10月に読んだ本-3

本は読みたいけれど、読むにはどっかから入手してくる必要がある、っていう日々です。こういう時には図書館がベストなんでしょうね。でもそこまで行く暇は無いような・・・



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カンガルー日和

村上 春樹
講談社 1986-10


by G-Tools

ある意味、意外にも、読んだことのなかった一冊。そういや「ふしぎな図書館」がでた時に「以前の作品の書き換え」っていう話だったのにも関わらず、その「以前の作品」を知らなかったわけですが、こいつのことでしたか、と。確かにほとんど変わってないですね。短編を長編に書き直したりはしてるみたいですけれど、短編が短編のまま書き直されているのは珍しいかもですね。まあ「ふしぎな図書館」にはイラストともついていてこれはこれでなかなかいい感じですけれど。



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ふしぎな図書館

村上 春樹 佐々木 マキ
講談社 2005-02-08


by G-Tools

うーん、次はどうしよう・・・

短すぎるのも問題らしい

先日、外国産の某シェアウェアを購入することにしまして、Paypal経由で決済したんですが、その後いくら待っても登録キーの連絡がありません。サイトを何度も読んでみたんですが、「カード決済の場合は即座に自動配信」されるとのこと。海外からのメールなんでスパムフィルターにはねられる可能性もあって、そちらのログも何度もチェックしたものの、該当するメールがやってきた形跡はありません。で、なんでだろうなあ、、、と思いつつ、結局こちらから「確認してもらえます?」ってメールを出してみました。

そしたら、今朝、返事がありました。なんでも、登録キーは登録名とメールアドレスから自動生成するっていうよくある形式なんですが「登録名が7文字以上じゃないと正常に作動しない」らしく、ローマ字表記でフルネーム6文字の僕の場合は見事に条件を満たしていなかったらしい、、、って、おいおい。まあ、そんなわけで、メールアドレスの一部も借用した本名じゃない登録名を用いた登録キーが一緒に送られてきてました。無事に。

名前の文字数制限にひっかかったのは初めてでした。って、普通はひっかからないと思うんですけれど、確かに6文字ってのは短いですよね。相方さん曰くYo-Yo Maくらい?でもこの場合はハイフンも入っちゃうけどね。

HDD単価

たまに話題に上りますが、HDDの単価ってほんとにどんどん安くなってますよね。それこそずっと昔は1MBが10,000円していたものですが、最近だったら一番コストパフォーマンスがいいのが250GBでして、SATAならメーカ品でなんやらわからんWindowsソフトが付いて定価16,000円くらいですが、バルク新品なら8,000-10,000円程度、オークション中古なら6,000-7,000円くらいが相場になっています。6,000円で計算したら1MB=0.024円(1GB=24円)です。えーと、1円=42MBくらい?(注:1G=1000Mの計算なんでMac的にはかなり適当)

そんなわけで、今のG5には最初っから160GBのHDDが搭載されておりましたけれども、この度、動画を編集する用途に備えて250GBを増設しました。HDDのゆとりは心のゆとりですな。って、それはおかしいか。

全員集合

というわけで、退院後およそ一ヶ月半の時を経て、ようやく家族三人が同じ屋根の下に集まることとなりました。この一月半は疑似独身生活だったわけですし、しばらく生活のリズムを作るのには苦労しそうですけれど、まあ、そんなわけで、にぎやかな日々のはじまりはじまり。

typo

typo : 名 : 誤植 [typographical error]

恥ずかしながら造語かなにかだと思っていたんですが、ちゃんと辞書にも載っているような言葉だったんですね。というわけで、まあ、プログラムの世界では入力ミスってことです。

単に関数名とか変数名が違っていただけなら、コンパイルエラーとかがでてすぐにわかることが多いんですが、文字列の比較とかだと実行中に思った通りに動かなくてかなり悩んでしまうことがよくあります。しかも、それだけのせいで30分から1時間くらい時間を浪費してしまったり。

今朝もそんな感じでした。ちゃんと「typoじゃないよねえ」と確認したつもりだったのに、結局原因はtypoでして、朝の貴重な時間を30分程度無駄に過ごしてしまいました。まあ、なにごとも経験しつつ学習していくんですけれど、いつまでたってもこのバグからは逃れられないようで・・・

ブラームス交響曲第4番 第1楽章 冒頭

有名なフレーズ、「シ〜ソ〜、ミ〜ド〜、ラ〜ファ〜、レ〜シ〜」の部分。気持ちよく演奏してたら、5小節目に入って、急に雰囲気が変わる。なにごとかと思って確認。。。この冒頭、おおまかにいって小節ごとに次のような和音進行をしてます。(主に弦楽器の進行です。管楽器はちょっとずれて同じように動いてますけど)

Em → Am → D#dim(+e) → Em
 → C → G → Dm → Am
 → D#dim → Am → Dm7 → D#dim → Em

そう、1-4小節間のe-mollのカデンツ進行モドキが起こった次の瞬間にいきなりCに移っているのね。だからそこのcは大事かも。なにより弾いていても結構気持ちいい。

ちなみに、3小節目はこの曲では非常に良く出てくるD#dimですが、ベースラインはそこ4小節間ずっとeを弾いているから、edisが思いっきり衝突してます。ここはどうしても濁っちゃうけれど、それだけ主音であるeを聞かせたかったのかなあ、と。ともかくぶつかっているのでeはあまりでしゃばらないように。

曲がちょっと動き出す9小節目からも結構面白くて、メロディーはずっとcからはじまっているのに、ベースラインは半音進行(dis → e → f → fis → g)で、奇麗に和音が動いてます。で、結局D#dim → Emという具合に冒頭4小節と同じ終わりかたして一段落。やっぱ、すごいわ。

・・・とまあ、冒頭の数小節間だけでも、和声進行把握ゾーンとしては結構面白いところです。ベース弾きなんでどうしてもベースラインがメインになっちゃいますけれど。


ちなみに、続くかどうかわからないこのシリーズ共通の表記についてはおおよそ下記の通り。

  • 大文字 : 英語音名、主に和音コードをさす(Emは「イーマイナー」)
  • 小文字 : 独語音名、主に単音、調をさす(eは「エー」)

うーん、やっぱ、鍵盤があると全然違いますね。和音を調べるのも効率が断然良くなるし。

スコアを読んだ週末

この週末の移動時間はもっぱらスコアを開いておりました。最近、スコアを開くといっても、他の楽器の動き(誰が一緒に弾いているのか、誰と掛け合っているのか、誰が旋律なのか、等々)を調べたりとか、そういういわば自パートを演奏するためのガイド的な使い方ばかりでしたけれど、ちょっと初心に戻って、まじめに和音進行なんかを見てました。

とはいえ、そもそも僕自身は和声から曲の解釈云々をするほどの力もなければ、そんなことをするつもりもなく、単に演奏している時に「え?今の響きはどうやって作られたの?」といった疑問(驚き)を元に、スコアを見て「へえ〜、こうなってるんだ。すげー」という自己満足のためなんですけどね。でも、一つの曲において、数ヶ所でもそういう和声進行把握ゾーンをもっているだけで、結構楽しいんですよね。演奏しているときに、例えば今回なら「ブラームスさん、あなたはやっぱりすごいですね!」なんて勝手な(偉そうな)ことを思いながらその響きにひたれますから。

ただ、移動中にそれを見るって言うのは一つ欠点がありまして、手元に音がないんですよね。やはり、もともとがピアノ弾きだったこともあって、いつも和音を鍵盤上に展開してイメージしているんですが、実際に鍵盤が手元にあると、そこで音を出しながら簡単に確認できるんですけれど。なにしろ、なんのコードなのか全然わからんところもありますから。(ちなみに、家にはピアノはないけれど、2オクターブ半くらいが出せる小さなキーボードがあるんで)

まあ、そんな感じで、自分的にはちょっとだけ曲に近づけた気がした週末でした。で、今回の把握ゾーンがどんなものかっていうのはおいおい。それこそ鍵盤で確認してからにしますんで。

初詣り

というわけで、いってきました。第一段。京都の北野天満宮。

別にこういうイベント事、もともと興味はないほうですが、さすがに行かなくちゃ、と、ね。ただ、行って思ったこと。家族みんなで行って、子供のことを思い、祈る、っていう、その行為は大事ですね。宗教関係なしに。

天気も良かったし、そんなに混んでなかったのでよかったです。

なぜかほっとしたノーベル文学賞

多くは語りませんけれど、ちょっとほっとしました。こういうのがあると日本人はすぐに過剰に加熱するからねえ。古本屋巡りがますますこんなんになるんじゃないかと本気で心配してましたから。(って、ファンなら、新品で買え!ってね)

ソフトバンクは3年連続プレーオフ2Sで負けてしまいました

まあ、別にどうでもいいっていえばそうですが、申し訳ないことに、関西に来てもう6年目だというのに、どちらかといえばソフトバンクを気にしている自分がいます。セ・パで阪神とかぶっているわけじゃないからとりあえずは大丈夫だけど。(セでいえば阪神です。もちろん)

こうなったら、日ハムに制覇して欲しいですね。新庄も最後だし。なんか、その方が面白い。