先日の献血でもらった中古本「世界短編傑作集」の3〜5を読み終えました。
なにせあの江戸川乱歩氏が選んだっていうくらいの年代物なのでシリーズ全体としては「十九世紀後半から第二次世界大戦後の現在にいたるまで」(本文引用)のってことになっていて、3〜5巻は1920〜1950くらいの作品がたくさんつまってました。(時代的にはちょうどクリスティのころですね)
どれも短編なのですごく読みやすかったし、それこそ今でいえばそんなトリックもう無いよっていうくらいのもいくつもありました。なにせ海外への電話が無理なので手紙で連絡、とかですしね。
その意味では古典を読んでいる感じでしたが、それが逆に新鮮味があるというか面白かった。
一番印象に残った(読み終えた時のもやっと感、ゾクゾク感がすごかった)は「二壜のソース」だったかな。
今でも普通に売ってるみたいなので1〜2もいつか読んでみようかな。