自炊的なことをはじめてみた

「自炊」といっても食べ物のことじゃないです。ええ。食べ物のことだったら、それこそ学生時代にはじめてますからね。

iPadがでてから電子書籍云々で一気に広がりを見せた自炊という文化。持ってる書籍をばらしてスキャンして取り込むだけといえばそれまでですが、裁断機を買う人が増えたり、裁断のサービスが乱立したりとそんな今日この頃。

いとー家で自炊の世界に一歩を踏み出したきっかけは簡単。保存はしておきたい、でも置く場所は取りたくない、そんな書籍があったから。なので、読むために自炊しているというよりは、デジタルアーカイブとしての自炊って感じでしょうか(どこが違うんだといわれてもアレですが、まあ、ニュアンス的なところで)。

当然、自分で裁断する気などさらさらありません。だって、最初にターゲットになったモノが厚さ5cmとかある(だから置く場所が気になる)んですもの。

なので、裁断サービスを探してみて、最終的に使ってみたのがココ。

なんていうか、価格競争もずいぶんと進んでいるようですが、値段や初回パックのお手軽さもさることながら、書籍の厚みによる制限も追加料金もないっていうのが一番の決め手でした。といっても、そんなにくまなくあまたのサービスを比較したわけじゃないですけれど。

おそらくどこのサービスも同じとは思いますが、

  1. Webで申し込む
  2. 支払い(ココが振り込みにしか対応していないのが残念、ほんとに残念←代引きならカード使えるんですけどね)
  3. 送る
  4. 裁断されて戻ってくる

こんな感じの流れでした。逐次、メールで進捗が送られてくるのでそれは印象よかったです。ちなみに、6/29に申し込んで、6/30に発送して、7/1に裁断されて発送されて、7/2に届いたという感じ(実際には不在だったので7/3に受け取った)。まあ、はやいですよ。こちらから発送した翌々日には戻ってきているわけですから。そうそう、今回は初回パックで20冊お願いしました。当初の目的であったものに加えて、古い雑誌とかそのへんおりまぜて20冊、送料込みで1500円。

さてさて、そんなわけで、無事に裁断されてきたので、それをスキャンしましょう。

スキャンといえばScanSnapです。もともとS1100はもっていたんですけれど、結局このためにS1300を買い増ししてしまいました。なんか、安くなってたんでね。

B002X492PK FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300
富士通 2009-11-21

by G-Tools

ざーっと雑誌を2冊ほどスキャンしてみましたが、まあ早いですし、便利なものです。1度に10枚までしかスタックできないので、こまめに追加していかないと行けないというのはありますけれど、それでも便利な世の中になったものです。

スキャンしたものをローカルにおいて、DropBoxにもコピーして、あとはバックアップ的にS3にでもおきますかね。って、みなさんは裁断されたオリジナルはどうしているんでしょうね。当初の目的からいえば処分する流れになるんだと思うんですけれど。

デジタルアーカイブっていう意味では、しばらくは、ずっと保存してある自作アプリの掲載誌とか、料理雑誌(iPadにまとめていれておけば便利ってことで)とか、そのあたりをスキャンしていこうかなと思ってます。