京都市民管弦楽団第103回定期演奏会は無観客で開催されます

まあ表題の通りです。いつ演奏会の告知をしようかと思っている間にこんなことになってしまった。この1年半の間に京都市民管だけで2回演奏会がなくなって、3回目がこれなので、ここまでくるとただただ運が悪いなあという気持ちにもなる今日この頃。

とはいえ演奏はするので、なんとなくいつも通りにいきましょう。(無観客で無配信なので演奏会というよりは、演奏会形式のホールレコーディング、という感じでしょうか)

日時 2021年5月30日(日)
曲目 モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」
ベートーヴェン 交響曲第2番
ブラームス 交響曲第2番
指揮者 藏野 雅彦

なんでこんな壮大なトリプルシンフォニーになったかといえば、あれですね、密を避けるべく、小編成でもできる曲をって感じだったのですけれど、まさか普通に全乗りすることになるとは思わなかった。必然的に体力勝負。(ちなみに、前2曲はトップ)

モーツァルトは初対面。もう全然指まわらないです。勢いでなんとか。

ベートーヴェンは2回目だったか。でも、これも指まわらないです。こっちも勢いでなんとか。

ブラームスは定番とはいえ久しぶり。大学生の時にがっつりやったのでいろいろ身にしみついているところ多いです。「あーあの時ここで指揮者の先生に怒られたなあ」とか「ひとり弾きさせられたなあ」とか、いろいろよみがえってきますね。

オールD-durプログラム。ドイツ音楽の歴史を順にたどることはできるのか。はてさてどうなりますことやら。(無観客なら曲ごとの休憩長めにあるといいなあ)

なんにしても、1年半ぶりのホールのステージ、楽しんで弾けるように、あともうちょっと(練習場所がないので合奏の機会もほとんどないけど)ラストスパートがんばりますか。

(美味しいビールの手配しておかなくちゃ🍻)

大宮リリックアンサンブル 第4回演奏会は延期されました

まさか、本番前日にこんなブログを書くことになるとはね・・・無念(あと1日だったのだけれど・・・

個人的にアマチュアの団体が無観客でコンサートをおこなう意義って微妙なので、中止か無観客かっていわれたら中止になるかあ、というところで、まあ実際には延期という形になりますが、うーむ。

去年に引き続き、なかなか本番の舞台に立てないなあ・・・(16ヶ月本番無し継続中

ちなみに延期なのですが、まだ予定は未定です。現在スケジュール調整中という感じで、また決まり次第お知らせします。

大宮リリックアンサンブル

明日配られるはずだったパンフたち(子ども向けも)

ヤナーチェクさんやバッハさん、レスピーギさんと付き合う時間がちょっとだけ増えたということで。あと少し(どのくらいかわからないけど)お世話になります。

大宮リリックアンサンブル 第4回演奏会のお知らせ

1ヶ月前になりましたし、夫婦でやってる弦楽アンサンブルの演奏会のお知らせです。

日時 2021年4月25日(日) 13:30開場 14:00開演
場所 ムラマツリサイタルホール 新大阪
曲目 バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番
レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
ヤナーチェク 弦楽のための組曲

詳しくは以下のチラシをごらんください。(毎回恒例ですが、チラシのヴァイオリンは相方さんの作ったこの演奏会のためのオリジナルステンドグラスです。当日実物飾られてます)

またホームページはこちらを。

大宮リリックアンサンブル

なんていうか私自身1年半ぶりの演奏会本番です。去年は結局1回も本番無かったし、ここにきてようやく本番にたどり着けそうです。

やってみたかったヤナーチェクを筆頭に、どの曲も魅力あふれる曲ばかり。魅力あふれる演奏になるようにラストスパート中です。

前回の演奏会からそうですが、今回も楽器は弾いておらず、パートは指揮です。みんなの音楽の方向性をまとめつつ、もちろん自分のやりたいこともやりつつ、そんな感じで、この立ち位置もぼちぼち慣れてきたような気もします(なにより、練習録音聞いて自分の声がたくさん入っているのにはもう慣れた)

コードも書いてない、ベースも弾いてない、というかなりレアないとーけーがみられるチャンス、かもしれなかったのですが、こんな時期ですので入場者数制限がかなり厳しくて、、、残念ながら「みなさま是非お越しください」とはいいづらいところでして、お声がけいただきましたら、もしかしたら整理券を用意できるかもしれません、という感じで、ご了承ください。

大阪市民管弦楽団 第91回定期演奏会を聴きにいってきました

夫婦二人の古巣のオケ、相方さんがお手伝い出演することになりまして、聴きにいってきました。

曲目 ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」
ショスタコーヴィチ 交響曲第9番
チャイコフスキー 序曲「1812年」
日時 2020年11月14日(土)
場所 ザ・シンフォニーホール
指揮 牧村邦彦

もともとは3月に開催される演奏会でしたが、こういうご時世ですので延期され、もちろん練習も中断され、と紆余曲折あったようですがようやく演奏会が開催されるということで、アマチュアオケ弾きとしては他人事ではない感じで会場に向かいました。(自分とこも2回演奏会中止になってますしね)

ちなみに↑のは曲順です。英雄最初かよ!1曲目終わって休憩はじまるの1時間後っていう感じでしたが、まああっという間でしたけどね。(そういや、完全に戦争物プログラムでしたね)

後述のように指定券で、舞台を横から見下ろせる席だったので、指揮者もしっかり見られて、なかなかおもしろかったです。チェロバスもばっちり見てました。

そうそう、大砲の話をさせてください。1812といえば大砲ですが、偏見かもしれませんがだいたいシンセとか使うことが多いと思うんです。自分がファミコンでやった時もシンセだったし。で、今回はどんな感じかなって思ってたら、休憩中に、舞台の端にバスドラが1台設置されたのですよ。あきらかに大砲用。でも1台?1台で足りるの?バスドラで代用するなら数台いるんじゃないの?みたいなこと思っていたら・・・ごめんなさい。すごいバスドラ聞かせてもらいました。なにあの圧倒的な破壊力。1台のバスドラでオケ全部を、あの1812の盛り上がっているオケ全部を、すべて覆ってしまいましたね。いやあ、すごかったわ〜(隣で子が「大きすぎてひいたわ〜」っていってたけど、それが正解です。それくらいが大正解です)

あ、あと、大阪市民管が持ってる鐘を生で初めて聴けたのもよかったかも。在団当時もほかのオケに貸し出しすることはあっても、自分とこで使ってるのは見たことがなかったから、

ちなみに、他人事ではないので感染症対策の話をメモっておくと

  • 客席側
    • 全席指定席。前後左右に人が配置されないような配慮
    • チケットに連絡先を記載する欄あり。受付で記載されているか確認もされた
    • 入場前に検温と消毒。検温は4ヶ所くらい装置が設置されてたかな(会場にはいるまでにすでにスタッフの数がすごい・・・)
    • チケットの半券もぎりは自分でおこなう
    • 全席指定とはいえ、家族だし、前後に誰もいないし、席つめて座ろうかと思っていたら、スタッフさんにとめられました。ので、ちゃんと家族でも席空けて座りました
    • ステージ前の客席2列くらいは座れないように閉鎖されていたっぽい
    • 放送で何度も感染症対策の案内あり。当然みんなマスク着用
    • 終演後、楽屋口に相方さんを迎えに行ったけど、スタッフさんが楽屋口に人がたまらないように気を使っていました
  • 舞台側(こちらで視認できた限りで)
    • 管楽器以外は全員マスク着用のまま演奏。指揮者も透明なマスクで
    • 指揮者とコンミスで握手とかはしない。ひじタッチはしてた
    • 弦楽器は全員1人1譜面台。譜めくり大変そう・・・
    • セッティングの時に手袋をしている人がいた(あとで聞いたところでは、共有部分をさわる時は極力手袋をしてってことだったそうで)

なにはともあれ、関係者のみなさんおつかれさまでした。美味しいビールのめてるかな?(家でミニ打ち上げしました)

「相原カルテット ファミリーコンサート」を聴きにいってきました

タイトルだけみると、いわゆるファミリー向けの演奏会かと思ったりしますが、そうではなくてファミリーのカルテットです。

音楽仲間の知人家族が演奏会をするということで聴きにいってきました。(このご時世の演奏会はどんな感じかな?というのもありつつ)

とにかく家族で弦楽四重奏をやる(できる)っていうのもすごいし、それ単独で演奏会をするっていうのもすごいし、それだけほんとにすごい。

曲目 モーツァルト レクイエムより「ディエス・イレ」
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第4番
 ハッピーバースディ変奏曲
 きらきら星弦楽的変奏曲(シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」風)
バッハ シャコンヌ
ベートーヴェン 交響曲第9番第4楽章(アンコール)
日時 2020年9月13日(日)
場所 ムラマツリサイタルホール

ハッピーバースディはいろんな作曲家のパロディでしたし、きらきら星は完全に「ます」っぽかった。

あまりカルテットの演奏会とかきかないのでその意味でも新鮮でしたし、曲も馴染みのあるテーマの変奏曲とかあって聴きやすかったですね。

こんな時期でいろいろと大変だったとおもいますが、いい演奏会をありがとうございます。みなさんおつかれさまでした。

ちなみYouTubeにもいろんな演奏があがってるみたいなので気になる方はどうぞ。

同じホールで来春に弦楽の本番ありますし、自分らもがんばらねばね。

京都市民管弦楽団第102回定期演奏会は中止されました

先日、ようやく練習再開されたんですが、練習2回したところで、このような結末を迎えることとなりました。残念。

いや、実際のところ、コンサートホール規模(客席1000以上)でアマチュアが感染対策しながら演奏会するのってまだ難しそうな印象はありますよね。練習とか当日の進行とか。

さて、2回だけとはいえ、久しぶりにオケの練習しましたけれど、やっぱ音楽ええわあ。といっても、2回とも弦分奏だったし、両方とも棒を振っていたので楽器弾いてないんですが・・・(その意味では、ここ数ヶ月、自分の楽器をケースから出してないけど大丈夫だろうか<普段の個人練はサイレントベースなので

そんなこんなで、今年の本番予定はすべてなくなってしまいました。

今年後半に演奏予定だった曲たち。(曲目変更とかあったけれど、それも含めて

いつかまた弾ける機会があるといいですね。

とりあえずは、来年の弦楽本番に向けて、音楽仕上げていきますかね。(あれ、やっぱり楽器を弾く予定がない・・・なんか個人練しなくちゃ

京都市民管弦楽団第101回定期演奏会は中止されました

自分の所属するオケの公演ですし、とりあえず記録の意味も込めて残しておきましょう。

まあ表題の通りです。このご時世ですしね。練習場所付近での感染者も出たようですし、まあいろいろ難しいわなあ。

京都市民管弦楽団 第101回 定期演奏会 公演中止のお知らせ – kyoto-civic-philharmonic ページ!

今回、このオケにはいって初めて、弦分奏の練習指揮をするという役目をいただきまして、自分自身は前2曲のトップを弾く予定だったこともあって、ブラームスの練習を数回振らせてもらいました。

めっちゃスコアとにらめっこしたし、棒の練習もしたし、それがどのくらいみなさんのお役立てたかなあ、と本番後の打ち上げででもお酒の勢いでいろいろ聞いてみようかなあ、とか、そんなことを思ったりもしていましたが、それは実現しなかったようで。

スコアとにらめっこしたおかげで、学生オケの時に弾いてたブラームス(つまり当時めっちゃ練習したはず)を、さらに深堀できるんじゃないかと思ったんですけどね。

あれ?なんか、愚痴っぽくなってきたのでこのへんで。

あ、でももう一個ありました。ブラームスの曲目解説も書きかけてたんですよね。書きかけてた、っていう程度でまあ50%くらいの完成度だったんですが(どうなるんだろう?という悶々とした思いもあって最近推敲止まってた)、一節だけここに残しておきます。

ベートーヴェンの有名な交響曲、第5番「運命」のようにハ短調ではじまりハ長調で終わる全体の流れや、第9番の歓喜の歌を彷彿とさせる終楽章。そんなブラームス自身のベートーヴェンへの熱き想いを想像しながら聴いてみるのもよいかもしれません。

というわけで、またみんなで演奏できる日がはやく来るといいなあ(なに練習しよ・・・基礎練するしか!

このシーズンに弾けなくなった曲たち(まだ増えていくのかなあ・・・

アンサンブル・モーツアルティアーナ 第83回定期演奏会にいってきました

相方さん10数年ぶりのオケ復帰ということもあり、私自身も過去に何度も出演させてもらったオケの演奏会を聴きにいってきました(もしかしたら、聴衆として聴きにいくのは初めてかもしれない)。

曲目 チャイコフスキー 「白鳥の湖」全曲(演奏会形式)
日時 2020年2月23日(日)
場所 いずみホール
指揮 寺嶋陸也
バレエ協賛出演 張緑睿、芦田京子

オペラの演奏会形式っていうと比較的よくありそうな雰囲気なのですが、バレエの演奏会形式っていうのは初体験。

ステージ上にオケピットのようにコンパクトに配置し、その前のスペースを使って、バレエのいくつかのシーンを実際に再現、という感じ。さすがに主役以外の人が登場するシーンはほとんど再現されませんでしたがそれでも有名な二人のグラン・アダージョは圧巻でした。

ちなみに2人以外には悪魔も登場していて、今日のストーリーはハッピーエンドでめでたしめでたし。

純粋な演奏時間だけでも2時間こえるくらいの感じだったので、オケのみなさん体力勝負だなあと思いつつも、それでもフィナーレはほんとド迫力で鳥肌たちましたね。

いい演奏をありがとうございました。関係者のみなさんおつかれさまでした。


白鳥の湖は全幕を私自身は2回みたことがありましたし、子たちも1回はみたことあって話の流れはだいたいわかってましたので、1〜2幕終わって休憩になった時(この段階ですでに1時間以上たってたので)に「これで終わり?」「いやいや、ほら、だって黒い白鳥まだ出てきてないやん?悪魔とも戦ってないし」「あ、そっか」という会話が成り立って、物語はこういうところが通じやすくていいですね。

(私も本番せまってるし、がんばらねば)

イリーナ・メジューエワ ピアノリサイタルにいってきました

京都市内に新しくできた音楽サロン「PAGANINI Castello di Nijo」のオープニングコンサートに行ってきました。

PAGANINI Castello di Nijo|コンサートホール&サロン

曲目 ベートーヴェン ピアノソナタ第1番
ベートーヴェン ピアノソナタ第19番
ショパン ノクターン嬰ハ短調(遺作)
ショパン 幻想即興曲
ショパン 3つのマズルカ(Op.59)
ショパン 舟歌
ショパン 英雄ポロネーズ(アンコール)
日時 2020年2月15日(土)
場所 PAGANINI Castello di Nijo
ピアノ イリーナ・メジューエワ

ピアノのソロコンサートなんてすごい久しぶり。

70席くらいの会場でしたが、前の方の席が空いていたので、3列目くらいからがっつりと。

ホール中を覆い尽くすピアノの迫力に圧倒されつつ、どの曲もすごいよかった〜

子たちも連れて行ったので、事前予習にと、ちょこちょことプログラム全曲を流していたんですが、その中で舟歌は、録音と生では全然印象違いました。

なにこのすごいいい曲は!ショパンわりと聴いていた時期もあったけど、この舟歌は全然ノーマークだったので、その舟と水と波の雰囲気にぐいっと引き込まれてしまいました。普通に水に浮かぶ舟が、目の前に登場しましたからねえ。ああすごかった。

最後の英雄ポロネーズも、「アンコールで英雄とかやったらすごいよね」なんていう話をしていたらほんとにきたので大満足。

オープニングコンサートということもあって、演奏会後はスタインウェイをじろじろと眺めさせてもらったり、サロンの他の部屋を見学させてもらったり。

コンサート含めていいひとときを過ごさせてもらいました。

第20回 日本マスターズオーケストラキャンプ 初春コンサートを聴いてきました

かなり毎年恒例な感じがしますが、いつものように、3連休で集まって練習したアンサンブルの最終日コンサートに行ってきました。

曲目 ウォーロック カプリオール組曲
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏第8番
エルガー 序奏とアレグロ
日時 2020年1月13日(月)
場所 京都府立府民ホールアルティ
指揮 大山平一郎
Vc 金子鈴太郎

(パンフに載っているのと曲目曲順若干違いました)

弾いたり聴いたりで今年で5回目っぽい。わりとヘビーリスナーになってきた。

京都市内で休日の昼間にやってるお手軽なコンサート。自分でやってる弦楽アンサンブルの参考もかねつつ、知人もちらほらと参加してますしね(ちなみに、今京都のオケで弾いてるのも、数年前にこのキャンプに参加したのがきっかけなのでいろんな縁があるものです)

60人くらいの弦楽合奏。ベースは8本、チェロもたくさんいたので、低音はすごい重厚なサウンドでした。

ウォーロックは自分もこのキャンプで演奏したことがありますし、わりと自分的には弦楽の曲としてはおなじみ。

そして、なんといってもショスタコです。

あれ?なんか、すごいすてきな音が響いてきた!とステージを見渡したら、鈴太郎さんでした。もう音が美しすぎて、幸せすぎた。

エルガーも、生で聴いた(観た)のは初めてで、なるほどこういう編成の曲もあるのかという感じ。

音楽三昧となった3連休をいい感じで締めくくることができました。

そんな感じで関係者のみなさまおつかれさまでした。