へんないきもの

 なんか、ほんと、生命って偉大だなあ、とか思ったりします。というか、神のいたずらか。
 もう、ぜひ読んでくださいっていう本です。会社に疲れたり、受験に追われたり、そんな荒んだ心をきれいにしてくれそうです。その生き物そのものも面白いんですが、なにより、著者の書き方がうまくて。
 会社帰りに、電車の中ですわって読んでましたけど、なんとなしに隣の人の視線が気になって、、、という一冊です。

浦沢直樹 : PLUTO

 電車の広告でふと目に留まった浦沢直樹の新作「PLUTO」。手塚治虫の鉄腕アトムの中の「地上最大のロボット」を原作とした話。思わず買ってしまいました。原作は当然読んだことがあるし、その広告を見たときに、「あ、これはまたすごいものができるんじゃないか」って言う感じだったんで。
 手塚治虫が何十年も前に書いたロボット人間の物語「鉄腕アトム」。僕から言えば、あれは一つの警告でした。「ロボットが人間と一緒に生きる社会は確かによいかもしれない。だけど、気をつけなければならないことはたくさんあるんだぞ」と。そして、現実に、多くの企業や研究機関から人型のロボットが発表されるようになってきたここ数年。そんな中、改めて「ロボットと人間の関係」に焦点を当てたこの作品。浦沢直樹がこの原作をどう料理していくのがが非常に楽しみです。

Griffin iTalk

 なんだか、最近iPod大活躍です。というか、iPod関連製品を買いすぎという話もありますが。オークションで手に入れた、iPod用ボイスレコーダーGriffin製iTalkのお話です。
 ボイスレコーダーだけれども、購入目的としては、どっちかといえば、音楽の録音にあります。とはいえ、スペック的には、モノラル、8kHz、128kbpsと、全然音楽用とはほど遠い存在。MDでの録音とかに比べるだけでも天地の差があるわけですが、じゃあ、実際聴いてみてどうなのよ?というのはあったので、一応入手してみました。(気に入らなかったら、転売するだけなんで)
 家でコントラバスを弾きながら、録音してみる。。。まあ、コントラバスに練習用にミュートがついていたことも考慮しないといけないんですが、練習用には別に耐え得るかなって思ったり。音程とか、音の延びとか、そういう部分についてのチェックは簡単にできそうです。なにしろ、このiTalkはスピーカーも兼ねているので、そのまま再生できるんで、こまめにトラックを入れていれば、ほんとにすぐに確認できていい感じ。そういう意味では、MDとかと違って、もっと使いやすいですね。

 このiPodシリーズ、グッドデザイン賞を獲得したりと世間的にも大活躍ですが、その周辺アイテムも、iPodの無限の可能性をどんどん引き出してくれて、楽しいです。

オークション日和

 とでもいいますか。久しぶりの在庫処分。というか、先日安〜いLCDを落札しまして、今日届いたので、ずっと使っていた17インチのCRTを処分しよう、というのが最大の目的。その他にもパーツとか、ソフトとか、数点出品しました。さて、どうなりますことやら。。。
 その中古のLCDですが、こいつはなぜか15インチでして、まあ、サーバマシンのディスプレイなのでほとんど使ってないし、省スペースのほうが大事かな、とか、いずれiMacG5でも買ったときのために、とか、そういう感じで使ってます。値段相応で、あまりいい品質のもんでもないんですが。
 って、そうそう、今、評価が199でして、その件のLCDの評価でついに200に到達せんという感じです。

クラシック音楽とCDDB

 CDDBっていうのは確かにすごいシステムだと思います。CDをインターネットに接続されているパソコンに挿入し、CDDB対応のアプリ(というかiTunes)を起動するだけで、そのCDのタイトルだとか、アーティスト名、曲名、なんかがすぐに検索されて、表示されるわけですから。
 そう、たしかに、パソコンに取り込んだり、ダビングしたり、という場合には非常に有効なシステムなんです。それは、ユーザがトラック単位で音楽を認識しようとしているから。「CDアルバム」-「トラック」という簡単な集約関係を前提としているから。「曲目」=「トラック」という図式が成り立つから。
 でも、クラシック音楽っていうジャンルにとってははたしてそれでいいんでしょうか。僕からすればそこには「CDアルバム」-「曲目」-「トラック」という更なる集約関係が存在しているように見えるんです。そう、そこでは「曲目」≠「トラック」となってるんです。これが、問題を引き起こします。

 たとえば、音楽CDのカタログを作るとします。カタログに載せたいのはあくまで「曲目」であって、「トラック」じゃない。あくまで主体は交響曲第X番であって、第Y楽章はそれに属する、いわばその存在が無意識のうちに期待されているものだと思うんです。で、そういう構造ってCDDBなんかのシステムとは若干矛盾しているんですよね。
 と、つまり、CDをパソコンに挿入して、自動的に音楽CDカタログを生成するソフトを開発しようと考えたときに、クラシック好きの僕としては、そこに大きな壁が立ちふさがっていたのでした。なんで、「トラック」じゃ駄目かって?だって、「曲目」で検索かけたときに、[同一曲目を含むアルバム数]×[曲目に含まれるトラック数]だけの数の検索結果が返ってくるんですよ。
 まあ、そもそも、CDDBに登録されているクラシックCDの情報ってかなりいい加減だから、iTunesに取り込む場合でもたいていの場合は自分好みに編集してますけどね。。。

apple.comから

 ふと、アクセスログをみていると、リンク元にみなれない場所が、、、ってapple.comからリンクされているらしく、たどってみると、こんなことに・・・日本語ソフトしか扱っていないのにいったい誰が登録したんだろうとか、それでいてCloCalXがないのはなんで?とか思ったりする訳なんですが、いやいや、やっぱり英語化っていうのは大事な話なのかもしれないと思う今日この頃です。
 せっかく作った自分のソフトに興味を持ってくれる人が、もしかしたら世界中にいるかもしれなくて、そう思うと、この英語化っていう大きな一歩はほんとにみんなの役に立つのかもしれない、、、と。
 でもですね、普通、ローカライズっていうと、英語を母国語に変換することを指すと思うんですけれど、その逆っていったいどうなんだろうと思う訳でして、そうであっても拙い英語であってもいったん英語化してみる価値はあるかもしれないと思うのです。(英語の実践的な勉強にもなるし)しかも、そしたら、ネイティブな人たちが訂正してくれるかもしれない、という甘い期待も持ちつつ。。。
 というわけで、CloCalX v1.0RC1の目標として英語リソースの追加を設定!がんばってみましょう。