アンサンブル発表会で演奏してきました

大阪市民管のアンサンブル発表会にて、自分の所属する弦楽アンサンブルで演奏してきました。

この弦楽アンサンブルは大阪市民管とは別の団体で、うちの夫婦で立ち上げたようなものなのですが、その後僕自身は大阪市民管に復団して・・・ということで、ちょっと時系列を整理すると、

大阪市民管退団(4年前)
→弦楽アンサンブル立ち上げる(去年)
→大阪市民管のアンサンブル発表会に参加決定
→大阪市民管復団(先日)
→アンサンブル発表会に出場(イマココ)

という感じで。(ちなみに「アンサンブル発表会」っていうのは、まあ、オケ内の内輪なイベントです。お客さんといえば団員とその家族くらいの感じで)

演奏したのはホルストのセントポール組曲です。

メンバー13人、指揮者なし。メンバーの多くが子育てとともに音楽から遠ざかっていた人たち。音作りはもちろん自分たちで。あーだこーだいいながら1-2ヶ月に1度のゆるいペースで練習して、ようやくステージで演奏できるところまでやってきました。

僕自身、ホールの舞台に立つのは2年半振り。リハでステージから客席を見た時にはちょっと懐かしい気分になりましたね。

自分が演奏する理由は楽しみたいから。自分自身も、一緒に弾いている人も楽しめればいい。で、その楽しい音楽が聴いている人に伝わればもっといい。

そういう意味で、わずか10分そこそこの演奏が終わった時に「楽しかった」と一緒に弾いたみんなで共感できたのはすごくよかったです。客席に伝わったかどうかはわからないけれど(きくところによると「いい演奏」ではあったそうなので、多分伝わったと思う)。

自分の子供たちにも自分のやっている音楽を聴かせることができたし、子供と一緒にほかの団体の音楽を聴くこともできたし、そういう意味でもいい一日でした。たった10分そこそこの本番でもすごい疲れた。

ほかの団体の演奏を聴いていると「来年はこんなのやりたいな〜」とかいろいろ思っちゃいますね。まあ自分ところのもあるからぼちぼちでしょうけれど。

関係者のみなさんお疲れさまでした。演奏の機会を与えてくれたスタッフのみなさんどうもありがとうございました。

あ、ちなみに、来週はベースアンサンブルの本番だったりします。引き続きがんばって練習します。

大阪市民管での初練習でした

まあ、初練習っていうか、復帰一日目っていう感じで。

「フルオケで弾くの久しぶりなんですよ〜」なんてことをいってましたけれど、どんなものかと思って過去を振り返ってみると(こういう時のためにブログをマメにつけているわけですが)、2009/11が直近では最後の演奏会だったようなので、ほんとそれ以来のフルオケです。だから2年半振り。

 

先日からオケの話をぼちぼちをブログに書いていますが、おもしろいことに結構iPhoneつながりのみなさんからの反応が多いのです。そういやそれこそ2年半前だったら、今ほどにiPhoneも普及していなかったし、僕自身も表に出ていなかったから、そんなにiPhoneな人とのつながりは大きくなかったですけれど。

自分の中で、音楽とiPhoneって、人との関係っていう意味ではかぶらないものだと思い込んでいたけれど(こういう言い方は好きじゃないけれど「クラスタが完全に別だと思ってた」けれど)、意外にもかぶるもんだなと思った次第。AppBankのオフ会でも「演奏会行くんで教えてくださいね〜」的なことをいわれたし。

そういう意味ではクラシック音楽の普及しているな、とかそんな大それたことを思ってみたり。

いや、でもほんとに、それこそホールの客席で爆睡してしまうかもしれないですけれど、それはそれとして一度そういう場を体験してみるっていうのはいいものなんで、おすすめですよ。ええほんとに。きっとアマオケの演奏会の方が敷居はずっと低いはずだから。

ちなみに9/9が本番みたいなので一応そういうことで(時間はわからんですけど・・・)

 

さてさて、初練習ですよ。

ブランクがあったせいというか、いろんな事情で弾けない期間があったせいなのか、自分の中での音楽とのつきあい方っていうのが結構丁寧になったかなと思う今日この頃。以前よりその時間を大事に思うようになったというか。この場にいられるのはいろんな縁があって、もちろん家族の協力もあって(これには本当に感謝しております)、自分自身もいろんな取捨選択をして、自分の意思で立っているわけだから、じゃあ、もっとじっくりしっかりとつきあっていこうよ、とかそんな感じ。そういうことを前より強く感じながら楽譜と向き合うようになったかな、と。もちろん市民管だけじゃなくて他でアンサンブルをやっている時もね。

 

んで、ブルックナーですよ。ええ、もう最高です。好きな作曲家はときかれて、オケならブルックナー、ピアノならドビュッシーと即答するくらいのもんですよ。まだまだ全然粗削りの演奏だけれども、それでもあの和音の中に自分がいるっていうのがたまらんです。至福の一時ですね。その最高級の時間(神の音楽が降臨する時間)をホールのステージ上で存分に楽しめるようにがんばらんとですよね。

そんなこんなで戻ってまいりました。はじめましての人も、おひさしぶりですの人もどうぞよろしくお願いしますです。

やっぱりサイレントベース買おうかなあ。

大阪市民管のオーディションを受けてきました

先週の見学に引き続きってことでそのまま入団オーディションを受けてきました。

1週間しか準備期間がないってことは、実質土日しか練習できないのですが、まずは曲選びから。

別にソロ曲を弾く必要はなくて、それこそシマンドルの30エチュードとかオケスタでもよかったわけですが、せっかくの機会なので自分のリハビリに火をつけるためにも少しハードルを上げてみました。

ほんとうは、J.C.Bach (J.S.じゃないよ) のほうが良かったんですが、10年くらい前にソロの発表会で弾いたことがあるにもかかわらず、いざ楽譜を開いてみると「え?こんなの弾けたっけ?」って感じだったので、あえなく断念。というわけで、必然的に Eccles になりました。もちろん全楽章なんて時間的も無理(オーディションは練習の休憩時間に行われる)だし、無難なところで第一楽章だけをピックアップ。

そんなこんなで、久しぶりに弓と楽譜を持って練習場に向かいます。(市民管は練習場に団所有のコントバラスがあるので、普段は自分の楽器を持って行く必要がありません。で、これは結構魅力的なんですよね)

実は、というか、この時点で、チューナーを忘れるという大失敗をしてしまったのですが、さすがiPhoneですよ。チューナーアプリをダウンロードしてなんとか事無きを得ました。

感覚的な話ですが、どうしてもチューナーとなるとソフトウェアでの処理には限界があるように思えて、メトロノームはiPhoneアプリ使っていても、チューナーは既製品を持っていたわけですが、いざっていう時にざっくり合わせる分にはアプリでも十分な感じですね。アンサンブルなんかの時はちゃんと全体でチューニングしますから。

チューナー♫ 1.3.1(¥85)App
カテゴリ: ミュージック, ユーティリティ
販売元: Valentin Radu – Radu Valentin(サイズ: 4.1 MB)

さて、オーディションです。

そもそも元団員ですから。オーディションをきいているような首席のみなさんとはだいたい一緒に弾いたことがあるわけです。そんな人たちの前でソロを弾くというこの緊張感。さすがに右手震えてたしね。

ちなみに、ここから盛り上がるぞ!ってところでとちって一瞬頭真っ白になってしまったのは残念。まあ、おおむねそれなりに弾けたんじゃないかと。(あとから感想を聞くに、褒めていただいたのでよかったよかった)

え?結果はどうかって?そりゃあ、元団員だったくらいなので、なんとか合格ということで、来週からみなさんと一緒に演奏することができるようになりました。よろしくお願いしますです。(あ、なので、基本金曜日の夜はオケの練習優先で活動していきます)

相棒さん、がんばっていきましょう。

大阪市民管の練習を見学してきました

最後に大阪市民管の演奏に参加してからもう4年以上経ったのですね、と。

仕事やら子育てやらが大変で、これに音楽までを真剣にやるのは無理だと思った4年前。あの当時はまだ20代だった(のに昨日気がついた)し、あれから子供も2人増えたけれど、最近ようやくそのへん落ち着いてきたなあというところに「ベースパートに空きが出たから復団するならそろそろどうですか?」とのお誘い。

去年の秋にほぼ2年ぶりに楽器をさわりはじめて、弦楽アンサンブルをしたり、ベースアンサンブルをしたりしている今日この頃。でもやっぱりいつかはオケで弾きたいけれど、本格的にやるにはいろいろと時間の調整と家族の協力が、、、と。

そんなこんなでいろいろ悩んだけれど、ちょうど音楽活動を復活させてきているタイミングでのお話もなにかの縁ってことで、思いきって「見学希望」のメールを出してみました。なにより次の演奏会がブルックナーの7番ですってよ!こんな名曲なかなか弾けるもんじゃない。

ちなみに、大阪市民管弦楽団は大阪のアマチュアオーケストラです。楽器で生計を立てていない人たちが集まって、趣味で音楽やってます。いろんな音楽団体があって、いろんなやり方があるわけですが、このオケは「見学」→「オーディション」→「入団決定」という手続きをふみます。

そういうわけだから、昨日は復団への第一歩。

半分以上は知らない人ばかりになっていたけれど、昔からいる人たちは全然変わらない感じだったし、みんな「おかえりー!」っていってくれたのは本当になにより。上述のようにまだ入団決定したわけじゃないけどね。(しっかり準備と片づけのお手伝いはしてきましたが)

オケの練習に参加(見てるだけですが)するのも2年以上ぶりだったから、その音量感に結構圧倒された。あーこんなだったなーって。懐かしい感じ。そしてやっぱりブル7はいい曲でした。

まずはオーディションで弾く曲選ばなくちゃ。無事に入団できたら、はやくみんなに追いつかないとね。なんだかんだいってブランクは結構あるから。

最後になりましたけれど、復団を悩んでいる時に背中を押してくれた相方さんには本当に感謝しております。ほんと。