中秋

 ちょうど陽が沈んだころ、大きな雷、そして雨と風、、、すべての希望を打ち砕くかのように降り、そしてそれは本当にすべての希望を打ち砕くかと思われたけれど、雨はいつしか止んでいて、気がつけば、そう、帰路につくころには、空はなにごともなかったかのよう。
 そして、当然そこには貴女がいました。どんな前座があろうとも、そこに貴女がいるだけで、それらすべてはなにももたらしはしない。すべての星は貴女の前にひれ伏して、唯一軍神だけがちょっと離れたところから、貴女を讚える。そんな光景を眺めながら、今年もいい年だったと、この1年もよかったなあ、とそんな気分におそわれる。

 というわけで、めでたく月を眺めることができてます。ほんと、一時はどうなることかと思ったけれど。多分、僕の記憶では、この日はいつも晴れているような気がします。今のところ。中秋って、夏が過ぎて、空気も澄みわたってきて、なおかつ、夜空は寒々としていないから、鑑賞にぴったり、というところから来ているわけですが、今日なんかはまだ全然そういう感じでもないですね。そもそも「夏が過ぎて」ない。暑過ぎる・・・

 う~む。しかしやっぱりすごいねえ・・・ほんと、今年もあえてよかった。

小望月

 駅に降り立った僕が最初にしたことは、東の空を見渡すこと。今日、この場所に立つ時間は昨日よりは若干早い、そして、ご存知のように、月の出る時刻は満月に向けて考えれば、日に日に遅くなる。つまり、昨日の同じ状況下より、明らかに月は低い位置に見えている、ということを考えながら。
 どことなく気持ちが焦っていたのは気のせいなんかじゃなくて、それは、早朝に降っていた雨のせい。家を出る時に一瞬だけ降り込んだ雨のせい。昨日までとはうって違って青空を隠してしまった多くの雲たちのせい。
 それでもどこかから光はきっともれるはず。そんな思いで空を見渡すことしばらく。探索が数回目に達した時、その切れ間を発見。まさにその時、そこから光が漏れ出した。数秒だったのか、数十秒だったのかはわからないけれど、ただそのもれ出る光に魅了されて、そして、少しずつ姿を現す貴女に魅了されて。もうほとんど丸い。

 Jazzを背景に、グラス片手にこれを書いている今現在、貴女は見えたり見えなかったり。そのなんともいえない微妙さがますます見たいっていう欲求を刺激します。たまにものすごい朧月だったりするけれど。なんにせよ、明日、ですか、ね。

十三夜

 もうほとんど丸い感じですが、やっぱり円、というわけでもないようで。そろそろカウントダウンも佳境に入ってまいりました。帰りがけに見る月はほんとにその日の疲れを癒してくれる感じです。(といっても、家にたどり着いたら、やっぱり疲れているけれど)
 十三夜っていうと、一応「旧暦8月13日」限定の意味もあるそうで、そういう意味でも今日はほんとに十三夜。
 って、横に輝いているのは火星ですかね。あんだけ輝きを放っている月の隣で、少しも見劣りせず、存在感を示している軍神Marsか・・・地球最接近のころは全然見られなかったけれども、そんなのよりこのツーショットのほうがよっぽどいい感じ。ふ~む。いい感じ。

 そういえば、10日よりADSLが24Mになります。効果のほどは、、、って、あんまりよくない噂も聞きますけれど、今よりちょっとでも速ければいいんですが、どうなりますことやら。モデム自体はもう先週末に届いているので、交換完了でして、あとは明日を待つばかり。帰宅するころには切り替わっていることでしょう。

白露

 です。秋の気配を感じる、とかそういう感じですが、まだまだそんな雰囲気は漂ってはいないような気がしなくもない今日この頃です。残暑厳しいっていうか、夏のまんまだし。

 とはいえ、秋の一大イベントももうすぐそこまできております。今日は旧暦8月12日。あと3日で「中秋の名月」ですね。今日も、会社帰りに見た月は実にきれいな輝きで空を満たしておりました。ほんとにほっとする瞬間。今の感じだと、問題の日もいい天気みたいで、非常に楽しみです。とはいっても、去年とかみたいに鴨川沿いで月見、なんていうことは到底出来ないわけですが・・・

本番終了

 です。あー疲れた。でもものすごく楽しかったです。お客さんも結構たくさん入っていたし、熱気あふれる演奏が出来たんじゃないかなあ、とかそういう感じで。いろいろ書きたいこともあるような気がしていたんですが、まあ、あとで奏子に書くんじゃないかと思われます、多分。
 そういうわけで、聴きに来ていただいた方どうもありがとうございました。関係者のみなさんお疲れさまでした。

本番前夜

 いつも思うことですけれども、たしかに今は「本番前夜」に違いはないけれど、こういう「独り言」を書く時が「本番前日」であったことがあっただろうか・・・と。いや、まあ、ほんとにどうでもいいことです。最近は、本番の前日であるかに関わらず、練習のあとは必ず日付をまたいでいるのが日常なので、全然気にならなくなってきたし。ってもとから気にしてもいなかったか・・・
 そんなわけなので、ここを見ている人で、6日(土)の夕方から暇な人は是非シンフォニーホールへお越しくださいませ。という感じで。
 いつも書くけれど、おいしいお酒が飲めるといいですね。そして、その場にいる人みんなが楽しめる音楽が出来ればもっとよいです。僕はしっかり楽しみますけれど。当然。

 そういえば、漱石第4段。「草枕」完了。次は「三四郎」かな。。。

10万アクセス達成!!

 です。パチパチパチ・・・!!!いやあ、ほんと、1万アクセスを達成したころには、あと何年先のことやら、なんていうことを言っていたように思いますけれど、実際はあっという間にやって来ました。これもみなさんのおかげですね。たまにつながらなくなったり、不調な時があったりしますが、これからもどうぞよろしくお願いします。
 一応、1万アクセスごとの歴史を振り返ってみますと、
1万:2001/01/19 2万:2002/01/16 3万:2002/06/29
4万:2002/09/29 5万:2002/11/04 6万:2002/12/22
7万:2003/01/27 8万:2003/03/21 9万:2003/06/08
という感じで。最近はソフトの公開頻度が減ったので、若干ゆっくりですが。とはいえ、今後は10万単位で勘定としないといけないなあ、とか、そんなことを考えつつも、とりあえずは、やっぱり100万を目指しますか。これこそあと何年かかることやら・・・(最盛期のペースを考えても、8年くらいかかる計算になる・・・)
 
 そういえば、itok.jpドメインの更新の話が来てました。自宅サーバにしてからももうそろそろ丸2年なんですね・・・感慨深いもんだ。

梅酒解禁

 なんとなく慌ただしくなってきた日々に、ちょっと一服。
 この6月につけ込んでいた梅酒ですが、まあだいたい3ヶ月くらいが経ったかな、というところで(ほんとはあと1週間くらいあったような気もしますが)今日、試飲してみました。台所の下の棚の奥底においていたから瓶ごととり出すのは不可能であったりとか、そういう問題もありましたけども、一応そのままの状態でも中身のお酒はとり出せたので、よしとしましょう。
 さて、味のほうはといえば、梅のせいか、つけ方のせいか、時間がまだまだ少ないせいか、まあ、そんな感じで、合格点っていうほどじゃあない(とはいってもおいしいですよ、もちろん)かも。多分、時間が足りないってことだろう、という気持ちで、しばらくまた放置しておきますかね。だいたいまだたったの3ヶ月だし。1年とかおいてれば、いい味出すことでしょう。楽しみ楽しみ。

秋の装い

 出かける時に、炊飯器の予約ボタンを押すのを忘れてました。おなかを空かせて帰ってきてから待つこと約1時間。う~む、以後気を付けねば。(って、出勤中に思い出したんだけど・・・)

 さてさて、まだまだ暑い日が続きますけれど、もう9月になりました。しかし、今日は異常に蒸し暑いな・・・冷房の効いた店から外に出ると、一瞬眼鏡の一部が曇りました。こんなのめっちゃ久しぶりだし・・・
 とはいうものの、だいたいいつも通りの時間に帰っているのに、もう真っ暗な空が広がっていることを考えれば、やっぱり秋なんだなあ、っていう気がします。それに、薰の鳴き声も少なくなって、夜は秋の虫の
声、ですからねえ。
 そういうところに秋の気配を感じるものの、気温ばっかりはまだまだ夏のまんまってことで・・・

夏休み最後

 といっても、別に僕にはほとんど関係ないんですが、せいぜい明日からの通勤の電車から子供らの姿が消えてしまうくらいのもんですかねえ。
 そんな週末なにしてたかっていえば、とにかくプログラミング、かなあ。昨日くらいから、ようやく重い腰を上げて、CloCal Proの開発を再開したのでして。(1月ほど前にハードディスクが死んでしまい、その当時の10日分の開発データが全滅で、しばらくやる気が起こらなくて・・・)にしても、今日はよく頑張ったなあ、とか。
 ほんとはいろいろ大がかりな料理をしようっていう計画もあったりしたんですが、いつの間にやらそれは流れて、軽く小物をいくつか作るだけにとどまりました。まあ、明日からの弁当にもさほど困りはしないでしょう、という程度に。それと、さすがに本気で一日中プログラムを組む、というのはしんどいので、夜は普通に家事をして。ああ、もう8月も終わりだなあ、という雰囲気に若干浸っているようなそんな気持ちもしながら。。。って、まだまだ全然暑い日々ですけれど。秋の訪れはいつのことでしょう・・・(こういうのって京都にいた時は毎年おなじみだったけれど、こっちではどんなもんなんでしょうねえ)