「モーツァルト (作曲家・人と作品シリーズ)」を読みました

モーツァルトというとどうしても映画「アマデウス」のイメージが記憶に鮮明に残ってしまっている今日この頃です。あれはフィクションだとわかっていても、どうしても、あのイメージになっちゃうんだよなあ。

さて、私の好きなピアニスト、バレンボイム氏曰く

作曲家には四つの種類の人々がいます。面白くない作曲家。面白い作曲家。偉大な作曲家。そしてモーツァルト。

のモーツァルトです。

イメージだと、神童でもてはやされて、そのまま有名な作曲家になって大忙しで、そして借金に追われつつ早世、、、という感じだったけれど、そんなことなかった。就職活動めっちゃ苦労してるし、ザルツブルクから、最終的にウィーンに出てくるのもめっちゃ時間かかってるし、ウィーンにいたのもたったの10年だし、とそうやったんや〜という感じ。

晩年のお金無い話もいろいろ新しい説も出たりしているようで、知ってる歴史が更新されているのを目の当たりにしたというかなんというか。

あとあれですね、下品なイメージあったけれど、親が書いた手紙にも下ネタあったみたいで、もしかしたら当時の流行だったのではっいうのはなんかおもろいな。

音楽家としてはもちろんいうまでもなく、それこそ神の才能なんですが、最後の交響曲3曲を2〜3ヶ月で書いたっていうのは本気ですか、みたいになった。あのジュピターがそんなにあっさりと誕生したのかという、まさにこれがモーツァルトか。

ちなみに今度取り組む曲もその時期の曲なのでそんなことも考えつつ、音楽つくっていけたらいいなあと思う次第です。