ゲイリ・カー コントラバス・リサイタルに行ってきました

コントラバスの神様が京都に降臨しました。

20年くらい前に、ドボコンの演奏を聴いて以来のゲイリー様。記憶によれば、僕自身は3回目の生ゲイリー様ですが、ソロのリサイタルははじめてかも(過去は2回ともコンチェルトだった)

演奏曲目は以下の通り

*これ以外にアンコールとして、「ロンドンデリーの歌」と「ゾウとハエ」(ロレンツェッティのガボット)が演奏されました

これ全部弾くの?って思いましたけど、弾いてはりました。全部暗譜、立奏、途中の休憩時間以外の曲間の休憩はほぼなし(舞台袖に戻ったりもしてない)、おじいちゃんパワフルすぎる。

エクレスは1楽章冒頭の繰り替えし2回目からやられました。あんな自由に弾くの?弾けるの?なにそれすごい。

ボッテジーニやクーセヴィツキーといったバス弾きおなじみの曲たちも、こんなにすらすらと弾けるものなのかと。僕が知ってる曲と雰囲気全然違うんですけど、、、

白鳥を生で聴けてよかった。あのピアニッシモはどこから来るんだろう。

そしてきわめつけはモーゼの幻想曲。これも有名な超難曲。いや、ほんまにすごいむずかしい曲なんですよね。そのはずなんですけれど、あんなに楽しそうに弾けるんや・・・すごい楽しそうだった

あと、曲一覧を見た時に、これはアンコールにあれくるかな?きて欲しいな、と思ったらきましたロレンツェッティのガボット。今までのアンコールピースとしてもゲーンズのスケルツォとこのガボットを聴いたことがあったので。相変わらずおちゃめなゲイリー様。

2時間の演奏会はあっという間。鳴り止まない拍手。見たこともないくらい長蛇のサイン会。

ソリスト、ミュージシャン、アーティスト、エンタテイナー、そんなゲイリー様のステージ。とにかく至福の時間を過ごしました。

 

余談。そういえばゲイリー様のCDたくさん持ってるけど、レコードもあったような・・・と思ったらちゃんとありました。


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