「1Q84」を読みました

今さら感はもちろんあるわけですけれど、やっと文庫版がでたわけですよ。なのでやっと読むことができました。

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)
村上 春樹

1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)
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いつも言っていることですが村上春樹大好きです。でも別にそんなにコアなファンっていうわけじゃないですんで、ほとんど全ての作品は読んでいるけれど、細部までをしっかり記憶しているわけでもありませんし、まあほんとにただ好きなだけです。んで、以下はそんな僕の書く他愛もない読書感想文と思っていただければ、と。

まず最初のうちを読んでいた思ったのは「これは最高傑作だ!」と。いやいや、上から目線ですいません。でもほんとにそう思ったんです。そして、全部読み終わってもなおその思いは変わらなかったですね。

自分イメージとしては「世界の終わりと・・・」と「ねじまき鳥・・・」をたした感じ、だったんですが、やっぱり「羊」的な雰囲気もありますよね。まあ、だから「最高」って思うんですけれど。

もちろん多くの伏線(分岐)は回収されない感じ。だけど、最後のページまできて結構「腑に落ちた」のは結構意外。せっかく会えたのに、朝起きたら彼女がいなくなったとか、そういうのざらですから。

読書は主に帰りの電車の中。だから毎日30分程度。BGMはもちろんシンフォニエッタ(このために買ったし、初めて聴いた)。文庫版を待っていたのは、電車の中で気軽に読めるから。ハードカバーだと電車はしんどいです。で、家で読んだらのめり込んで他の作業が手に付かないのわかっていますからね。

文庫版は3ヶ月にわたって発売されたので、だいたい3週間の隙間があって、その間に他の本(勢いで他の村上作品)を読んだりしていました。そのせいもあって、若干話のつながりが曖昧なところもあったかな、と。まあ、なんにしても、来週のWWDC道中で全巻もっていって、もう一度読み直すつもりなので大丈夫です。

いつも思うんですが、それこそ村上作品が電子化されたらいいのになあ、と。そしたら、手持ちの文庫を全部処分して、全部ハードカバーで買い直すのにね。(電子化ってこういうところにも貢献すると思う、個人的には)

あれ?感想文にすらなってない?まあ、いいか