「天使のたまご」を観てきました

先日読んだNewtype 40周年記念号にあった押井監督の記事を読んで、はじめて知った「天使のたまご」。

押井監督は攻殻はもちろんパトレイバーでも大好きな監督さんで、天野さんは古くから小説イラスト(アルスラーンとか双竜伝とか)でたくさんお世話になったわけでして、この2人が一緒に作品を作ったことがあるのかと今さら知りまして、いつか観てみたいなと思ったら、タイミングよくカンヌに4Kリマスター版が出品されるってことで、そして劇場公開も、という流れ。

これはもうまさに運命の出会いなので行かねば、と。

アニメ『天使のたまご』オフィシャルサイト

公開日が決まって、そのうちいつかいけたらと思っていたら、ちょうどいける日があるのでは?と思い立って結果的に公開初日。初のドルビーシネマ体験。

そんなわけでもちろん初見です。予告映像以外の知識は特にいれずに。

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なんだこれは!(ほめことば)

確かに難解。初めてではひろいきれないよ〜と思いつつ、もはやこれは映画というより映像芸術作品。40年前とは思えない映像美。絵画や音楽を鑑賞するように流れてくる映像と360度から迫ってくる音響にただただ圧倒されてました。

そういえばどこかの記事タイトルで見かけたなという例の悲鳴、もう一瞬で全身鳥肌だった。手も足も全部ぞぞぞぞって。

パンフは視聴前に買ってて、もしめちゃくちゃ魅了されたらほかの本(visual bookっぽいの)も買うかなあ、とか思っていたのにいい意味で脳内かき乱された感じで心臓バクバクしながら映画館をあとにしたので、完全に忘れてた。

劇場よる機会があれば(そこそこありそうだけれど)買っておこうかな。

ちなみにパンフによくまとまった考察記事載ってたので、なるほどなるほどと思いつつ、これまた機会があればもう一度って感じですねえ。