長かった・・・いや、話が、というより、期間が。
1巻がでて、またまた「この組み合わせは反則でしょ!」って思ってからもう5年が経とうとしている今日この頃。先日7巻を買い忘れていたことにも気付かずに8巻を手に取るとそれが最終巻でした。
その後ようやく7巻を手に入れて最後まで読んでみたものの、話を全然思い出せずにもう一度立ち返り、6巻から読み直してようやく大筋を理解。いや、やっぱりすごいですよ、このお二方。
知能という意味ではまだまだだけれど、ロボットという概念が現実的にもそこそこ身近になってきたこの時代においても、手塚さんのロボット感は十分に意力を持ち、それが浦沢さんの手によりさらに世代を超えた作品となったように思います。
でも、これってロボットじゃなくてもいいんですよね。「憎しみからなにも生まれない」、それはロボットじゃなくても同じ。ロボットですら(というのもおかしいですが)気付いたこの事実に、僕ら人間が本当に気付きを得るにはあとどのくらいかかるんだろう・・・
いい作品をどうもありがとうございました。久しぶり手塚シリーズを読み返したくなりましたね。
で、これはこれで近々全巻通しで読みましょう。