4月に読んだ本-2「ダ・ヴィンチコード」

再読企画中ってことで、引き続きダン・ブラウンの作品を。



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ダ・ヴィンチ・コード(上)

ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 2006-03-10


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ダ・ヴィンチ・コード(中)


ダ・ヴィンチ・コード(中)

ダン・ブラウン 越前 敏弥


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ダ・ヴィンチ・コード(下)


ダ・ヴィンチ・コード(下)

ダン・ブラウン 越前 敏弥


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前作から時系列に従って読むのは初めてだったので、本文中に現れるいくつかの前作の記述もすんなりと受け入れられました。そういうこともあって、やっぱり、二度目は落ち着いて読めるからいいですね。(正確にいうと原著も読んでいるから三度目なんですが)

前作と違って肉体派的な要素は完全に消え、ほとんどすべてが頭脳プレーによる展開になっているわけですが、まあこのほうが違和感がないというか。だって水球やってて運動能力も結構抜群な学者さんっていうのはどうも出来過ぎ感が強いんですよね。そこんところが表には出てこない分、展開には前作ほどに無理がないように思えます。溺死したふりして助かったとか、空から飛び降りて助かったとか、そういうのはないわけで。。。って、まあ、あれは反物質っていう時点ですごい話だったんですけれど。

そうはいっても、こっちはこっちで終わり方がすっきりしてはいないようには思いますが。まあ、なんにしても、これだけ読み手を引き込む作品っていうのはすごいなあ、というところでしょうか。また1年くらい経ったら読み直そうかな、っていう気になりますからねえ。