大宮リリックアンサンブル 第7回演奏会でした

急にやってきた秋の気配のなか、無事に演奏会が終わりました。

曲目 芥川也寸志 弦楽のための三楽章
バッハ 管弦楽組曲第2番
バッハ 管弦楽組曲第3番より「アリア」(アンコール)
ブリテン シンプル・シンフォニー
バッハ 主よ、人の望みの喜びよ(アンコール)
場所 高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマテックホール

去年は9月頭でめちゃ暑かった記憶がありましたが、今年は秋の感じでよかった。

んで、今回のステンドグラスは猫三昧なビオラ。(メンバーの趣向なので、最近猫好き多めということでしょうか)

このホールも2回目なので、なんとなく勝手もわかってきたようなというところで、楽屋からロビーへの移動もスムーズにできるようになりました。

念願のトリプティークをはじめとして、バロックと20世紀を行き来するプログラム。気持ちの切り替えもそうですが、テンポ設定はいつになっても全然慣れないですね。ここは練習時も含めてずーっと課題になってるなあ。

練習から本番にもっていくところのマイルストーン的なやつ、ようやく自分の中で解決の糸口が見えたようなそんな気がしなくもなく、これは次への持ち越しですけれど、と。

とはいえ、本番は(もちろん個別にはいろいろあったみたいですが)いい演奏ができたんじゃないかと思っています。

トリプティークの変拍子もなんとか振り切れたし、フルートソロを真横というある意味特等席で聴けて本当に大満足でした。といっても、もちろんその音色を堪能している場合ではなかったですけどね。

バッハから休憩を挟んでのブリテン。フィナーレに向かって勢いよく駆け抜けられたかなあ。アンコールもそれぞれ好評だったようでなにより。

 

今回、初の電子チケット導入したんですが、受付のQRコード読み込みがwebアプリだからなのか、なかなかスムーズにいかないこともあって、このへん実際のところどうなんだろうとか、エンジニア視点で考えてしまった。

ネイティブアプリだともっと精度上がるのでは?同じなのかな。でもQRコードくらい普通にはもっと素早く読み取れそうなんですけどね。コード読み込みというよりその後の通信に時間がかかってる可能性もあるからどうなのかはわからないですが、とりあえず、次はQRコードリーダーを導入してみてもいいかもねとかそんなことを考えてみたり。

そんなこんなで無事に美味しいビールも飲めて満足でした。

関係者のみなさん、お手伝いいただいたみなさん、聴きに来てくれたみなさん、おつかれさまでした & ありがとうございました。

そしていつもながらに普段の練習時に留守番してくれたり、本番聴きに来てくれたり、打ち上げに付き合ってくれたり、そんな子たちには感謝感謝です。

次はまだ日程決まってないんですが、再挑戦の曲を含むこんなラインナップ。頑張っていきましょう!

京都市交響楽団 第704回定期演奏会を聴いてきました

石田(組長)さんのソロが聴きたくて。

第704回定期演奏会 – コンサートスケジュール詳細 | 京都市交響楽団

曲目 ファランク 交響曲 第3番 ト短調
リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
ドビュッシー ベルガマスク組曲より「月の光」
指揮 沖澤 のどか
Vn独奏 石田 泰尚
日時 2025年9月19日(金)
場所 京都コンサートホール

いつもまったく知らない曲がプログラムに入っているの、すごく楽しいです。京響さんさすがっす。

全然知らないといいつつも、予習していこうとApple Musicとかで検索すると結構音源出てきたりして、へえ〜ってなりますよね。19世紀、フランスの女性作曲家、ファランク。それだけ聞くとおしゃれなフランスものかと思ったら、全然違ってコテコテの王道ドイツ音楽。シューマンやブラームスっぽさあったなあ。古典よりのシューマン?みたいな感じで。

ちなみにすっかりおなじみのプレトーク。もうプレトークから聞きにいくのが当然みたいになってきましたが、指揮者から直接曲に対するその思いを教えてもらえるのっていいですね。

初挑戦のファランクが終わってからのおなじみシェエラザード(表記は「シェエラザード」だったけれど、沖澤さんのトークでは「シェヘラザード」でしたね。自分もなんとなく「ヘ」だなあ)。

そういや25年前くらいに弾いたことあるんだよなあ、と思いつつ、それでもなんとなく奏者としての記憶がよみがえってきたりして、印象深い名曲ってこういうことか。

そんなことはさておき、Vn 1st前寄りに京響コンマス全員集合のその布陣にここから始まるツアーへの意気込みを感じつつ、お目当ての組長ソロ。もう冒頭からそのうつくしい音色にメロメロですよ。

うねるような波の上に、弦楽器のうつくしいメロディーや管楽器の技巧的なソロが乗ってきて、至福のひと時。あっという間に時間は過ぎて鳴り止まない拍手。

アンコールもなるほどそういうパターンもあるのかとか思って、ここは奏者目線で参考にさせてもらおっと。

次は第九かな。プロオケの第九なんてそれこそ子どもの時以来じゃなかろうか。ちゃんとチケット確保せねば。

来年はプロコフィエフの交響曲全曲とか、カルミナとか、いろいろ周年記念の演奏会盛りだくさんみたいなので要チェックですね。

【速報!】京都市交響楽団 70 周年記念事業について | 京都市交響楽団

大宮リリックアンサンブル 第7回演奏会のお知らせ(2025年9月23日)

あっという間に本番まで1ヶ月となりまして、そんな弦楽アンサンブルの演奏会のご案内です。

日時 2025年9月23日(火祝) 13:30開場 14:00開演
場所 高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマテックホール
曲目 芥川也寸志 弦楽のための三楽章
バッハ 管弦楽組曲第2番
ブリテン シンプル・シンフォニー

チラシのステンドは今回もネコ成分多めでお届けしております。(メンバー持ち回りでデザインの希望を出してるんですが、ネコ好きが続いておりまして)

ホームページはこちら。

大宮リリックアンサンブル

今回から電子チケット導入しましたので、入場整理券はこちらから入手できます

大宮リリックアンサンブル第7回演奏会【大宮リリックアンサンブル】 | 高槻城公園芸術文化劇場 太陽ファルマテックホール

個人的には芥川也寸志生誕100周年企画第二段という感じで(第一段は5月の自オケ)、ほかにも管組での初のFlソロとの共演や、定番ブリテンを控えて、そろそろラストスパートですね、と。

私は今回も棒振りパートなので、本番はフワフワとしてるだけかもしれません。といいつつ、芥川の変拍子を間違いなく振り切れるのかという難所はありました。まあ、とにかくメンバーで作り上げた音楽がお届けできますように。

9月後半、少しは秋の気配が広がってるといいですけれど、芸術の秋ということで、未就学児童入場可能な演奏会ですしぜひぜひお越しくださいませ。

第52回京都市民管弦楽団「室内楽の集い」でした

前回に引き続き、自オケの団内アンサンブル発表会「室内楽の集い」に参加してきました。

作曲 曲目 編成
シューベルト 八重奏 ヘ長調 D803 より第2・3楽章 八重奏(Vn2/Va/Vc/Cb/Cl/Fg/Hr)

曲も前回に引き続きってことで同じ曲の別楽章。緩徐楽章とスケルツォという感じで。

同じシリーズなので前回よりは多少勝手知ったる、ってなれば、、、と思ったけれどどうだったでしょうか。

というか、本番はいろいろ生ものなのでいい意味で「そうくるか〜、じゃこっちはこういきますよ〜」みたいなパスのやりとりがおもしろかった。まあ実際はめっちゃドキドキしながらパスを回すんですけれど。

指揮者いないアンサンブルは自分たちで全部ってなるから、ある意味分散型ってことかな。なんとなく。

出番がわりかし前半だったので、残りはのんびりと聴かせてもらいました。プログラム上で17曲目あるのに作曲家かぶりが2組だけってバラエティに富みすぎでしょ。それもある意味王道のモーツァルトと、自分もやったシューベルトだけだし。

ベースソロでも弾かれるような曲がいくつかありまして、耳がすっかりそっちに馴染んでしまっているから原曲で弾かれると「音たかっ!」ってなってしまって、ベースあるあるでした。

そんなこんなで関係者のみなさまお疲れさまでした。会のとりまとめ、いつもありがとうございます。

自分もこういう場にもっと積極的に出たらもっと練習するのかな、とか思ったけれど、翌日普通にオケの個人練してて、まあ今くらいがちょうどいいかってなった今日この頃でしたw

京都市交響楽団 第702回定期演奏会を聴いてきました

先月から連続ですが、今回は高関さんのマーラー目当てで。

第702回定期演奏会 – コンサートスケジュール詳細 | 京都市交響楽団

曲目 カーゲル ティンパニとオーケストラのための協奏曲
マーラー 交響曲 第5番 嬰ハ短調
指揮 高関 健
Timp独奏 中山 航介
日時 2025年7月18日(金)
場所 京都コンサートホール

前回定期もそうでしたが、現代曲というか普段縁のないような曲をやってもらえるのはいいですね。名曲コンサートも確かにいいけれど、こういう新しい出会いのある演奏会はワクワクします。

ティパニコンチェルト、たまにネットで話題になる例のやつです。最後にティパニに頭を突っ込む例の。

動画も出てたから一応予習していったけれど、動画だとどうしてもずーっとティンパニしか映っていなかったからオケがどういう感じなのかほとんど頭に入ってこなかったんですが、生で聴くとそのオケ部分も堪能できてこれが「生の威力か」なんて思ってました。最後まで目の離せない演奏、そして例の皮を突き破るところもいい音しててよかった。

そこから、休憩はさんでのマーラー。今度自分のところでも同じ曲をやるので、ということで、自オケ関係者がたくさん聴きに来ているようでしたが、ほんと名演だったなあ。これが自分たちの演奏に生かされるかどうかはさておき、冷静に最後までっていうのはアマチュア難しいよねえ、とあらかじめ自分に言い訳をしてしまう。

冒頭のTpからわくわくがとまらないわけですけれども、終楽章の最後はほんと盛り上がってグッときますね。プレトークによれば終楽章は一度も短調にならないっぽいですが、なるほどそれは確かに気分アガリますわ。

開演30分前からのプレトーク。指揮者による曲紹介という感じですが、聴きどころとか小ネタとかあって、時間に余裕があるなら今後もこの時間には会場入りしておきたいかも。スコアの版の話もしていて、なんやかんやでやっぱり今は2002年版がベースってことかな。ブライトコプフの新しい版がでてるの知らんかった(ほぼ変わらないそうですが)

そういえば、多分ティンパニコンチェルトの都合と思うのですが、京コンにしては(私が知らないだけかもですが)めずらしくひな壇をほとんど上げずにベースも全部ベタだったような。それでも低音しっかり支えてましたけれど。

前半後半ともに拍手の鳴り止まないいい演奏会でした。次は9月のシェエラザード、コンマス石田さん(組長)のソロ、楽しみですね。

京都市交響楽団 第701回定期演奏会を聴いてきました

たまには京響聴いてみるのもいいんじゃない?って家族にオススメされまして、それならせっかくだしっていきおいでセレクトセット会員になって、その最初の演奏会にいってきました。

あまり覚えてないけど、もしかしたら京響の定期を聴くのは初めてです。京都に来てもう20年以上この地で音楽を趣味にしてたのにね。そして当然沖澤さんも初体験。

とくにかくまずは沖澤さんの演奏会に行きたかったから、というのもあって、曲目気にせずに予約したわけですけれど、これがまたおもしろい演奏会でした。

第701回定期演奏会 – コンサートスケジュール詳細 | 京都市交響楽団

曲目 G.レンツ ヴァイオリン協奏曲「…to beam in distant heavens…」 (日本初演)
タイユフェール 小組曲
ラヴェル 組曲「マ・メール・ロワ」
デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
指揮 沖澤 のどか
Vn独奏 アラベラ・美歩・シュタインバッハー
日時 2025年6月20日(金)
場所 京都コンサートホール

金曜日の回にいったのでほんとに日本初演。これを書いているのは土曜日だしもうネタバレOKですよね。

まず演奏前の第一印象としては、スコアでか!どのくらいやろ?A3とかB2くらいのサイズでは?めくるのも大変そうだった。と思ったら、休憩中に指揮台から板(スコアが置いてあった部分)を取り外していて、そこ大きく拡張できるようになってたんかーと(これは文字では説明難しい)

事前情報として得ていたお箸とハンマーはちゃんとわかったんだけれど、ワインボトルはわからなかったの残念。あと、絶対後ろから音が聞こえると思いつつ振り返れなかったけど、カーテンコールで後ろにも拍手を送っていたのでおそらく3階席後部から演奏(Vnのバンダ)してたのかな、と。

なにしろ約40分、楽章の切れ間無しのコンチェルト。なによりソリストの集中力さすがっす。こっちもいろんな表現に意識を集中させながら、40分って感じなかったなあ。

休憩中に、舞台上の大引越。こういうの、アマオケの本番では大変そう、とかそういう視点で見てしまう。なんなら、後半のプログラムでも、曲間でセッティング切り替えてたし。

後半はフランスもの三昧。といってもわりと近代の作品メインで、なんならデュカスが一番古くてこれだけ19世紀の曲なのよね、って感じ。どれも浮遊感あって、おしゃれでしたねえ。魔法使いは派手で満足。

次は高関さんのマーラーを確保してますし、そのあとはまた沖澤さんのシェヘラザートかなあ。

会社で会員になって、名前掲載OKにしたので、なんとなく宣伝っぽい。

いつもステージ上にいることのほうが多いから、客席で聴くのは新鮮。なんなら、車で行くことが多くて、地下鉄北山駅からホールに向かうのにこんなだっけ?みたいな違和感あるくらいで。

そうそう、アマオケ視点でいうと、QRコードでのチケット認証、なるほどここでは専用の機械(QRコードリーダー)というよりはiPadをいい感じ(カメラ下向きで台の上において、お客さんがその台の下にQRコード上向きで差し込む)に配置してるんですね、とかそんなこと思ってました。

地元のプロオケ、今さらながらにもっと応援していきたいですね。

京都市民管弦楽団第111回定期演奏会でした

暑かったり肌寒かったり雨が降ったり、そんな5月の後半、さいわい天気はなんとか持ち直して演奏会も無事におわりました。

曲目 芥川 交響管弦楽のための音楽
シューマン 交響曲第3番「ライン」
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」
シューマン(サン=サーンス編曲) 「夕べの歌」
指揮者 中田 延亮
場所 京都コンサートホール

なんといってもオルガンですからね、と。

あと、偶然、開場直前にステージに行ったら空だったので。

まあ何度となくいろんな人が口にしていましたが「なぜこんな大変プログラムになったのか」と、まあそうはいっても最終的にはお腹いっぱいな音楽をお届けできたんじゃないかなあと思ったりするわけです。

一応なんとか最後まで走りきることができましたし、それはめでたし。

とはいえ、細かくはいろいろやらかしてしまったり、集中力を維持し続けるのは大変だなあ、というところですが(なんなら、アンコールはあの短さで数えるの忘れかけて危なかった)、次はもっと大変だからなあ。。。

とにかく、ステージでオルガンを全身で感じることができたのでそれで満足ってことで。

おいしいお酒も飲めました。

普段の練習ではいつも録音しており、打ち上げでもその話になったんですが、この半年でマイクがパワーアップしてまして、ホールの練習録音とかかなりいい感じで満足。

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関係者のみなさんおつかれさまでした。いつも協力してくれて聴きにも来てくれる家族には感謝感謝。

次はこんな感じで、スコアもさることながら課題図書(評伝)も今日から読み始め。

演奏会のお知らせ : 京都市民管弦楽団第111回定期演奏会(2025.5.25)

土日合わせて10時間近い集中練習を乗り越えたところで、気がつけばもうあと一月ちょっと?(5週間前)になりまして、所属オケの演奏会のお知らせです。(最近お知らせのタイミングが本番1月前くらいになってきたなあ)

日時 2025年5月25日(日) 13時開場 14時開演
場所 京都コンサートホール
曲目 芥川 交響管弦楽のための音楽
シューマン 交響曲第3番「ライン」
サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」
指揮者 中田 延亮

各所で話題になるんですが、なんでこんなプログラムなったのか、といわれれば、投票していったら結果的に、、、としか。。。

ダブルシンフォニー、トリプルメイン?みたいな言われ方もしておりますが、それはさておき。

京都市民管弦楽団

今年、何度も言ってますけれど、芥川先生生誕100年ですよ。もっと自国の作曲家は演奏されてもいいと思うんですけどね、というわけで(個人的に)企画第一段ということで。

どの曲も演奏経験ありなんですが、というか、芥川とサン=サーンスは京都市民管でお手伝い経験ありなんですが、自分がトップで弾くとまた全然雰囲気違いますよね。なにしろ、サン=サーンスはちゃんと拍を数えられないところからスタートですからねえ(少なくとも自分は聞き覚えでは無理だ〜)

で、なによりも、ほんとに体力勝負。シューマン、休み少なすぎない?ほとんど弾きっぱなしなんだけど、なんでそんなことを・・・曲の激しそうなサン=サーンスのほうが休み多いっていう現実。どっちにしてもヘトヘトだし、なぜこれを同じ日に演奏しようと・・・といってもあれなので、せっかくですし、お客さんにはお腹いっぱいになって帰ってもらえるように体力付けて望みたい所存です。

ちなみに、今回の参考書籍たち。サン=サーンスはそのものっていうのは見つからなかったんですが、それっぽい文献にいくつか目は通せたかなあ。

「日本の作曲家 芥川也寸志」を読みました – いとーけーのページ(2024.10.29)

「ぷれりゅうど」を読みました – いとーけーのページ(2025.3.25)

「シューマン (作曲家・人と作品シリーズ)」を読みました – いとーけーのページ(2024.12.5)

そういうわけで、手元にチケット何枚かありますので、たまにはいとーけーの演奏姿でもみてやるかっていう人は是非お声がけくださいませ。

初夏の京都の観光がてらにちょっと北のほうまで足を伸ばしてみてくださいな。

第51回京都市民管弦楽団「室内楽の集い」でした

自オケの団内アンサンブル発表会「室内楽の集い」にちょっとひさしぶりに参加してきました。

作曲 曲目 編成
シューベルト 八重奏 ヘ長調 D803 より第4・5楽章 八重奏(Vn2/Va/Vc/Cb/Cl/Fg/Hr)

前回が初参加で48回だったようなのでもうあれから1年半くらいたってることになりますね。

ベース一人っていう体験がものすごくひさしぶりなのでは?あれ、いつ以来?思い出せないくらい。ぱっと思いつきで、同じシューベルトの「鱒」までさかのぼってしまいますね(10年くらい前だ)。

それはさておき、いつも小編成といっても指揮者ありの弦楽アンサンブル(しかも弾かないことが多い)なので、練習期間はそんなにはなかったですけれど、勉強になりました。シューベルト節堪能しましたよ。というかほんと鱒に似てるよねえ、と。

本番の演奏番が最後だったこともあって、最初から直前の団体までをずーっと聞いていたんですが、やっぱこういう小ぶりなアンサンブルもいいですね(個人的には、ブラスアンサンブルがいつもお気に入りです)。オケも弦楽くらいの規模もいいけど。まあ、ベースにはあまり縁のない話ですし、自分から率先してというほどの意気込みもないですが。

なんにしてももっと練習しないとなあと思った今日この頃。弾く時間を確保できていなくてすいません。

あと、みんながいっぱい録音してて、録音機材に興味津々だった。みなさん専用機材なんだなあ。今日はなにもしていないけれど、普段の録音機材的にスマホ+マイクは自分くらいか。なんかスマホ母艦のほうがいろいろ汎用性ありそうなんだけれど、そのへんはいろいろ好みもあるかあ、とか。今の環境もう一歩グレードアップしてもいいかもねえ、どうかねえ。

あ、話がそれてきましたが、なんにしても関係者のみなさまお疲れさまでした。会のとりまとめ、いつもありがとうございます。

京都市民管弦楽団第110回定期演奏会でした

急に秋っぽくなって、肌寒い秋晴れの日曜日、本番が無事におわりました。

曲目 スメタナ 連作交響詩「我が祖国」より
     ヴィシェフラド、モルダウ、シャールカ
ドヴォルザーク 交響曲第7番
ブラームス ハンガリー舞曲第6番(アンコール)
指揮者 茂木 大輔
場所 京都コンサートホール
備考 全曲トップ

(いい感じのリハ写真撮るの忘れてた・・・)

どの曲もコントラバスがめちゃくちゃ目立つということはないのだけれど、常に縁の下の力持ちで、といった感じですね。特にスメタナは弾きっぱなしのところも多くて体力的問題が・・・というかかなりペース配分気にしながら弾いてました。

ペース配分という意味では、全体的に落ち着いて演奏できたんじゃないかと思いつつ、たまに目が合った指揮者からOKサインもらったりして顔に出さないようにニヤニヤしてしまうところも。こういうのは本番の醍醐味。

ちなみにチェコプログラムで最後にいきなりブラームスなのはハンガリーつながりとドヴォルザークがニ短調(最後はニ長調でおわる)でブラームスがニ長調という調性つながりでした。

終演後のカーテンコールで、ベースの位置まで握手に来ていただけたのはびっくりで嬉しかったです。よくあるパターンは遠隔握手的なものが多いので。

茂木先生(自分らの世代的にはほんと書籍やらメディアやらで有名人)のおかげもあって、お客さんもたくさん入ったようですし、ほんとに以前の雰囲気に戻ってきたかなあという印象。

おいしいお酒も飲めましたし、関係者のみなさんおつかれさまでした。いつも協力してくれてる家族にも感謝感謝。

次回は、といいつつまだスコアがこれしかないや。

参考図書は・・・って、茂木先生のはフライングゲットというやつですね。サイン入り。