今年読んだ本-6「回転木馬のデッド・ヒート」

短編集、ではなく、スケッチ集、だそうで。

4062749068 回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)
村上 春樹
講談社 2004-10

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9作品ほど入って、毎日1つ読むくらいがちょうどいいです。「タクシーに乗った男」とか「野球場」が好きかな。

今気付いたけれど、この本はブックオフオンラインでかったんですが、ネットだと裏表紙に値札が貼られていることもないから、古本屋さん固有の(そういう意味での)汚れっていうのはないですよね。これは実にいいことかも。



今年読んだ本-3,4,5「ねじまき鳥クロニクル」

多分、一番の大長編。

4101001413 ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社 1997-09

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4101001421 ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社 1997-09

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410100143X ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社 1997-09

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読んだのは3回目だと思います。実家で、兄の単行本を読み、こっちに来てから図書館で文庫を借りて読み、んで、ようやく文庫本を買って読みました。まあ、3回目ですけれど、意外に覚えてないもので。特に3部はほとんど頭から抜けておりました。ちょうどいいけどね。

いつにもましてミステリアスな感じで進む物語。この話は比較的ハッピーエンドだったんじゃないかと思いますが、どうでしょう。あ、あと、間宮中尉の皮剥ぎの話は怖くて今回も飛ばし気味。ああいうのダメなんですよねえ。(といいつつ、栗本薫の「天狼星」は普通に読んでたな・・・)

古本をネット通販

ブックオフって知ってます?中古本(最近は本だけじゃないけれど)の大手さん。いつもお世話になってる古本屋さんです。

で、そこのネットショップがこちら。



古本はいつも出会いが大事っていうか、新刊でない本はたいがい古本で買うのですが、欲しい時欲しい本は見つかりません。まあ、そんなもんです。あたりまえだけど。

たまにぶらっとよってそこで出会った本を買う、というのも一つの楽しみ方だけど、ある程度目的の本が決まっている場合には、ネット通販も便利。

数冊買えば送料も無料になるし(という点ではamazonのマーケットよりお得)、なにより品揃えがよくて、普段使っている業者さんだから品質に対しても安心できるかな、と。

そんなわけで、例によって例のごとく、村上春樹本を数冊まとめ買い。結構そろってきたかなあ、と。まあ、ぼちぼち読んでます。

文庫本だったら、こっちで買ったほうがいいかもね。新旧にはこだわらない人なので。

1月に読んだ本-2「夢で会いましょう」(2)

何度目かな。この本読むの。

4061836854 夢で会いましょう (講談社文庫)
村上 春樹 糸井 重里
講談社 1986-06

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まあ、そんなことよりも、ひさしぶりに軽く、さらっとね。どちらが文章を書いたかなんてすぐわかる、っていうけれど、たまにどっちだろう?って思うのは私が未熟だからですかね。

にしても、前読んだ本の続きで、「ダンス・ダンス・ダンス」が読みたくなってきた。そういや、古本屋さんで見かけたことないよなあ・・・

1月に読んだ本-1「遠い太鼓」(1)

年末から読み続けていた本。ようやく今年一冊目の読了となりました。

4061853821 遠い太鼓 (講談社文庫)
村上 春樹
講談社 1993-04

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大好きな村上春樹の本ですが、これは初めて読みました。3年前に行ったヨーロッパの光景がまたよみがえってくる感じで。ローマとかミラノとかフィレンツェとか。

3年も住んでいたら旅じゃないみたいですけれど、旅に出たくなる一冊です。