修理に出していた楽器が返ってきました

当初の予定よりずいぶんと時間がかかってしまいましたが、お盆の頃に修理に出していた楽器が本番直前ぎりぎりで返ってきました。

もともと指板とネックの間に隙間が出来てきていて、これ自体は多分3回目くらいの現象なんですが、それとかコマの調整とかをしてもらうために、京都市内にあるコントラバス専門の楽器屋さんにいってきました。

コントラバス工房 角本|京都紫野|contrabass-shop|専門店 . 楽器屋

最初は1週間くらいでなおるつもりだったのです。なので、お盆の頃に持っていたんですが、この指板の剥がれがなかなかなおらなくて。。。というのも、楽器を弾いていない期間が2年くらいあったこともあって、いつから隙間が出来ていたのかわからないくらいの感じでして、そうやって隙間のある状態が長かったせいで、弦の張力に負けてネックが歪んできていたらしいのです。それで、指板をはりなおしてもすぐにそのゆがみに耐えられなくて剥がれてくるというか、そういう感じだったようです。

根本的な解決方法としてはもちろんネックごと交換するしかないわけですが、それだと完全に予算オーバーですし、そこまでする必要があるのかということを相談した結果、別の(おそらく最良と思われる)方法で対処することになりました。

それが先週の話。2週間くらいかかるかもということだったので、ぎりぎり9/9の本番に間に合うかというところ。だけれど、すぐに再発しても仕方ないのでそんなに慌てないでしっかりなおしてくださいねということでお願いしておりましたら、今週頭になんとかなりそうという電話をいただいて、無事に昨日引き取りにいってきました。

その他もろもろの調整もお願いしていたので、魂柱もコマも交換されましたし、裏板の剥がれも何ヶ所かなおしていただきました。いろいろと丁寧に対応してもらってありがたい限りです。なにより間に合ったし、そしてコマの調整をしたのでかなり弾きやすく(押さえやすく)なりました。

思えばこの楽器と出会ってからもう14-5年くらい経つわけです。ベース弾きはじめてから18年くらいだから、もうずっとこの楽器を弾いている感じ。そんな相棒が帰ってきて本当になにより。これからはもっとちゃんとメンテするからね、って感じです。

(ちょっとぼけてるけど、昨日の練習の休憩時間に撮った写真を)

さてさてそんなこんなで、明日は本番です。オケの本番はほぼ3年ぶりです。がんばっていきましょうね。

大阪市民管弦楽団第76回定期演奏会のお知らせ