ついに公開です。簡単に言えば、複数の写真共有サービスに対応していて、複数の写真をまとめて投稿できる、そんなiPhoneアプリです。
まずは、デモ動画をご覧下さい。
んで、軽くスペック的なところを。
対応共有サービス
- Flickr
- Picasa
- Twitter (Twitpic, yfrog, Plixi)
- フォト蔵
機能/特徴
- 独自の写真一覧インターフェース(上記動画をご覧下さい)
- サービスごとに写真解像度を設定できます
- オリジナル写真のExifをそのまま送信(位置情報については送信しない設定もあります)
- 写真ごとにタイトルやコメントを編集できます (*1)
- 送信する写真の並び替えが出来ます
- 送信ごとに送信先のアルバムを設定できます (*1)
- 送信先のアルバムを新規に作成できます (*1)
- 送信した写真(あるいは送信先のアルバム)のURLをコピー、メール送信、Twitter/Facebook投稿、内蔵ブラウザ閲覧することができます
- バックグラウンドで送信することができます
(*1: 共有サービスの仕様に準じます)
iPhone4になったことでカメラも高性能になり、今までのiPhone→Macに同期→iPhotoで管理→写真投稿という流れだけじゃなくて、iPhone→写真投稿って、すぐにできたらいいなあと思いまして、いつだってそうですが欲しいものは自分で作るってことで作ってみました
ちょうどiOS4からiPhone内の写真に自由にアクセスできるようになったので、自前の写真一覧にも結構こだわってみたつもりです。iPhoto風にサムネイルサイズを自由に変えられるようにするところとかね。
あと、標準の写真アプリは一つのアルバムに大量に写真が入っていると目的の写真にたどり着くのが大変なので、アルバム一覧では年単位の区切りをつけてみたり、写真一覧では日ごとの区切りをつけ右端のindexで月単位での移動も可能にしまして、できるだけ簡単に目的の写真を見つけられるようにしてみました。
今後の予定としては、マルチアカウント対応とか、Evernote対応とか、ほかにもこんな写真共有サービスに対応して欲しいって言うのがあれば言っていただければ検討します。あ、v1.0ではiOS4.2以降ってなってますが、申請中の次バージョンではiOS4.0以降でもOKになるはずです。OSのアップデートがまだの方はしばしお待ちを。
本日の日が変わった時に公開したのですが、すでにたくさんの声をいただいておりありがとうございます。TL上でいくつかの要望も発見しましたので今後に生かしていきたいと思います。ランキング的にも初登場でカテゴリ(ソーシャルネットワーキング)5位に入ったので大満足中です。どこまで行きますかねえ。
で、このアプリ、実は最初に提出してから2ヶ月以上かかってしまったのですよ。
- 10/26 : 提出
- 10/30 : in review
- 11/3 : reject1回目(アプリが動かない的な感じ)
- 11/4 : 提出 2回目
- 11/5 : in review
- 11/12 : reject2回目(やっぱり動かない的な感じ)
- 11/12 : 提出3回目
- 11/19 : in review
- 11/20 : 「審査に時間かかります」メール受信
- 11/28 : 「審査どうなっているんですか」メール送信
- 12/7 : 「電話してください」メール受信
- 12/7-9 : 電話してもつながらないので「いつでもいいので電話してください」メール送信
- 12/10 : ようやく着信→「動かないので困ってます」(reject3回目)→現象を理解
- 12/11 : 提出4回目
- 12/17 : in review
- 12/19 : reject4回目(まだまだ動かない的な感じ)
- 12/20 : 「なんかおかしいので情報下さい」メール送信
- 12/23 : 返事メール受信→ようやく今回の騒動の全容を把握
- 12/23 : 提出5回目
- 12/29 : in review
- 12/30 : 審査通過
最初「審査に時間かかります」ってきた時は「このiPhoto風のUIのせいか?」なんて勝手に邪推していましたけれど、単なるこちらのバグが原因でした。私が100%悪かったです。すいませんすいません。
ちなみに、電話っていっても日本語しゃべれる方なので、そのへんは大丈夫でした。一応国際電話だったので、時差の都合でいつかけていいのか全然わからなかったですけどね。
長くなってきたので、今回の教訓を簡単にまとめておきます。詳しい話はまたあとで別エントリにするかも。
- 3回同じ理由でrejectされていると電話がかかってくる(かも)
- AssetLibraryに別スレッドからアクセスする時は要注意
- 位置情報サービスを利用するアプリのようにOS(SDK)がユーザに一度だけ確認を求めるような場合はbundle id変えたりアプリ名変えたりして何度でもテストしておくこと
そんなこんなで、是非一度使ってみてくださいませ。