北海道三日目:旭川-美瑛

北海道三日目。「北海道でどこに行きたい?」と聞かれ真っ先に「旭山動物園」と答えた僕ですが、そんなこんなで本命の旭山動物園へ。格安のビジネスホテルの割にはかなりまともな和食の朝食を食べ、動物園へと向かいます。9時半開園で9時過ぎには現地に着いたんですが、すでに100人くらいの人だかり。えーと、今日は多分月曜日だと思うんですが、、、と思いつつも入場券を買い、開園を待ちます。テーマパークとかと違って、順番待ちなんてモノがあるわけじゃないので、開園後ものんびりと中に入りました。一応「もぐもぐタイム」の時間をメモしてからぶらぶら開始。(結局「もぐもぐタイム」を狙って見に行くってことはなかったですが)

鳥を見てから、ペンギン館。そうそう、確かにこんな光景がテレビでよく流れてましたね。水槽の中からペンギンを見る。ある意味、ペンギンが僕らを見てるんじゃないかって思うような。ペンギンさんたちは自由気ままに泳いでおりました。やっぱり地上と水中じゃあ全然動きが違うねえ、とか。動画も撮ってみたけれども、どうでしょう?








次はホッキョクグマ。クマさんのしのしと歩いておりました。近くのおじちゃんが係の人に「いつ泳ぎますかねえ?」と質問。おいおい、そんなもん聞くなよ!と心で突っ込む。そのうちクマさん水際にきて泳ぎそうな雰囲気。だけど泳がない。顔を水に浸けてみたり、手を水に浸けてみたり、そこまでするなら水に入ってしまってよ!っていう空気がそこら中を満たします。まあ、結局のところ泳ぎ出したんですけどね。ガラスそばまでやってきてちゃんとサービスしておりました。クマさんも大変だ。





アザラシさんは悠々と泳いでおりました。時折円筒形の水槽内を上下に泳いで喝采を浴びてましたね。相方さんともずっと言ってたんですが、こういうのを見てるとほんと「バケツにごはん」を思い出しますねえ、と。

ライオンやトラさんたちはみんな寝てました。この日はものすごくあつかったんでね。天気予報で最高気温27度とかいってたし、体感では30度くらいのもんです。湿度がないぶん不快さは全然ないけれど、日差しがすごく痛かった。という意味では、スペインを思い出しました。そんなもんだったから、ネコ科の皆さんはぐてーっとお休み。まあ、そうでしょうとも。


もう一方のクマさんは丸太を相手にいろいろ遊んでましたけれど、一応サービスってことで、檻ぎりぎりまでやってきて、そのでかさを僕らに示してくれました。どうやら何ももらえなさそうって思ったらしく、すごすごと戻っていきましたが。





んでもって、細かい話は写真館で写真を見ていただければ、と思いますが、小動物を見て回って、猿、猿、猿。キリンさんは元気に草を食べてました。ゾウさんは残念ながらお亡くなりになられたそうで、合掌。猿山を見てせっかくだからもう一度オランウータンのところにいってみようとすると、なんと子オランウータンががんばって柱を上っている。親の手を借りずに綱を渡って戻る。別に芸をしているわけでもないんだけれど、自然とまわりから歓声が起こったり。こうやってこどもは親の手を離れていくんだろうか。にしても自然界の方がよっぽど厳しいな。いつも危険と隣り合わせ。








一通り見て回ったし、幸運にも目玉と思えるものは全て見ることができたので、1時頃に退園。この頃には、中学生の修学旅行とか幼稚園の遠足とかでものすごい人だかりになってました。とても平日の動物園とは思えない。失礼ながら、休日のUSJより多いんじゃ?まあ、それだけのことはあるかもね。中学生以下無料だし。


お昼は近くにあった牧場直営のカフェレストラン。目当てはソフトクリームだったらしいけれど、普通にランチ(ハンバーグ)もおいしくいただきました。食後にソフトクリームと牛乳をいただきまして、旭川をあとにします。





美瑛までの道のりは結構あっという間。その雄大な景色をのんびり見てもよかったんですが、とりあえず宿に向かいます。宿はほんと360度畑の真ん中にぽつんと建っていて、いろいろいい感じ。内装とかも趣味に合ってるし、なにより犬がいました(笑)。チェックインして、荷物を置いてから、再び車に乗って夕食までの間ぶらぶらと。

美瑛の風景ってことでいくつか名前のついているようなところを順番に回ってました。ここら辺はセオリー通りっていうか、普通に観光バスも回ってたし。レンタル自転車でがんばる人たちもいましたが、あの坂道を人力っていうのは結構しんどいだろうなあ、と。どこが一番よかったかっていわれれば難しいですけれど、別に木が立っていたり、なにかのポスターに使われていたりとか、そういうことはどうでもよくて、ただただ広がるじゃがいも畑と麦畑をのんびりを眺めているのが気持ちよかったかなあ。ちょっと西日がきつかったけれど。











宿に戻るともう一人お客さんがきてました。僕らだけかと思ったけれどその日の宿泊客は三人みたい。気取ることのないおいしい手料理。比較的適量だったし、ほんとおいしくいただきました。ちょうど夕日が沈む頃だったので、食後はすぐに表に出て、日が沈んでいくのをのんびり見てました。辺りが暗くなり、いくつか星も見えはじめてきたところで、一旦部屋に戻ります。








日の出を見るかどうしようかなどと相談しつつも、3時台に起きるのは無理だろうなあ、という結論に達して、盛りだくさんの三日目はおしまい。


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