映画「おばけ」を観てきました

ようやく観ることができました。中尾広道監督の「おばけ」。自主制作映画のコンペティションPFFにおける2019年のプランプリ受賞作品。

第41回PFFグランプリは中尾広道監督の『おばけ』! 一生自主映画宣言!? | ぴあエンタメ情報

社会情勢もあったかと思うのですが、なかなか上映される機会が少なくて、関西にこ〜いと思っていたのがようやく。

11月19日、中尾広道監督『おばけ』上映会のお知らせ‼|インフォメーション|新着情報|おもちゃ映画ミュージアム

先に書いておくと、監督は同い年の従兄弟でして、それこそ小学校のころとかは祖父母の家や彼の家で夏休みのたびに遊びまくっていた覚えが。そんなわけで、今回の上映の案内も直接いただいたんですけれど、予約の受付が始まったと思ったらあっという間に満席になっていたようで、マジか・・・と思いつつ、キャンセル待ち希望で会場に連絡して待つことしばし・・・上映数日前にキャンセルがでたという連絡がありましてぎりぎりセーフで会場に足を運ぶことができました。

上映会場に置かれていた映画で実際使われていた小道具たち。

60分の本編はあっという間。えーと、私はこの想いを正確に表現できる言葉を知らないです。でもぐっときた。ありていにいうとものすごいいい作品でした。これが「オンリーワン」ってことか。

曰く、諸事情により本作の上映は今回で一段落(しばらく予定はない)とのことですが、ほんと観られてよかった。でももっといろんな人にも観て欲しいなという気持ちもあって、そこらへんは複雑。

せっかくなので予告編っぽいのだけ貼っておきます。

WUBAROSIERMASCHINE | Hiromichi Nakao

上映後にちょっとしたトークもあって制作の裏話もちょっと聞けたし、トーク後には本人とひさしぶりに話もできたし、物販でサントラ買っちゃいました。

こころリフレッシュできたし、自分も(ジャンルも何もかも全然違うけど)いいもの作れるようにがんばらなあかんなあ。

「ONE PIECE FILE RED」を観てきました

夏の映画ってことで。

『ONE PIECE FILM RED』公式サイト

25周年なんですねえ。さすがに連載開始当初からの読者っていうわけじゃなくて、単行本の最初数巻は後追いで買った気がしますが、それでも24年くらいはずーっと、単行本を発売直後に買い続けているなあ、と。

まあ、そんな状態でも、劇場版を映画館で観るのはこれが初めてだったんですけどね。

というわけで、もう、ウタの歌のオンパレードです。ほぼMVやん。まんまといえばそうですが、ライブ映像の編集版を見てるみたいな、そんな感じで、この歌の部分だけの映像かとか欲しいなとか。映画館の音響で堪能できてよかった。

最近、声優と歌パートは別の人が担当されることが多くて、それがまた歌そのもののクオリティ高くて良いですよねえ(パリピ孔明もよかったな〜

ちなみに、本作を見るにあたって、原作をほとんど知らない人にどんな予習をしていったらよいか、みたいなのを探っていたんですけれど、1巻とかシャンクスのでそうな巻とか、大将がでそうな巻とか、その辺をベースに、、、としていたんですが、実物を観た感想。第一声。

「これ、全部読めるなら全部読んでからのほうがいいやつや」

もちろん、原作読んでなくても楽しめると思うんですが、細かいネタまで楽しむならね。最新の103巻までじっくり読んでから観るのが超オススメですね。

長寿な原作っていうのもあって、いろんな世代でも楽しめると思いますし、夏休みのお出かけ映画としてどうぞ〜

あ、ちっこい動物たち(?)かわいかったですね〜

「ハロウィンの花嫁」を観てきました

GW後半のメインイベント?ってことで、毎年恒例の名探偵コナンの劇場版を父子3人で観にいってきました。(ふと思ったけれど、この「父子3人」っていうのはいつまで続くんかな)

劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』

なんの規制も出ていないGWの映画館、なんかすごい人がいた。昼過ぎの回だったので、先に予約チケットを発券してから、お昼を食べに行ったわけですが、戻ってきたらチケットブースに長蛇の列で、先に行っておいてよかったわ〜

とりあえず、安室さん跳びすぎ。予告編のシーンがいろいろつながって一安心。

警察学校時代の話がちょいちょい出てくるから、一通りそのあたりの知識もあったほうが楽しめるかも。(そのせいで、本編にも出てくる登場人物がいつもより多めな印象

「花嫁」ですし、ラブコメ的要素でたまにほっこりしたりしたけれど、それ以外はあっという間だったなあ。

「シン・ウルトラマン」も気になるし、「すずめの戸締まり」は秋が待ち遠しいなあ。その前に「バブル」はネトフリだし、観るものたくさんあるわ〜

「地球外少年少女」を観ました

Netflixで配信中の新作アニメ、今なら劇場で前編が公開中。

オリジナルアニメ「地球外少年少女」公式サイト

監督の過去作「電脳コイル」ですが、実は観たのはここ最近のことで(というパターンがわりとたくさんありますが、なにせ2000年頃〜最近までこういったアニメ作品からは完全に遠ざかっていたので)、いやあ15年前にこんなアニメが(しかもNHKで)放送されていたなんて、と遅ればせながら衝撃を受けたものです。

電脳コイル|磯光雄監督作品

というわけで、今回のも公開を楽しみに待っていました。

月並みですがとにかくおもしろかった。

登場人物はみんないいキャラしてるし(そして誰も憎めない、のはそういえばコイルもそうだったかも)、AI、宇宙、デバイス、SNS、ハッカー、などなどを絶妙なバランスで組み合わせたら、っていう感じかな。スマート欲しい。AIドローンもいいなあ。

AIと宗教のくだりは個人的には妙な納得感が。それを肯定するわけではありませんけれど、そういう考え方もありそうだなあ、と。あと「みなみなみ〜な」がめっちゃ頭に残ってるんですけれどw

コイルっぽい描写もあって、そこはニヤニヤしながら。「ネットの噂によると」とかね。

今から劇場に行くもよし、Netflixで一気観(30分6話なので観やすい長さ)するのもよし、みなさんも是非どうぞ。とりあえず、2週目いくか。

「劇場版 呪術廻戦 0」を観てきました

時系列が若干前後してますけれども、去年末の大晦日に子たちと観に行ってきました。

『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイト

実際問題として、ほとんど話を知らなかったのです。なんか指を食べてとか、パンダがいて(いまだにらんまのパンダと間違いそうになる)とか、そういう程度の認識で。ただ、これは単行本の前日譚ってことと、そしてちょうど電子版が8巻まで無料配信ってなっていたので、それを読んで予備知識つけて向かいました。

「呪術廻戦」8巻まで無料配信 各電子書籍販売サイトで期間限定 – ITmedia NEWS(1/6までっぽいです)

で、8巻までの知識で十分楽しめたし、いや、むしろ本編よりこっちのキャラが主役の方が好きかも・・・とか思ってしまった。おっこつさーん。(どちらかといえば、まき先輩推しですが)

すごいシンジくんっぽいキャラよね、と思ったら、まさにシンジくんの声優やったし、そういう楽しみ方もよいですね。

余談だけど鬼滅はPG12だったのに、こっちはGなのね、って思った。異形のものは大丈夫なのか。

これを観た勢いで、寝正月の間に本編のアニメシリーズも1シーズン分くらいを一気観してしまいましたが、映画の続きがちょうどアニメにつながっているから、勝手にいろいろと話がリンクしたし。続き気になるよねえ。アニメはずっと続くのかなあ、どうなのかなあ。

冬休みの息抜きにちょうどよい感じでした。

「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」をみてきました

ネトフリで公開中の「攻殻機動隊 SAC_2045」、このシーズン1を再構成した劇場版を観てきました。

『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』

内容的には上述のようにネトフリの再構成 + α。つまりほぼ知ってる(観たことがある)話なんですが、それはそれとして、映画館で少佐の活躍を観たかったんですよ。あとアクションシーンはやっぱり迫力のある環境でね、と。

さて本編はというと、へえ、こういうふうに構成し直したのかあ、、、っていう感じでしたが、これは完全に元のシーズン1をみてないとおいてきぼり感ありましたね。まあ、2週間限定の公開なので、ファンしか行かないわな。(ちなみに、平日昼間にいってきたけれど、10人以上はお客さんいた気がする)

目的である少佐の活躍も、派手なシーンを大迫力でっていうのも達成できたので大満足。

先日、ちょうどシーズン2の発表もあったところですし、続きが楽しみですね。

『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2 Netflixにて2022年全世界独占配信!! | 攻殻機動隊 SAC_2045 公式サイト

そうか、2022年ってまだ先かと思っていたけれど、今年ってもうあと50日もないのか・・・まじか

映画自体はあと1週間くらいで終わりなので、観たい方ははやめにどうぞ。


ここのところ家族と映画に行くことが多いので、むしろ家族に興味がない作品は観にいけない、、、という気もしていたけれど、逆に自分しか楽しめないなら、自分だけでいけばいいじゃないかという割り切りも出てきたので、そんな感じで平日に1人で行ってきました。これはこれで誰にも気を使わずに(隣に座る家族が楽しめてるかな?とか思わずに)いい面もありますね。感想言い合ったりできないけど。

「竜とそばかすの姫」を観てきました

一昨日から公開された夏休み映画、下の子と早速観に行ってきました。

「竜とそばかすの姫」公式サイト

上の子は最近ついてきてくれなくなった気がするのはさておき、ここ数ヶ月毎月1回くらい映画行ってるから、自分的にはすごいですね。全部アニメだけど、それだけたくさん作品がでてるんだなあ。

例によってあまり本編に関係ない話をすると、ネット怖い、あと、ほんまクジラ好きよね。まあ、ネットは怖いけど、そこがまた生きる場所でもあるのよね、という気もしているし、そこらへんは人それぞれってことで。

自分のアバターを自動生成されて、人型じゃなかったらきっとへこむだろうなあ、とか思ってしまった。

いろんな制限解除されたところだから、映画館もほぼ満席だったし、こんなに人がいる客席を見たのはそれこそここ数ヶ月では初めてだったかも。

ここ数週間、地上波で過去作品もざーっとみてたんですが(結果的に全部観たことあるはず)、どうしても自分は親目線になっちゃうけども、多分世代ごとにいろいろ印象変わるんだろうな。その意味ではいろんな世代の人でも楽しめるってことかな。

そんなこんなで公開されたばかりですが、みなさんも是非どうぞ。パンフは配役的に重要なネタバレあるから要注意ですよ。

「シドニアの騎士 あいつむぐほし」を観てきました

ひょんなことから一人の時間ができたので、一人でしかいけない(ほかの誰も興味がない)なあと思っていた映画を観に行ってきました

映画『シドニアの騎士 あいつむぐほし』

といいましてもまずですね、この映画、いろいろ延期されて6/4に公開されたところなんですが、もうすでに近場で上映されている映画館がほとんど無いのです・・・夏休み向けの映画がスタートするからか、ここ数日前に上映終了したところが結構あるんですよね。そんなこんなで、のんびり構えているうちに劇場でみることができなくなってしまいそうなことが判明して、このチャンスにとあわてていってきました。

実は、このシドニアの騎士、作品自体を知ったのはごく最近(今年にはいってから)のことで、配信でアニメシリーズを観て、このあとどうなるの?と原作コミックを買い、そしたらなんと劇場版が公開されるっていう話じゃないですか!というわけでかなり短い期間に全作品を駆け抜けた感じです。それだけ引き込まれたわけですね。

アニメシリーズ後の話を完結までもっていくという劇場版、全ストーリーの3分の1くらいを2時間に圧縮しているわけで、どうなるのかなあ、と思っていたら、すごくいい感じにまとまってました。もちろん省略されたエピソードはたくさんありますが、そんな中でも、このエピソードは差し込まれたのかとちょっとニヤニヤしながら。

なんにしても「身長差だってたったの15mだ」はパワーワードだなあと、改めて。

あと、劇中歌最高やった。ベタな演出かもしれないですがああいうのは鳥肌たちますねえ。

原作ありの完結編っていうのもあって、個人的には(いつだってブログは個人的ですが)ここ最近見た映画の中では一番満足度高かったなあ〜

いつか、イザナと長閑の話とかみられたらいいなあ。

「緋色の弾丸」を観てきました

1年越しに、名探偵コナン劇場版「緋色の弾丸」を父子三人で観てきました。

劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』

ほんとはGWあたりに観に行きたかったのですけれどもね。緊急事態宣言で映画館があいてなくて。ようやく営業再開されたので。

いつも予約していくんですが、今は当日分しか予約できず、念のためと思って日付変わった瞬間に予約。でもそんなにはりきらなくでも全然大丈夫でした。朝一の時間帯だったけれど、10〜15人くらいだったかな。普通に近所のスーパーに行くより全然密じゃない。

赤井さんがかっこいいのはもちろんのこと、秀吉もいい味出してた(そういや、赤井さんは「さん」ってつけちゃうね。哀ちゃんに「ちゃん」つけるのと一緒か)

下の子の影響で最近声優もちょっと気にするようになってきたけれど、そういう視点で観るのもおもろいですね。(メアリーは田中敦子さん=「少佐」なのか!とか

次は、夏かな。そばかす姫観たいな。

そういや、もう「子に付きあって観にいった」的なことを書かなくなってきたなあ・・・

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観てきました

ちょっと遅ればせながら観てきました。今回は下の子と2人で見に行く予定だったんですが、おたがいの予定がなかなか合わず、、、という感じで。

シン・エヴァンゲリオン劇場版

記憶というのは適当なもので、自分が最初にエヴァにあったのはなんか小学生くらいやったかなあ、と勝手に思い込んでいたのですが、1995年ってことは、高校生でしたね。たしかに、そういえば、兄と一緒にアニメを観てたし、クラスの一部で盛り上がってた記憶もあるな。そんな感じでアニメ版はリアルタイムで観てた世代。

それから時間は流れ、旧劇場版はたぶん地上波の放送で観た気がする程度、新劇場版は完全に蚊帳の外、って感じで、今回ひさしぶりに旧劇場版を見直して、新劇場版を通過して、そしてようやくその終わりを見届けに行きましたとさ。

そんだけ時間経ったから、自分が子どもの時に見た作品の最後を、自分の子と一緒に観に行くのってなんか不思議な感じ。

内容は〜(中略)〜これで無事に終わりましたよね、と。そういや、最初はシンジ君側の年齢だったのに、すっかり大人側の年齢になっちゃったなあ。そういう視点でもおもしろかったかも。

これでいろんな感想サイトとかをじっくりと観られるようになりました。ネタバレ的なものって、全然流れてこなかったからそれはそれですごいよね。

次は1年待ったコナンですね。ほんとはシドニアも行きたいけど、こっちはさすがについてきてくれる家族はいないんだよなあ。