オブジェクト指向言語としてのJavaScript

 なんか最近はすっかりJavaScript開発者という感じになってきましたけれども、まあ、それはさておき、実はJavaScriptもオブジェクト指向言語、ということになっているようです。

 僕の中での勝手な「オブジェクト指向言語」の定義、というか条件は「継承」と「カプセル化」です。もちろん他にもいろんなキーワードがありますけれど、とりあえずその2つは満たしておいてくれないと気持ち悪い。で、JavaScriptはといえば、まあかろうじて「継承」は出来ます、ですが「カプセル化」は出来ないといっていいでしょう。たしかに、こいつで大規模システムを作るなんていうことはないですし、現に今でも一人で開発しているわけだから、メンバ変数がすべてパブリックにアクセスできても問題は起こらないはず。だけど気持ち悪いんですよ。ものすごく。「あー見えてる見えてる・・・見えちゃってるよ〜」みたいな。

 そうはいってもなにもはじまりません。最近ようやくJavaScriptでクラスも作って遊べるようになってきたことですし、拙作のe-star大改造なんかをしています。v0.2ですでにリファクタリングってどうなのよ!っていう話はさておき、普通の株価も日経平均なんかの指標も同じ親クラスのオブジェクトとしてあつかったりなんかして「へえ〜結構JavaScriptもすごいやん!」などと感心する今日この頃。まあ、あいかわらず、見た目には全然変化ないんですけどね。今後の開発効率には絶対影響するはず、ですが。


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