「夏の夜の夢」を読みました

ふと最近本(物語)を読んでないなって思って、そういえばと手に取ったのがこれ。(最近は「真夏」ではなく「夏」とするのも多いみたいですね。midsummer=夏至で「真夏」ではないので)

シェイクスピアをちゃんと読むのは初めてな気がする(ロメオとジュリエットはいろんな形で読んだり観たりした気がしますが、それはそれとして)

劇なのでもちろん文章は全部セリフ。自分で登場人物の動き含めて情景を全部丸ごと想像しながら、というのも一興ですね。そのせいで登場人物になかなか思い入れが出てこなくて、最初のうちは誰が誰だか全然覚えられなかったけれども。

恋愛事情の絡み合った男女2組(+1組)が暗い森の中をうろうろして、そこに惚れ薬というアイテムが出てくれば、それはもうドタバタ喜劇の始まりですね。もともと全然ストーリー知らなかったけれど、途中から「ああ、これはこうくるな」みたいな感じになってきました。最後はみんなハッピーでよかったよかった。

今回読んだ訳書は電子でしか手に入りにくそうだったので、Kindle版で読みました。こういうのは文庫で読んだほうが、、、とは思っていたのですけどね。

でも、Kindleでよかったです。というのも文章中にたくさんある脚注がその場で解決できる(タップしたらすぐに読める)のすごい便利だった。この勢いで上述のように登場人物リストがいつでも表示できる、とかあったらいいんだけどな。(関係ないけど iPad mini 6thでの読書体験がよすぎる)

そんなに長い話でもないのでわりかしさくっと読めたし、たまにはこういうものよいですね。

ちなみに、なんでいきなりシェイクスピア?っていうのはまたそのうち。ってもったいぶるほどのことじゃないんだけれど。