京都市交響楽団 第704回定期演奏会を聴いてきました

石田(組長)さんのソロが聴きたくて。

第704回定期演奏会 – コンサートスケジュール詳細 | 京都市交響楽団

曲目 ファランク 交響曲 第3番 ト短調
リムスキー・コルサコフ 交響組曲「シェエラザード」
ドビュッシー ベルガマスク組曲より「月の光」
指揮 沖澤 のどか
Vn独奏 石田 泰尚
日時 2025年9月19日(金)
場所 京都コンサートホール

いつもまったく知らない曲がプログラムに入っているの、すごく楽しいです。京響さんさすがっす。

全然知らないといいつつも、予習していこうとApple Musicとかで検索すると結構音源出てきたりして、へえ〜ってなりますよね。19世紀、フランスの女性作曲家、ファランク。それだけ聞くとおしゃれなフランスものかと思ったら、全然違ってコテコテの王道ドイツ音楽。シューマンやブラームスっぽさあったなあ。古典よりのシューマン?みたいな感じで。

ちなみにすっかりおなじみのプレトーク。もうプレトークから聞きにいくのが当然みたいになってきましたが、指揮者から直接曲に対するその思いを教えてもらえるのっていいですね。

初挑戦のファランクが終わってからのおなじみシェエラザード(表記は「シェエラザード」だったけれど、沖澤さんのトークでは「シェヘラザード」でしたね。自分もなんとなく「ヘ」だなあ)。

そういや25年前くらいに弾いたことあるんだよなあ、と思いつつ、それでもなんとなく奏者としての記憶がよみがえってきたりして、印象深い名曲ってこういうことか。

そんなことはさておき、Vn 1st前寄りに京響コンマス全員集合のその布陣にここから始まるツアーへの意気込みを感じつつ、お目当ての組長ソロ。もう冒頭からそのうつくしい音色にメロメロですよ。

うねるような波の上に、弦楽器のうつくしいメロディーや管楽器の技巧的なソロが乗ってきて、至福のひと時。あっという間に時間は過ぎて鳴り止まない拍手。

アンコールもなるほどそういうパターンもあるのかとか思って、ここは奏者目線で参考にさせてもらおっと。

次は第九かな。プロオケの第九なんてそれこそ子どもの時以来じゃなかろうか。ちゃんとチケット確保せねば。

来年はプロコフィエフの交響曲全曲とか、カルミナとか、いろいろ周年記念の演奏会盛りだくさんみたいなので要チェックですね。

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