京都駅ビルで開催中(明日までです)の安西水丸展に行ってきました。
まあ、ご想像の通り僕と安西さんの出会いは村上春樹だったわけですけれども、その後絵本(やっぱり「がたんごとん」ですね)でもお世話になったり、気がつけばいろんなところで見かけてますねえ。
入り口にあった
魅力のある絵というのはうまいだけではなくて、
やはりその人にしか描けない絵なんじゃないでしょうか。
だから、そういうものを描いていきたいなと思います。
というのがいきなり印象的でした。そして安西さんの絵はまさにその通りで。
ああいうテイストの絵をほんと自然な感じで(わざとらしくなく)書けるってすごい。
展示の各所に作者(安西さん)自身のコメントが掲示してあるのが新鮮で、文章も面白く、じっくりと時間をかけて堪能しました。
あの絵はこうやって描いているんだと原画もたくさん見られて楽しかったです。
余談ながら、この展覧会に来る前に献血に行ってて、そこで「村上朝日堂」を読んでいたわけですが、そこで村上さんと安西さんの絡みが何度も出てきてちょうど予習した感じで楽しめました。
でいつものように画集を買い、ポストカードも何点か。
明日(10日)までの開催ですのでまだの方は是非どうぞ。って、平日昼間でも結構人がいたのでこの週末は人多いかもですね。