iPhone 3Gについて

iPhone 3Gが発売されて半月が過ぎました。すでにいろんなところで、各種メディアで、いろんなことが書かれてますけれども、自分の気持ちを整理する意味でも、ちょっと書いてみよう。(注:基本的に根拠なしの徒然駄文ですのでお気を付けて)

まず、いろいろな意見をみてきて思ったのは、これは「ケータイ」だけど「ケータイ電話」じゃないってことです。どちらかといえば「ケータイ端末」ですよね。通信機能を内蔵した「ケータイ端末」+ 通話機能のおまけ付。だから「ケータイ電話」派にはあまり評判よくない。だって、比較の対象が違うわけなんだから、いつも意見は平行線。

なので、まあ、それはそれでいいってことなのです。別に万人受けするからすごいとか、そういう話じゃないでしょ、きっと。(いやいや、きっとそこを気にしているのは僕自身なんでしょうが・・・)

10年くらい前に当時ほぼデファクトだったPalm機を片手に、これでネットにつながればいいのになあ、、、なんて思っていたことから考えてみれば、確かにここに一つの完成形があるような気がします。感覚的には、携帯電話が進化してスマートフォンの位置づけとしてのiPhoneが登場したというよりは、Macが小さくなって必要最低限の小型端末(かつてのNewtonみたい)としてのiPhoneが登場した感じ。

まあ、それこそ10年前のPalmなどのいわゆるPDAが今やほとんど残っていないのは、その役目をいったん携帯電話に取られてしまったからでしょう。PDAでネットにつなぐっていうスタイルは結局あまりはやらなかったし、携帯電話のほうが小さくて高機能になったから。

一ついい例えとして「ふむふむ」と思ったのは、携帯電話とiPhoneの関係はワープロ専用機とパソコンの関係に似ている、というのがありました。そう、初期のパソコンはワープロ専用機の置き換えとしてはあまりに粗かった。今のiPhoneも携帯電話の置き換えとしてはまだまだ粗削りです。ただ、Macのソフトも作る一プログラマとして思うのは、大きな可能性を秘めたものが誕生したな、というところ。最初から完成している携帯電話より、将来に向けて進化していく小型携帯端末のほうが夢があるかな、と。

そうそう、だから、ひとまずの結論として、別に携帯電話の置き換えにすることはないんですよね。今の携帯はそれはそれで置いておいてもよいんじゃないかとさえ思ってしまった。通話+Cメール専用(auなんです)として。

あ、で、それはさておき、こんな僕にぴったりのイベントがあるみたいなので、参加してみようかと。

明日ですけれど。懇親会にも一応顔を出す予定。実はMac開発系のイベントに参加するのは初めてだったり。。。