京響みんなのコンサート2013 – シンフォニックストーリーズ にいってきました

夏休み最後のイベント、ということで、子連れOKの演奏会に行ってきました。

曲目 グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ビゼー:「カルメン」組曲1版から「間奏曲」
グリーグ:「ペール・ギュント」組曲から(ナレーション:福山俊朗)
– イングリッドの嘆き
– 山の魔王の宮殿にて
– オーセの死
– 朝
– ペール・ギュントの帰郷
– ソルヴェイグの歌
モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルティスカーナ」間奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」から第4楽章
J.シュトラウス:ラデツキー行進曲
指揮者 田中祐子
演奏 京都市交響楽団
司会・ナレーション 福山俊朗
日時 2013年8月24日(土)
場所 東部文化会館

4歳以上OKだったので、上二人をつれて。早めにチケットを確保していたせいか、席はど真ん中のいい感じの場所でした。

会場は500席程度こじんまりした場所で、オケもぎりぎりいっぱいで乗ってる感じでしたが(ベースは2プルトでした。ほかは、、、みてなかったw)、グリンカの一発目からドーンと音がやってきて、「あー、こんなホールでもプロオケは全然違うよなあ。。。」と。

全体としてオケ関係者にはなじみの曲ばかりですが、馴染みすぎで普段はあまり接することもないので、逆に新鮮に聴くことが出来ました。特にグリーグはナレーション付だったので、情景を想像しながら聴きやすかったというか(というか、恥ずかしながら、ペール・ギュントのあらすじをはじめて知ったというか・・・たしか、小学校くらいで授業で聴いてはいるんですけどねえ)

で、子供は、というと、上の子は僕の演奏会にも何度かきている(連れて来られている)ので、まあ、普通に(?)聴いていたんですが、真ん中の子はお昼ねタイムも重なってカルメンの途中くらいから爆睡・・・いい子守歌になったかな?

最近は演奏会を聞きに行くことも少ないですけれど、こういう親しみやすい系(いわゆるファミリコンサート系)のははじめてでした。いい(≒うまい)演奏を聴いたというより楽しい演奏でした、という感じで純粋に音楽を楽しめました。ラデツキーの手拍子なんてはじめてしましたよ(演奏側に回ることは何度かあったと思うけど)。

また、機会があればいきたいものですね。

というか、自分の演奏会もこんな楽しいものになればいいな、と思ったり。

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9/15ですんで、みなさんよろしく(と最後に宣伝)

大阪市民管弦楽団第78回定期演奏会のお知らせ

演奏会のお知らせです。

日時 2013年9月15日(日) 13時開場 14時開演
場所 ザ・シンフォニーホール
曲目 外山雄三 管弦楽のためのラプソディ
シベリウス 交響曲第3番ハ長調
フランク 交響曲ニ短調
指揮者 小田野 宏之

詳しくは以下のチラシをクリックしてもらえればと。

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しかしマニアックなプログラムですな(まあ、自分も選曲にかかわったんですけどね)。

それぞれ個性あって面白い曲ばかりです。その面白さをどれだけお伝えできるか、、、っていうのが最後の追い込みにかかってますね。

外山さんの曲なんかは日本民謡をたくさんつなげた感じなので、かなり楽しいです。アンコールとかで使われることも多いんですが、今回はそれをガチで。

いつもいってますが、クラシックとはいえほんとに堅苦しいもんじゃないので、皆さん気軽に来ていただければと。

今回も一応(とかいってたら怒られる)コントラバスのトップ(まとめ役的な人)なのでそこそこ目立つ位置で弾いているんじゃないかと。(そういや、外山のパート譜に「ソロ」って書いてあったような・・・)

チケット欲しいという方は、DMなりFacebookメッセージなりメールなり送ってくださいませ。

いつもコードばかり書いているわけじゃないですから!って感じで、みなさんぜひおこしくださいな。

一応注意事項:A席の「座席指定券と引き換え」っていうのは、入場時に座席を指定されるっていうことで、自由な場所に座れるっていうわけじゃないって言うことです。引き換え時に座席の希望ができるわけでもない(とはいえ、一応だいたい一般的によいとされる席順に埋まっていくはず)んで、座席指定をしていない航空券みたいなものだと思っていただければと。

アンサンブル発表会でした

(多分)毎年恒例の所属オケ内でのアンサンブル発表会でした。

今年も弦楽アンサンブルで出場。あと、小ネタをベース4重奏でも。

作曲 曲目 編成 パート
チャイコフスキー 弦楽セレナーデ 1,2楽章 弦楽
ドラゴンクエスト序曲 Cb4重奏 1st

弦楽のほうは、去年はまだリハビリ真っ盛りだった感じでしたけれど、現役ばりばりの人も補充されたり、みなさん勘が戻ってきた感じで楽しく演奏できたんじゃないかと思います。

あ、ちなみに、今回はさすがに指揮者ありで演奏しました。編成的には4-4-2-2-2(プルト数じゃなくで人数)で。

いつものことではありますが、いかに自分が楽しんで弾くのかということが目標の一つではありまして、それについてはかなりいい感じで。個人的には本番が一番ノリノリで弾けたんじゃないかと。

1-2ヶ月に1回、2時間弱の練習、指揮者ありとはいっても、みんなで意見を出しあいながら音楽作りできて、んで楽しく本番弾ける。なんて書くといいことづくしですけれども、それも皆さんのおかげということで。

ベースアンサンブルのほうは、たまたまネットで見つけた譜面を無理言ってゲネ本で付き合ってもらいました。ト音記号しかない(しかも、上のほうの音符しかない)譜面でしたけれど、こちらもネタとしてはその本分を全うできたのではないでしょうか。

関係者のみなさんお疲れさまでした。なによりこういう機会を用意してくれているスタッフのみなさん本当にありがとうございますです。

びわバス団「なごみの郷」 ロビーコンサートで演奏してきました

久しぶりのベースアンサンブル本番でした。

びわバス団 「なごみの郷」 ロビーコンサート (2013/4/20): びわバス団 公式ブログ

曲目は上記ページの通りですが、自分が弾いたのはこんな感じ。

曲目 編成 パート
ゴールドブレンド Cb 4重奏 3rd
ボサノバ「運命」 Cb 4重奏 1st
ベサメムーチョ Cb 4重奏 2nd
黒いオルフェのテーマ Cb 4重奏 2nd
ルパン三世のテーマ Cb 5重奏 2nd
君といつまでも Cb 4重奏 + Vo 4th

本当は1stの曲がもう一つあったのですが、難易度の高さ+合わせ回数の少なさに保留扱いとなってしまいました(確かにあれはかなりしんどかった)。

こういう本番は2度目だったので前回よりは心に余裕を持ってのぞめたんじゃないかと(弾けたかどうかは別問題。全く別問題 orz)

ロビーコンサートは定例のイベントみたいで、お客さんも結構たくさんきてくれましたし、歌付きの曲ではみなさん一緒に歌ってくれましたしなかなか楽しい感じのコンサートになったんじゃないかと。

なんにしてもハイポジはもっともっと精進いりますね。普段のオケではほとんど使わないから意識的にがんばらないとね。

というわけで、関係者のみなさんお疲れさまでした。

大阪市民管弦楽団第77回定期演奏会でした

ハードなプログラムをなんとかこなしてきました。

曲目 ブラームス 交響曲第3番ヘ長調
プロコフィエフ バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より
指揮者 金洪才
日時 2013年3月17日(日)
場所 ザ・シンフォニーホール

あれよあれよという感じで、トップの席で弾かせてもらったわけですが、そこはみなさんのおかげで、結構パートとしてまとまった演奏ができたんじゃないかと思います。

なんかひっそりとsoloって譜面に書いてあるところもあったりして、その辺もまあそつなくこなせて一安心。

全体としてはかなり体力勝負なところが多くてしんどかったですが、楽しかったですね。

ロメジュリの最後のジュリエット死ぬところなんてもう泣けてきそうでした。いい曲です。ほんとに。またバレエみよっと。

もちろんおいしいビールが飲めました。これ大事。

そんなこんなで、聴きに来てくれたみなさんありがとうございました。関係者のみなさんお疲れさまでした。

また、次に向かってがんばります。まず製本しないと・・・

大阪市民管弦楽団第77回定期演奏会のお知らせ

気がつけばあと1月半くらいってことで、演奏会のお知らせです。

日時 2013年3月17日(日) 14時開場 15時開演
場所 ザ・シンフォニーホール
曲目 ブラームス 交響曲第3番ヘ長調
プロコフィエフ バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より
指揮者 金洪才

詳しくは以下の画像をクリックしてもらえれば、大きなチラシが見えるかと。

いわゆるダブルメインの2曲プロってことです。大曲ぞろいで結構大変ですが、練習がんばってるところです。

まあ、クラシックの演奏会ですけれど、ほんとに堅苦しいもんじゃないので、皆さん気軽に来ていただければと。

ロメジュリ(なぜかこの業界では「ロミオ」っていわないですよね)は全曲版とか、組曲版からいろいろ抜粋しているわけですが、SoftBankユーザさんなら絶対知ってる曲とか流れたりします。

あーそういえば、一応(とかいってたら怒られる)コントラバスのトップ(まとめ役的な人)なので前よりはちょっとだけ目立つ位置で弾いているんじゃないかと。

チケット欲しいという方は、DMなりFacebookメッセージなりメールなり送ってくださいませ。

いつもコードばかり書いているわけじゃないですから!って感じで、みなさんぜひおこしくださいな。

一応注意事項:A席の「座席指定券と引き換え」っていうのは、入場時に座席を指定されるっていうことで、自由な場所に座れるっていうわけじゃないって言うことです。引き換え時に座席の希望ができるわけでもない(とはいえ、一応だいたい一般的によいとされる席順に埋まっていくはず)んで、座席指定をしていない航空券みたいなものだと思っていただければと。

そういや、そのうち「クラシックの演奏会に行く入門」的なエントリでも書こうかとか思ったりしたりする今日この頃・・・

名張で第九を弾いてきました

久しぶりだな、と思って、さっき記録を見たら6年ぶりでした。そりゃあ久しぶりだわ。

曲目 ヴェルディ 歌劇「ナブッコ」序曲
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付」
指揮者 朝倉洋
日時 2012年12月16日(日)
場所 名張市青少年センターADSホール(三重)

6年ぶりといってもなんとかなるもんですね(とかいって「なんともなってなかったわ!」と思った方、ごめんなさいごめんなさい。それなりになんとかなっていたと思うのです)。やっぱり学生の時に定演でやった(つまり半年第九だけをさらいつづけた)っていうのは大きいかな、と。指は回らなくとも、体にしみ込んでいる感じ。

オケ復帰からそんなに時間経ってないはずなんですけれど、以前在籍していた時にそうだったってこともあってか、いきなりトップで弾いてしまいました。単に前で弾いてるだけって感じだったと思うのですが、まあそれなりにそれなりに。やはりうしろで弾いているのとはまた違った緊張感ありますね。

名張っていうこともあって、家から車で楽器をもって往復したのでそれなりに疲れました。とはいえ、先日でたばかりの Google Maps for iPhone のナビの出来がよくって、初めての場所でしたが全然迷うことなく。これはほんとに便利でした。

今年の演奏会もこれでおしまい。練習はあと数回あるけれど、すっかり年末ですね。あーいろいろと年末に向けてやらないといけないことがまだまだたくさんありますな。。。頑張るぞ。

そんなこんなで、関係者のみなさんお疲れさまでした。

日本センチュリー交響楽団第176回定期演奏会に行ってきました

曲目 カジュガリエフ:バレエ音楽「大草原の伝説」より序奏と交響的スケルツォ〈日本初演〉
サン=サーンス:ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 作品103「エジプト風」
– アンコール サティ:グノシエンヌ 第5番
プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」作品64より
– モンタギュー家とキャピュレット家
– 少女ジュリエット
– 仮面
– ロメオとジュリエット
– 踊り
– 修道士ローレンス
– ティボルトの死
– 別れの前のロメオとジュリエット
– ジュリエットの墓の前のロメオ
指揮者 アラン・ブリバエフ
ピアノ パスカル・ロジェ
日時 2012年11月1日(木)
場所 ザ・シンフォニーホール

プロオケの演奏を聴きにいくのなんて何年ぶりでしょう。まあ、今度の自分のオケの演奏会がロメジュリなのでそれの勉強をかねてという感じで、あとサン・サーンスのピアノコンチェルトなんてなかなか聴けないですしね(ピアノ協奏曲好き)。

カジュガリエフはめっちゃ最近の作曲家なんですが、別に現代音楽っていうわけでもなくて、普通に中央アジア(カザフスタンの作曲家なので)っぽくて、2曲目なんかはアンコール用の小品としてもおもしろいなって思いました。編成大きいけれど。

サン・サーンスもここ数日何度も音源きいていたのでしっかり楽しめました。やっぱフランスもののピアノ曲はいいですね。というかピアノ協奏曲いいですね。

さて、問題のプロコ。ほとんどうちでやる曲目とかぶっていたので参考になりました。あーこういう演奏もありなんだなということで、いろいろ心の準備できました。ボーイングとかも軽くチェックできましたし。

オケのアンコール無しで終わったのは21時過ぎというなかなかおなかいっぱいなプログラムでしたけれど、久しぶりの演奏会を堪能できました、と。

大阪市民管弦楽団第76回定期演奏会でした

めっちゃ久しぶりのオケ本番でした。

曲目 ヴェルディ 歌劇「ナブッコ」序曲
リスト 交響詩第3番「レ・プレリュード」
ブルックナー 交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)
指揮者 松岡究
日時 2012年9月9日(日)
場所 ザ・シンフォニーホール

記録によれば、オケとしては2009年11月以来、シンフォニーホールでの演奏は2007年9月以来ってことで、まあかなり久しぶりなわけです。

とはいえ、別にホールの中身が変わっているわけじゃないから、なんかそんなにめちゃくちゃ懐かしいなって感じはしなかったです。あ、いつものところだな、って感じで。

5年前の違いといえば、iPhoneやTwitterで知り合った人たちが演奏会にきてくれたっていうこと。オケの演奏会なんて滅多にいくもんじゃないだろうから、気楽にきてもらえてなによりでした。ほんとありがとうございますです。(あ、これがもしかして話題のソーシャルメディアマーケティングってやつか?w)

”オーケストラとやらに行ってきた。しまった!場違いだった。でも凄かった。 | event | MagLog(まぐろぐ)”

んで、本番の出来は、どうなんでしょうね。結構「よかったよ」と言われたので素直に喜んでおこうかと。僕自身もいつも大事にしている「まず、自分が楽しむ。で、ステージにのってるみんなで楽しむ。それを見たお客さんが楽しんでくれれば最高」がそれなりに達成できたんじゃないかと思います。おいしいお酒もいっぱい飲めたしね。

そうそう、ぎりぎりで修理に出していた楽器も戻ってきたので、思う存分弾けました。ほんと弾きやすくなって帰ってきました。よかったよかった。

しかしあれですね、2時間演奏する体力っていう意味ではさすがに落ちていた感じしますね。体力つけていかないと。

関係者のみなさんお疲れさまでした。聴きにきてくれたみなさんありがとうございました。

んで、なによりも家族のみなさんには本当に感謝感謝です。おかげさまであの舞台に立つことが出来ました。いつもいつもありがとうです(本番後に楽器も持って帰ってもらったし)。

さて、また次に向けてがんばっていきましょうね。次は 2013年3月17日(日)です。さあて、もっともっと練習してもっともっとうまくなってやる、と。

修理に出していた楽器が返ってきました

当初の予定よりずいぶんと時間がかかってしまいましたが、お盆の頃に修理に出していた楽器が本番直前ぎりぎりで返ってきました。

もともと指板とネックの間に隙間が出来てきていて、これ自体は多分3回目くらいの現象なんですが、それとかコマの調整とかをしてもらうために、京都市内にあるコントラバス専門の楽器屋さんにいってきました。

コントラバス工房 角本|京都紫野|contrabass-shop|専門店 . 楽器屋

最初は1週間くらいでなおるつもりだったのです。なので、お盆の頃に持っていたんですが、この指板の剥がれがなかなかなおらなくて。。。というのも、楽器を弾いていない期間が2年くらいあったこともあって、いつから隙間が出来ていたのかわからないくらいの感じでして、そうやって隙間のある状態が長かったせいで、弦の張力に負けてネックが歪んできていたらしいのです。それで、指板をはりなおしてもすぐにそのゆがみに耐えられなくて剥がれてくるというか、そういう感じだったようです。

根本的な解決方法としてはもちろんネックごと交換するしかないわけですが、それだと完全に予算オーバーですし、そこまでする必要があるのかということを相談した結果、別の(おそらく最良と思われる)方法で対処することになりました。

それが先週の話。2週間くらいかかるかもということだったので、ぎりぎり9/9の本番に間に合うかというところ。だけれど、すぐに再発しても仕方ないのでそんなに慌てないでしっかりなおしてくださいねということでお願いしておりましたら、今週頭になんとかなりそうという電話をいただいて、無事に昨日引き取りにいってきました。

その他もろもろの調整もお願いしていたので、魂柱もコマも交換されましたし、裏板の剥がれも何ヶ所かなおしていただきました。いろいろと丁寧に対応してもらってありがたい限りです。なにより間に合ったし、そしてコマの調整をしたのでかなり弾きやすく(押さえやすく)なりました。

思えばこの楽器と出会ってからもう14-5年くらい経つわけです。ベース弾きはじめてから18年くらいだから、もうずっとこの楽器を弾いている感じ。そんな相棒が帰ってきて本当になにより。これからはもっとちゃんとメンテするからね、って感じです。

(ちょっとぼけてるけど、昨日の練習の休憩時間に撮った写真を)

さてさてそんなこんなで、明日は本番です。オケの本番はほぼ3年ぶりです。がんばっていきましょうね。

大阪市民管弦楽団第76回定期演奏会のお知らせ