日本酒、中華なら当然中国酒、とくるわけですが、インドとかそういうのは今までランチ程度しか経験が無いので、お酒ってなんだろう?と思ったわけですよ。インドのお酒ってどういうのですかね。というかカレー食べながらお酒飲んだりするんかな?謎は深まるばかりかな。
 あ、そうそう、今日またNHKのお兄さんがやってきました。最近なんだかずいぶんと向こうも用心深い、というか、テレビはほんとに無いので、「無いんですよ」としかいえないんですけどね。まあ、若干テレビ無しの生活が想像できないようで、奇異の目、という感じがしなくもなかったですけども。意外に気にならないものですよ。就職したら買いますが。DVDとか、LD、ビデオを見るためにはパソコンだけじゃあねえ・・・

七草粥

 予告通り、というか計画通り、今日は三食七草粥。もちろん全部玄米粥だったけど、お粥にしてしまえば、玄米っていう感じはほんとにまったくしなくなるような、そんな感じでしたよ。独特の粒々な食感もなかったし。なんで三食かっていえば、だって、市販の「七草粥セット」を買うと4人前とかになってるからねえ。あれもなんだか、ぼったくり、そのまんまで、買うのは非常に悔しい気分ですが(昔だったら、そこら辺に生えているような、そんなんばっかり?)、そういって去年は結局食べないままだったので、今年は、三食まるまるお粥にしてしまえば、そんなに割高感もしないかなあ、とかそういうことで。
 朝と昼は、昨日の晩にセットしておいた炊飯ジャーによるお粥。夜は、自分で土鍋で炊いてみました。水の量でなんとでもなる(最終的な水分の量に比例)から、これまたなんともですけどね。でもまあ、なんと言うか、懐かしい食感ではありました。久しく七草粥にはお目にかかっていなかったような・・・しかし、朝粥というのはなんとも贅沢感があっていいものです。
 「ちょこっと情報」にも書いてますけど、ざっと4時間後に、遠くアメリカの地でAppleの一番偉い人、ジョブズの講演があります。もちろんQTによるネット生中継もあり。しかも、ボランティアによる同時通訳もあるとか。(僕は、自分の勉強のためにも、英語だけにしておきますが)これはなんとしてでも聞かねば。いろいろ新製品の噂が飛び交ってますからね。どんなものがでてくるやら・・・だいたい初夢の件もありますし、ってあれは絶対正夢にはならないけども、もっと驚くようなものが発表されるんじゃないかって期待でいっぱいです。この期待を裏切られたことも何度かありますが・・・
 さて、仮眠しようかな、と思ったけど、やっぱりいろいろ作業しながら起きてましょう。論文書けっていう声も聞こえてきますし。(講演終わったら多分4時頃なんですよねえ)