イリーナ・メジューエワ ピアノリサイタルにいってきました

京都市内に新しくできた音楽サロン「PAGANINI Castello di Nijo」のオープニングコンサートに行ってきました。

PAGANINI Castello di Nijo|コンサートホール&サロン

曲目 ベートーヴェン ピアノソナタ第1番
ベートーヴェン ピアノソナタ第19番
ショパン ノクターン嬰ハ短調(遺作)
ショパン 幻想即興曲
ショパン 3つのマズルカ(Op.59)
ショパン 舟歌
ショパン 英雄ポロネーズ(アンコール)
日時 2020年2月15日(土)
場所 PAGANINI Castello di Nijo
ピアノ イリーナ・メジューエワ

ピアノのソロコンサートなんてすごい久しぶり。

70席くらいの会場でしたが、前の方の席が空いていたので、3列目くらいからがっつりと。

ホール中を覆い尽くすピアノの迫力に圧倒されつつ、どの曲もすごいよかった〜

子たちも連れて行ったので、事前予習にと、ちょこちょことプログラム全曲を流していたんですが、その中で舟歌は、録音と生では全然印象違いました。

なにこのすごいいい曲は!ショパンわりと聴いていた時期もあったけど、この舟歌は全然ノーマークだったので、その舟と水と波の雰囲気にぐいっと引き込まれてしまいました。普通に水に浮かぶ舟が、目の前に登場しましたからねえ。ああすごかった。

最後の英雄ポロネーズも、「アンコールで英雄とかやったらすごいよね」なんていう話をしていたらほんとにきたので大満足。

オープニングコンサートということもあって、演奏会後はスタインウェイをじろじろと眺めさせてもらったり、サロンの他の部屋を見学させてもらったり。

コンサート含めていいひとときを過ごさせてもらいました。

第20回 日本マスターズオーケストラキャンプ 初春コンサートを聴いてきました

かなり毎年恒例な感じがしますが、いつものように、3連休で集まって練習したアンサンブルの最終日コンサートに行ってきました。

曲目 ウォーロック カプリオール組曲
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏第8番
エルガー 序奏とアレグロ
日時 2020年1月13日(月)
場所 京都府立府民ホールアルティ
指揮 大山平一郎
Vc 金子鈴太郎

(パンフに載っているのと曲目曲順若干違いました)

弾いたり聴いたりで今年で5回目っぽい。わりとヘビーリスナーになってきた。

京都市内で休日の昼間にやってるお手軽なコンサート。自分でやってる弦楽アンサンブルの参考もかねつつ、知人もちらほらと参加してますしね(ちなみに、今京都のオケで弾いてるのも、数年前にこのキャンプに参加したのがきっかけなのでいろんな縁があるものです)

60人くらいの弦楽合奏。ベースは8本、チェロもたくさんいたので、低音はすごい重厚なサウンドでした。

ウォーロックは自分もこのキャンプで演奏したことがありますし、わりと自分的には弦楽の曲としてはおなじみ。

そして、なんといってもショスタコです。

あれ?なんか、すごいすてきな音が響いてきた!とステージを見渡したら、鈴太郎さんでした。もう音が美しすぎて、幸せすぎた。

エルガーも、生で聴いた(観た)のは初めてで、なるほどこういう編成の曲もあるのかという感じ。

音楽三昧となった3連休をいい感じで締めくくることができました。

そんな感じで関係者のみなさまおつかれさまでした。

北浜交響楽団第3回演奏会を聴いてきました

知人のオケ仲間がどソロを弾かれるということで、聴きにいってきました。

曲目 モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」
ブルッフ ロマンス
ベートーヴェン 交響曲第4番
指揮 稲葉 ひろき
Va独奏 相原 芸術(ロマンスの独奏)
日時 2020年1月11日(土)
場所 ドーンセンターホール

北浜交響楽団オフィシャルサイト

いやあ、アマチュアで、オケバックにソロはほんますごいですわ。

もう知人ということもあって、なんだかこっちが緊張しながら聴かせてもらいましたが、いい演奏をおつかれさまでした。

アンコールでのファミリーカルテットもすごいいい感じでよかったです。

オケの編成としてはちょっと小ぶりで、久しぶりに古典とかそっち系の曲をいろいろ聴けたな、と。

関係者のみなさんおつかれさまでした。

そういや、ベートーヴェンは生誕250年なのですね。だから各所で演奏するっていう話が流れてくるのかあ

京都市民管弦楽団第100回定期演奏会でした

今年最後の演奏会が無事に終わりました。

曲目 デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
フォーレ 組曲「ペレアスとメリザンド」
ホルスト 組曲「惑星」
 スター・ウォーズのテーマ(アンコール)
指揮者 長田 雅人
場所 京都コンサートホール
備考 前2曲トップ

今回、セッティングでバタバタしてたら、恒例のリハ写真を撮り損ねていたという残念。あんな大編成だったのに・・・

さて、魔法使い。外は冬空なのに、ステージ上はいつものように気温高め。冒頭の出番をまってるだけで、じわじわと手に汗かいてきましたよね。

ピチカートとアルコの持ち替え多かったので、汗ですべって弓を握り損なうんじゃないかと思った瞬間もありましたが、無事に乗り切りました。

フォーレさんは、もう最初のピチカートから思ってた音が出せてほんと満足。あの瞬間だけで、美味しいビール飲めそう、って思いましたね。

そして惑星です。自身3回目の惑星全曲。前回とも全然違う曲にし上がって、新鮮な気持ちでステージに立てました。

もちろん、火星から全力疾走・・・で、金星で、指痛いなあとなって、水星必至で数えて、木星は楽しんで、、、

そして、土星。いやあ、ソリよかったわあ。きっと、練習の中でも一番のできだったと思う。思いたい。(5年前のリベンジは十分にはたせました)

最後の力を振り絞っての天王星、と消えゆく海王星。拍手の前の静寂がほんとよかった。

アンコールものりのりで。うちの子らも楽しんでくれたようでよかったです。(特に上の子はスター・ウォーズ大好きっ子なので)

もちろん美味しいビールをいっぱいのめました。

関係者のみなさんおつかれさまでした。聴きにきていただいたみなさんありがとうございました。ほぼ満席のコンサートホールはじめてみました。

もちろん、家族のみなさんには普段の練習からいつも協力ありがとうです。感謝感謝。

いつもの解説はこんな感じ。たまには全文乗せておきますね。(小さいけど)

次は、こちら。

ブラ1って、今度で2回目なんですが、前弾いたのが学生の時で18〜19年ぶりっていうね。あの頃はジャーマン弓だったんだよなあ。。。

バス椅子を新しくしました

わかりやすくはコントラバスの演奏用に使っている椅子を新しくしました。かな。

先に出しておくと新しくなったのがこれ。

もともと自分は座奏をしていて、普段の練習でも椅子は欠かせません。しかも、わりと低めにどっしりと座る(両足がかかとまでちゃんと地面に着く程度)ので、巷にあるようなバス椅子だったり、ホールのバス椅子も座面が高くて使えないことがほとんど。

それでも以前は、本番だけはホールの椅子で、いつもと高さを変えて弾いていたんですが、それだとどうしても体に合わない感じが強くて、やっぱり本番も練習と同じ椅子を、つまり自分の椅子を使っている今日この頃です。

最近まで使っていたのは、それこそ一人暮らしはじめた頃に買ったので、もう15年くらいお世話になっている、折り畳みできて、座面の高さも変えられる、ワーキングチェアって言うやつなのですが、唯一の難点が、座面が木。

これも、最近まではそんなに気にならなかったんですが、1日中練習がある時とか、本番中もそんなに立ったり座ったりするわけじゃない(譜めくりする時くらいは立つけど、譜めくりしなかったらシンフォニー1曲の間座りっぱなし)ので、木の座面だとお尻が痛くて・・・ついには腰も変な感じになってきて、、、というつらい感じに。

最近、座面にあうようなクッションを探しはじめたところ、ふと、そもそも、座面がクッションな椅子にしたらいいんじゃないかと気付きを得て、冒頭の椅子を買うことにしました。まあ、椅子としての性能はほぼ一緒ですね。座面と背もたれに薄いクッションがあるだけの違い。

まだ2週間くらいしか使ってないけれど、この間の週末丸々練習だった時でも、今までみたいなつらい感じにはならなかったし、好調な滑り出しです。

今度の本番、どんな感じになるか楽しみですね。

ちなみに、前のと違って、全身黒にしたので、ステージにあってもそんなに違和感ないんじゃないかな、とかそういうのも思ったりしてます。

ゲイリ・カー コントラバス・リサイタルに行ってきました

コントラバスの神様が京都に降臨しました。

20年くらい前に、ドボコンの演奏を聴いて以来のゲイリー様。記憶によれば、僕自身は3回目の生ゲイリー様ですが、ソロのリサイタルははじめてかも(過去は2回ともコンチェルトだった)

演奏曲目は以下の通り

*これ以外にアンコールとして、「ロンドンデリーの歌」と「ゾウとハエ」(ロレンツェッティのガボット)が演奏されました

これ全部弾くの?って思いましたけど、弾いてはりました。全部暗譜、立奏、途中の休憩時間以外の曲間の休憩はほぼなし(舞台袖に戻ったりもしてない)、おじいちゃんパワフルすぎる。

エクレスは1楽章冒頭の繰り替えし2回目からやられました。あんな自由に弾くの?弾けるの?なにそれすごい。

ボッテジーニやクーセヴィツキーといったバス弾きおなじみの曲たちも、こんなにすらすらと弾けるものなのかと。僕が知ってる曲と雰囲気全然違うんですけど、、、

白鳥を生で聴けてよかった。あのピアニッシモはどこから来るんだろう。

そしてきわめつけはモーゼの幻想曲。これも有名な超難曲。いや、ほんまにすごいむずかしい曲なんですよね。そのはずなんですけれど、あんなに楽しそうに弾けるんや・・・すごい楽しそうだった

あと、曲一覧を見た時に、これはアンコールにあれくるかな?きて欲しいな、と思ったらきましたロレンツェッティのガボット。今までのアンコールピースとしてもゲーンズのスケルツォとこのガボットを聴いたことがあったので。相変わらずおちゃめなゲイリー様。

2時間の演奏会はあっという間。鳴り止まない拍手。見たこともないくらい長蛇のサイン会。

ソリスト、ミュージシャン、アーティスト、エンタテイナー、そんなゲイリー様のステージ。とにかく至福の時間を過ごしました。

 

余談。そういえばゲイリー様のCDたくさん持ってるけど、レコードもあったような・・・と思ったらちゃんとありました。

演奏会のお知らせ : 京都市民管弦楽団第100回定期演奏会(2019.12.8)

ぼちぼち本番1月ちょっとなので、そろそろ演奏会のお知らせを。

日時 2019年12月8日(日) 13時15分開場 14時00分開演
場所 京都コンサートホール
曲目 デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
フォーレ 組曲「ペレアスとメリザンド」
ホルスト 組曲「惑星」
指揮者 長田 雅人

京都市民管弦楽団

ついにきました100回の記念定期。そしてキラキラ🌟プログラム。

ファンタジアでおなじみ魔法使いの弟子。魔法使いのミッキーマウスさんはここから始まりましたからね。弟子がいらんことして、師匠に怒られる、そんな楽しい曲をどうぞ。

元の話は昼ドラみたいな話(偏見。気になる人はググってみてください)ですが、とにかく静かできれいなペレアス。にぎやかな曲の合間にちょっとした清涼剤。

そして、惑星ですよ。なぜか全曲弾くのは3回目なんですが(そのせいで、近しい人には「めったにしない曲だから是非きて〜」っていう宣伝文句が使えないっていう話もある)、まあでも前回とも全然雰囲気違うので新鮮な気分でのぞんでます。

火星の5拍子は中毒性あるし、木星の例の中間部はベースが一番美味しいって思ってるし、土星はがんばります。天王星は魔法使いかぶり?というそんな感じで。(星が3つほど抜けてますが、気にしないでください)

ちなみに、今回も前2曲のトップします。極上のピチカートがだせればいいなあ>ペレアス。

たまにはいとーけーが楽器弾いてるところでも見てみようかという方はチケットありますので連絡していただければと。

というわけで、みなさん是非お越しくださいませ。

京都市学校・幼稚園 PTA感謝の集い 親子コンサート(2019)でした

去年、まさかの演奏会中止から1年、今年は無事に開催できてなによりでした。

本番なくなった – itokの日記(2018.7.6)
曲目コープランド 市民のためのファンファーレ
J.シュトラウス 喜歌劇「こうもり」序曲 (*)
ウィリアムズ 映画「E.T.」より「フライングテーマ」
ビゼー 歌劇「カルメン」より「闘牛士」(指揮者体験コーナー)
ワグナー 歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第一幕への前奏曲 (*)
ふるさと
ウィリアムズ 映画「スター・ウォーズ」より「メインタイトル」
J.シュトラウス ラデツキー行進曲(アンコール)(*)
指揮者藏野 雅彦
(*は堀川音楽高校の3年生が指揮)
場所京都コンサートホール
備考トップ
前日リハの様子

前述のように去年は演奏会無くなったんですが、その前の一昨年に出演した時はエキストラだったので、私もこれでこの京都市民管に丸2年って感じになりますね。

対向配置で端っこに座る経験初めて(というわけじゃないはずやけど、少なくともものすごく久しぶり)なので、本番ちょっとホールの響きに戸惑ったりもしました。戸惑ったというか、端っこだと全体の響きに包まれているっていう感覚がうすくなるのでそこが違和感ありましたね。いつもは自分的にわりと弾きやすい場所(席)で弾けてるんだなあ、と。

なんといっても無事にフォースの加護あってよかったです。いや、まあ演奏自体はいろいろあった気もしますけれども。(スター・ウォーズ、いつか全曲やれたらなあ)

高校生の指揮も2年前とは比べ物にないくらいの感じで、またいつか(10年後くらい?に)共演できたらいいですよね、とおじさん目線。

諸般の事情で、朝本番だったのに、昼からビールを飲むこともなく、晩にまったりとおつかれさまでした。

関係者のみなさまおつかれさまでした。

これでまた水曜日から定期の練習だからがんばらねば。今度は惑星(宇宙もの多いな)

京都市民管弦楽団第99回定期演奏会でした

5月にしてはまさかの炎天下、の演奏会でした。

曲目ムソルグスキー 交響詩「聖ヨハネ祭の夜の禿山」(禿山の一夜・原典版)
ショスタコーヴィチ 交響曲第9番
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
 ロンドンデリーの歌(アンコール)
指揮者粟辻 聡
場所京都コンサートホール
備考前2曲トップ

もう本番衣装を着るだけで汗が出るっていうくらいの感じでしたが、汗だくになりながらの演奏会は無事に終了しました。1曲目弾いているだけで、服の中で汗が飽和状態な感じになったので、そのあとは気にならなくなりましたけれど。

にしてもしんどかったわ〜禿山終わっただけで息切れしてましたからね。心身ともにショスタコまでよく持ちこたえました。

20分の休憩で、呼吸を整えて、気持ちをのどかに切りかえてからの田園。

嵐は摩擦熱で指が熱かったですけれど、そこを乗り越えての5楽章はやっぱり感無量です。悪魔に始まってようやくここまで来ましたね、と。

個人的にも全体としても結構いい演奏が出来たのではないかと。家族からもよかったよといわれたのでよかったのではないでしょうか。

美味しいビールもいっぱい飲めたし。ほんと、汗だくのあとで、冷えた一杯目のビールはうまかったわー

聴きにきてくれたみなさんありがとうございました。関係者のみなさんおつかれさまでした。

で、家族のみなさんにはいつも協力感謝です。

恒例の子ども向け解説はこんな感じでした。ちなみに「なにが一番印象的だった?」ときいたら「雷」だそうな。やっぱ打楽器わかりやすいよね。

次はまずこれから、

で、こちら。いよいよ第100回。

有名なシンフォニーでもまだ弾いたことない曲(運命とか)はたくさんあるのに、縁あって5年ぶり3回目の惑星ですね。

そんなわけで5年前の演奏をみてみました。若かった>自分(あと、パートsoliで音程外して「うっ」ってなってたのが映像に残ってた。リベンジするぞ

演奏会のお知らせ : 京都市民管弦楽団第99回定期演奏会(2019.5.26)

本番1月ちょっとになりましたし、この週末は集中練習でした(合計9時間くらい弾いた?)し、演奏会のお知らせです。

日時 2019年5月26日(日) 13時15分開場 14時00分開演
場所 京都コンサートホール
曲目 ムソルグスキー 交響詩「聖ヨハネ祭の夜の禿山」(禿山の一夜・原典版)
ショスタコーヴィチ 交響曲第9番
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
指揮者 粟辻 聡

京都市民管弦楽団 - Kyoto Civic Philharmonic –

今年は100回定期の記念イヤー。その1回前の99回です。

前半2曲でトップを弾きます。どっちも数えるの大変。変なザッツを出さないようにがんばります。

もう、誰ですか、はげ山の原典版をしようっていったのは(はい、私も、原典版に手を上げた人です。すいません)、と思ってたんですけれど、最近、ようやくいろいろ心に余裕がちょっとだけ(ほんとにちょっとだけ)芽生えてきたので、原典版楽しいです。リムスキー=コルサコフ版弾いたはことないけど、今聴いたらすごい違和感ありそうってくらいには原典どっぷりです。譜面真っ黒だし、休みほとんどないんだけれど・・・

で、弾くのは大変ですが、曲は楽しいショスタコ9番。演奏するのは2回目ですが、自オケでするのは初めてなのでじっくりと。pizzもうしんどい〜といいながらがんばり中。

田園は今回で3回目ですが、実は初めて田園を弾いたのは京都市民管のトラで、っていうそういう不思議な縁。(これ> 京都市民管弦楽団 定期演奏会 – いとーけーのページ(2005.6.5)。って、この時は京都市民管さんと初めての出会いだったようで。ちなみに魔法使いも今度やるけど)

田園の嵐はほんとに大変。だけどはげ山(悪魔)→ショスタコ(戦争?)とやってきたら、自然はほんと豊かで平和ですね。田園の5楽章に突入するところなんか、きっと本番感無量だろうなあ。

たまにはいとーけーが楽器弾いてるところでも見てみようかという方はチケットありますので連絡していただければと。

というわけで、みなさん是非お越しくださいませ。