Paylogで使用しているオープンソース13+αを紹介

便利なライブラリ群を公開してくれている開発者のみなさん。本当にありがとうございます。いつもお世話になってます。

Paylogリリース時にも書いておりましたが、このアプリでは多くのオープンソースライブラリを使わせてもらっています。んで、こんな便利なものが世の中にはたくさんあるんで、開発者のみなさんも是非楽になりましょうよ、という話です。

はじめに

オープンソースは、以前なら sourceforge とか google code で探していましたが、最近はもっぱら github ですよね。で、さらにこのサイトをいつも参考にさせてもらってます。ありがとうございます。

そうそう、大事なことですが、以下に挙げたライブラリに関することはもちろん全て自己責任でお願いしますです。

では、Paylogアプリ内の「ライセンス」にならんでいる順に行きましょう。

ActionSheetPicker

UIPickerViewをActionSheetのように表示します。というかコードを見るとまんまActionSheetの上にpickerを貼り付けているわけですが。

クラス構造も結構しっかりしているので、サブクラスによる拡張が容易になってます。

BlocksKit

いろんなクラスにblockで書けるメソッドを追加しまくったライブラリ。ものすごく便利で使いだすとコレ無しでコードが書けなくなるくらい、なんですが、ちょっと癖が強い(というか、裏で勝手な動きをしている気配が強い)ので脱BlocksKit計画中。

Color-Picker-for-iOS

シンプルなカラーピッカー。使い方も簡単。リソース不要なのもいい感じです。

CMPopTipView

ヘルプなんかをポップアップバルーンに表示。

表示位置に関しては若干融通が利かない印象ですが、それほど大した問題じゃないです。

FTFoundation / FTUIKit

会社のほうで作って公開しているライブラリ。

細かいパーツがたくさんです。例えば switch 付の table cell とか、text field 付の table cell とかそういうのもあります。

iOSPlot

グラフ描画ライブラリ。円グラフも折れ線グラフもこれで描画してます。

いろいろカスタマイズしましたけどね。

KKPasscodeLock

先日のv1.1で搭載されたパスコードロック。設定画面付という至れり尽くせりです。

これがなかったらこんなに早く実現はできなかったでしょうね。

PBTweenAnimation

アニメーションまわり。金額を入力して保存した時のアニメーションなんかはこれを使ってます。

Si-Calendar

カレンダー表示。カレンダー系のライブラリはたくさんあるんですが、シンプルで純粋に日付を選択するのにはこれがちょうどよかったです。

SVProgressHUD

プログレスインジケータ。簡単な文字列も挿入できるし、キーボードなどとの位置関係もちゃんと調整してくれるので便利です。

AAMFeedback

フィードバック投稿フォーム。これのおかげでユーザさんからの要望やバグ報告のメールがどんどん来るようになりました。特にバグ報告はすぐに伝えてもらえるのでいいですね。

GradientButton

キーボードのグラデーション付ボタンの元はコレ。テーマ色が簡単に変えられるのもボタンをリソース無しで直に描画できているから。

いろいろ自分なりに調整しましたけれど、かなりそのまま参考にしてます。

番外:KTouchPointerWindow

最後は手前味噌でw 直接使っているわけではないですが、デモ動画を例の Reflection で撮影する時にタッチ位置に赤丸を表示するのに使っています。

あとがき

同じライブラリを使ったからといって同じアプリになるわけではありません。そこはもちろん開発者の腕の見せ所。

でももし単なる車輪の再発明であれば、既存のものを使ったほうがはるかに楽ですからね。

おかしなところがあったら pull request してみるのもいいかもしれない。単に fork するだけでもいいかもしれない。(どっちもしたことないけれど)

自分が作った自分ライブラリを公開してみるのもいいかも。

そんなこんなで、参考になれば幸いです。

シンプルな家計簿iPhoneアプリ かんたん支払い記録 Paylog v1.1 を公開しました – パスコードロック、電卓風レイアウトなど

公開して2週間。早速の機能追加とバグ修正です。

変更点

  • パスコードロック追加
  • キーボード設定追加(電卓風のレイアウトが可能です)
  • カテゴリ・口座設定の不具合修正
  • その他細かいバグ修正

パスコードロックはまあ普通に数字4桁でかけられます。

もちろん「起動してすぐに入力」という部分と矛盾するところではあるので使用される場合はそのへんも考慮に入れた上でどうぞ。

キーボードレイアウトについてはまったく気にしていなかったのですが、いわれてみればそうですね、ということで変えられるようにしてみました。(海外のユーザさんからも要望があったくらいなので)

電卓と同じように左下が1になります。数字のフォントサイズも変更できるようになりました。

その他にもバグ修正などなどです。リリース直後から上がってきたバグ報告と要望のうちの当初のコンセプトに影響の少ないものから対応してみました。

avail_on_app_store.png

他にも、予算機能とか、入金対応などの要望をたくさん頂いているわけですけれども、はてさてどうしたものかと思案中です。私の力不足もあるかもしれませんが、シンプルさと機能の多さは共存しにくいですからね。秀逸なアイディアが浮かべば順次対応していきたいとは思っていますので、気長にお待ちくださいませ。

日本がGWだったので、逆に審査は早くなるんじゃないかって思ってましたけれど、それほどでもありませんでした。(審査自体は18分でしたけどw)

  1. 5/1 : 提出
  2. 5/7 2:14 : in review
  3. 5/7 2:32 : 審査通過

まだの方も是非どうぞ。

Paylog 11位とか、心理テスト1位とか

 

先週公開された新作の Paylog ですが、皆さんのおかげもありまして、自己最高位の総合11位を達成することができました。感謝感謝。

10位まで行けば切りが良かったとかいう話もありますけれど、(まあ、大した宣伝活動もしていないのにこんなことを言うのもなんですが)いつだって頂点目指してがんばっているつもりなので、またそこを目指して精進していきたいと思います。

とはいえ、公開直後のスタートダッシュだったとしても、セールではない状態でここまで行けたのは自信になったかなとは思っています。なんにしても全てを糧にさらに進んでいきましょう。

あ、ちなみにもろもろ修正・機能追加したv1.1はすでに申請済みですのでGW明けくらいには公開されるんじゃないかと。

それから、たくさんのレビューありがとうございました(漏れてたらすいません)。

んでもって、心理テストですよ。いやーびっくりした。

以前も書いたような、、、と思ったら書いてなかったので一言書いておきますと、僕自身はまったく占いに興味ないんですが、だからこそ素直にアプリを作ることもできるよね、っていう部分もありますね。多分。もちろん好きな分野こそっていうのもあるんで、そこはいろいろです。

さてさて、こちらはおかげさまでなんと総合1位になったようで、しかもこれを書いている時点でもまだ1位をキープしているというなかなかありがたいお話。

もちろんこれについては僕は単にコード書いただけですけれど、それでもかかわったアプリがこれだけ評価されているのは嬉しいかぎりです。

そんなこんなで、最近公開されたアプリの近況報告(記録)でした。

どちらもまだという方は是非どうぞ。

開発担当したiPhoneアプリ「心理テスト」v1.0 が公開されました

え?また占い?まあ、ええですやん。細かいことは気にしない。

心理テスト 1.0(無料)

カテゴリ: ライフスタイル, エンターテインメント
現在の価格: 無料(サイズ: 6 MB)
販売元: AppBank – theM LLC
リリース日: 2012/04/26

App

現在のバージョンの評価: (7件の評価)
全てのバージョンの評価: (7件の評価)

ss1 ss2

例によってアプリの詳しいところは本家サイトをチェックしていただくとして。

今回はWebページ連動もしているので、そのへんちょっといろいろとやっているうちになんだか時間がかかってしまいましたが、ようやくでて一安心。関係者のみなさんお疲れさまでした。

カテゴリ5位の総合68位ってことなのでけっこう健闘中ですね。

ぜひぜひどうぞ。

シンプルな家計簿iPhoneアプリ かんたん支払い記録 Paylog v1.0 を公開しました

お待たせしました!久しぶりの新作アプリです。

まずは、AppStoreからアプリ概要を引用しておきます。


Paylogは素早く簡単に支払いの記録をするためのアプリケーションです。日々の細かな支払いをその場でさくっと記録してみませんか。

シンプルなインターフェース

  • 起動したらすぐに金額を入力できます。
  • 1. アプリを起動
    2. 金額入力
    3. カテゴリ選択
  • これだけで入力完了です。(もちろんメモを残したり、口座を切り替えたりすることもできます)

柔軟なカスタマイズ

  • カテゴリや口座を自由に設定できます。
  • アプリケーション全体のテーマ色も選択することができます。

書き出し機能

  • 任意の範囲の記録を書き出すことができます。
  • 書き出しはCSVファイルかEvernoteのノートに対応しています。
  • CSVファイルはメールで送信したり他のアプリで開いたりすることができます。

履歴管理と集計表示

  • 支払い記録を一覧で表示することができます。
  • 年間、月間の集計を口座ごとに表示することもできます。
  • 円グラフや折れ線グラフでの表示も可能です。

記録忘れ防止のリマインダー通知

  • 記録し忘れを予防するために、毎日指定の時間に記録を促す通知を設定することができます。

その他

  • 主要な通貨表示に対応しています。(通貨間のレート変換には対応していません)
  • TextExpanderに対応しています。

かんたん支払い記録 Paylog 1.0(¥85)App
カテゴリ: ファイナンス, ライフスタイル
販売元: itok – 啓 Ito(サイズ: 2.1 MB)


デモ動画はこちらをどうぞ。

動画ではドル入力になっていますけれども、もちろん、円でもユーロでもいけます。まあ上述のように通貨換算はできないので見た目の単位だけの話ですけれども。

開発動機的なものはこちらを読んでいただければいいのですが、自分が欲しかったから作った、といういつものやつです。とにかくシンプルにまとめたかったんですよね。

こだわりポイントとしては、テーマ色を変えられるところとか、独自の数字キーボードを導入してみたところとか、そのへんですかね。

ライフログで話題のEvernoteにも対応したので、そちら目的でも使えるんじゃないかと思います。(右の画像はiPhoneのEvernoteアプリで見たところです)

あとは、つけ忘れ防止のリマインダー機能。時刻を設定しておけば、毎日アプリの起動を促してくれますよ。

おもてに出ないところでいうと、日英だけじゃなくて中国語や韓国語にも対応していたりもしています。ストアの説明文だけならフランス語とかロシア語とかにも。お馴染の mygengo さんにお世話になったので、機械翻訳よりはずっとましだとは思いますが、なにしろ英語以外の言語だと確認ができないので意図通りになっているかどうかは不明ですが。。。

 

今回のアプリではアプリアイコンと起動画面をメタ・グラマー様にお願いしました。いつもいつもお世話になっております。アプリアイコンはすでに好評のようでなによりです。本当にありがとうございました。

また、TestFlightを使ったベータテストに協力していただいたみなさんにも大変お世話になりました。この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。

あ、あともう一つ。今回はほんとにたくさんのオープンソースライブラリを使わせてもらっています。有用なライブラリ(ソースコード)を公開されている作者のみなさんほんとに感謝感謝です。

 

さて、今回は公式twitterアカウントに加えて公式サイトも用意してみましたので、そちらも合わせてごらんください。(といっても、AppStoreの情報に毛が生えた程度ですが)

24日公開って設定していてもいつもなぜか1時間フライングで公開されますが、それはさておき、公開されてから約6時間。すでにいくつかのサイトにレビューやら紹介の記事が掲載されていて本当にありがたい限りです。そんなおかげもありまして、ランキングも好調であっという間にカテゴリの5位までやってきました。どこまでいくのか楽しみですね。

iCUGでのプレゼンもありましたし、公開までの予定をいろいろと組んでいたので、審査がどうなるかドキドキしていましたが、まあ予想通りの感じでした。とはいえ in Review から通過するまでの4時間は結構気になってましたね。

  1. 4/14: 提出
  2. 4/20: in review
  3. 4/20: 審査通過

みなさん是非お使いくださいませ。

家計簿についていろいろ思うことを

家計簿、つけてますか?

程度はいろいろとあるとは思いますが、僕自身は一応ずっとつけています。かなり昔から。少なくとも一人暮らしをはじめてからはつけていたと思います。今も我が家の家計簿は僕がつけています。

で、その頃からずっと紙にではなくて、なにかしらのアプリのようなものでデジタルに家計簿をつけるようにしていました。特に理由はないけれど、目の前にMacあったしね。

エクセルみたいな表ソフトから、専用アプリ、ウェブサービスなどいろんな形態で家計簿をつけてきました。今は亡きPDAなるものを使うようになってからは、外でも手軽に入力できて、家でも管理できて、なんてことを考えてみたり。そんなに詳細までしっかりつけるというわけじゃなかったけれど、まあそれなりにそれなりにつけてきたかな。

そんな中で、いつもことではありますが、自分に合う家計簿っていうのは自分で作るしかないのかなあ、とかいう漠然とした思いもあったりして、家計簿アプリは僕の中ではずーっとあった1つのアイディア、というか課題でした。でも、もし作ったアプリを公開した場合、多くの家計簿アプリがそうであるように、みんなが幸せになるアプリを作るのはほぼ不可能。っていうかこのジャンルは完全に泥沼ジャンルですからね。無尽蔵に湧き出るユーザさんとの要望といかにうまくつきあうのか、と。そんなことを作る前から考えて、「あー無理」って感じでもう10年。

 

まあ、そんなこんなでいろいろとやってきて、最近導き出された一つの結論。

  • 家の家計はがっちりした多機能アプリで管理する
  • 自分の財布(お小遣いみたいなもの)は手軽に入力できるシンプルアプリで記録する

こういう使い分けがいいのかな、って思いました。

 

多機能アプリは今のところ、最近はやりのiComptaを使っています。ちょっと癖はあるけれど、過去に使っていたアプリとだいたい同じことができているし、それ以上にもいろいろできることが多いし、特に問題もなさそう。

じゃ、シンプルアプリは?と思ってAppStoreをぶらぶらしてみました。

思ったんですが、特にiPhoneで家計を入力するアプリって、起動したらまず金額をいれたいんですよね。「新規」ボタンを押したりするんじゃなくて。もちろん、履歴をさかのぼったりすることは大事なのですけれど、とにかくすばやく金額を入力させて欲しい。あと、CSVなんかで出力できればばっちり。場合によっては、Macでそのデータを加工したいこともあるでしょうから。

なんてことを思っていたら、、、

まあ、なんていうか結局いつものやつですね。「作ってしまえ〜」とね。

そんなこんなで、作ってしまいました。

 

どんっ

「かんたん支払い記録 Paylog」(ペイログ)っていいます。

上述していたように泥沼ジャンルではあるものの、シンプル路線に完全に振り切ることで、その無尽蔵な要望をざっくり切り落とし、自分の欲しい形のアプリになったんじゃないかな、と。そしてそういう意味では、10年にわたる自分の中での家計簿アプリ論争にこれで終止符を打てたらいいなとまで思っています(言い過ぎ?)。

簡単に紹介するとこんな感じのアプリ。

  • シンプルなインターフェース
  • 柔軟なカスタマイズ
  • 書き出し機能
  • 履歴管理と集計表示
  • 記録忘れ防止のリマインダー通知

デモ動画もどうぞ。

と、こんな感じで、結構便利なものに仕上がったんじゃないかと。

よくよく考えてみれば、ここ1-2年はずーっとPictShareを作っていたから、ネタアプリをのぞいたら、実に久しぶりの完全新作です。とはいえ1ヶ月くらいで仕上げるつもりがいろいろやっていたら2ヶ月くらいかかってしまいました。(その間PictShareのサポートが遅れ気味になってしまって申し訳なかったです)

えーと気になるお値段は85円です。多くの人に使ってもらえたらいいですな。

で、最後に大事なことを。

Paylogは明日(4/24)公開されます

お楽しみに〜

iCUG 17th meeting に参加してきました

ほんと久しぶりのiCUG。

プレゼンでもしゃべっていたけれど、今過去のブログをみてみれば、確かに14回以降のほぼ1年ぶり。あのトブカメラを発表したのが最後の参加だったっぽい、

まあ、そんなこんなで僕のiPhoneオフ会のホームグラウンドともいえるiCUGに参加してきました。

プレゼン枠をもらって新作アプリの紹介もさせてもらいました。どんなアプリかっていうのはまた後日詳細を書くんでお楽しみに。

なんか僕のプレゼンに「安定感のある」っていう評価を複数人から聞いたわけだけど、特に抑揚もなく淡々としゃべるところがいいのかな?別にプレゼン上手なわけじゃないですが。まあ、iCUGでは毎回必ずといっていいほどしゃべっているから、定番って感じなんでしょうね。

新しい人にも懐かしい人にも会えました。2次会でもいろいろと話をすることができてよかったです。iPhone出てからもう4年経とうとしてるんだなあ〜と。

今回はじゃんけん勝てなかったけれど、みんなに配られたiPhoneの保護フィルム。早速相方さんのiPhoneにでもはりますかね。

そんなこんなで、みなさんお疲れさまでした。

追記(2012.4.24)

USTのアーカイブはこちらをどうぞ。7:50あたりからしゃべってます

ワンボタンの声 for iPhone v1.2.1 を公開しました

またまた久しぶりの更新です。

変更点

  • 広告をAdmobからiAd+AppBankに変更
  • Twitterのメンバータイムラインを変更

特にこれといった変更ではないのですが、AppBankの新しい広告ネットワークがはじまったところで、手元のアプリで広告を掲載しているのがこれだけだったので、ちょっと変えてみましたというかそういう感じです。ついでにiAdも載せてみました。

avail_on_app_store.png

もちろん、広告費を全額Podcast運営に寄付する方針は変わっていないので、Admobだけ、っていうよりは寄付額がアップするといいなあ、とか。あとはAppBankでの露出も増えるみたいですし。

最近の印象としては1週間(7日)後というよりは6日後に審査通る感じですね。まあ印象ですが。

  1. 3/9 提出
  2. 3/15 in review
  3. 3/15 審査通過

まだ使われていないという方も是非どうぞ。

写真投稿iPhoneアプリ PictShare v3.1 公開しました – サムネイル一覧にサービスアイコン表示など

v3.0でのユーザさんからの要望をいくつか取り入れてみました。

変更点

  • 送信済みマークとしてサービスアイコンを表示する設定を追加
  • サムネイル一覧にフィルタ設定を追加
  • 重複したアカウントを作成できる設定を追加
  • アカウントごとにラベルを指定できるように(アカウントの詳細設定より)
  • [Evernote] 安定性の向上
  • 細かいバグ修正

またまた順番に説明していきます。

サービスアイコン表示

v3.0で一番多かった要望かも。

v3.0でサムネイル一覧に送信済みの写真に送信済みマーク(チェックマーク)を表示できるようになっていたんですが、どこに送信したかも一目でわかるようにしたい、ということだったので、それではってことで、「チェックマーク」or「サービスアイコン」を選択できるようにしました。

「サービスアイコン」を選択すると、こんなふうにちょっとにぎやかになります。

フィルタ設定

サムネイル一覧右上の「フィルタ」から一覧表示にフィルタをかけることができます。「写真」「動画」とか「送信済み」「未送信」を組み合わせることで、「未送信」の「動画」だけを表示して、一括選択→送信、なんてことができるようになりました。

アカウント設定まわり

もともとPictShareでは重複したアカウントを登録できないようになっていました。まあ、これは普通の話で、例えば同じTwitterアカウントを2つ登録しても意味がないと理由からです。

でも、同じアカウントに対して別々の設定をそれぞれ保存したい、という話になるとちょっと状況が変わります。例えば同じEvernoteのアカウントを2つつくって、片方はオリジナル解像度でノートブックAへ、もう一つは解像度落としてノートブックBヘ、っていう別々の設定をその時に応じて簡単に使い分けたい、とか。

で、アカウントの重複を許可するかどうかの設定が追加されました。この設定をONにすると、重複したアカウントでも追加できるようになります。

ただ、その場合、今まではアカウントの見分け方としてユーザ名が表示されているだけだったため、見た目にどっちがどっちかわからなくなってしまいますので、アカウントごとに「ラベル」を指定できるようになりました。各アカウントの「詳細」設定より表示ラベルを指定できます。指定していない場合には今まで通りユーザ名が表示されます。

上の例でいえば、「ノートブックA」というラベルと「ノートブックB」というラベルを付けてもいいかもしれませんね。他にもTwitterの送信先ごとに作ったり、解像度ごとに作ったりすることもできますね。

avail_on_app_store.png

機能的にはいったん一段落かなあ、と思っているところです。いくつか追加したいサービス(まだあるのかよ!っていうツッコミ歓迎w)はあるので、それにもぼちぼちと対応していきましょう。

現在の対応サービスはこんな感じです。

  1. DropBox
  2. Evernote
  3. Facebook
  4. Flickr
  5. mixi
  6. Picasa
  7. Posterous
  8. SmugMug
  9. SugarSync
  10. Tumblr
  11. Twitter
    1. Twitter公式
    2. Twitpic
    3. yfrog
    4. Lockerz
    5. Mobypicture
    6. TwitVid
    7. ついっぷるフォト
  12. YouTube
  13. はてなフォトライフ
  14. フォト蔵
  15. メール(直接メール送信)

今回は思ったより早かったです。週明けになると思っていたんですけどね。

  1. 2/28 提出
  2. 3/4 in review
  3. 3/4 審査通過

みなさん是非お使いくださいませ。

iPhone/iPadの画面にタッチ位置を表示するためのソースコード KTouchPointerWindow を公開しました

ことの発端は、昨日ちょっと業界をにぎわせたこのアプリ。

まあ、AirPlay MirroringでiPhone/iPadの画面をMacに映せますよ、と。で、それをスクリーンキャプチャで動画とったら、そのまま実機デモ動画になりますよ。という話。これはすごく便利!実機でしか出来ないことってたくさんあるから、やっぱりデモ動画は実機が一番いいんですが、カメラ設置して、、、というのが面倒だったり、うまく映らなかったりするんですが、これならばっちりですからね。

ただ、一つだけ難点があって、


AirPlay mirroringはタッチした位置がわかる設定とかあるといいんだけどなあ(もしかしてある?)
Mar 02 via YoruFukurou Favorite Retweet Reply

ということ。Mirroringしているとスクリーン上ではデバイスのどこをタッチしているのかわからないんでね。そしたら某所から「言う前に作っちまえぇ~」とおしかり(笑)をうけたので、まあそれっぽいものを作ってみました。

もちろん、JBなしではアプリ側に細工をするしかないので、開発者用というかそんな感じ。

githubからソース持ってきて、プロジェクトに追加して、こんなふうに初期化すればOKなはず。

- (BOOL)application:(UIApplication *)application
    didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions {
    // これだけ
    KTouchPointerWindowInstall();
     ...
}

いわゆるMethod Swizzling使ってUIWindowのメソッドを横取りしているので、標準UIであるキーボードとかアラートダイアログ上にもポインタがでます。こんな感じで。

で、これを使って、動画撮影するとこうなります。

最後のほうでは意味もなくマルチタッチしてますが、まあそういうこともできますよってことで。あ、ちなみに、動画に写っているのはお馴染PictShareですが、現在申請中のv3.1が動いてますんで、これはこれでお楽しみに。

もちろん、このコード自体は別にReflection云々とはまったく関係ないので、AppleTV越しにデモするときなんかでも重宝するかもです。

コード上おかしなところがあったら御指摘くださいな。