小説家と心理学者(といえばよいのか?)の対談。
村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫) 河合 隼雄 新潮社 1998-12 by G-Tools |
対談とその節々に対する後付けのコメントが2段になっているのでちょっと読みにくかったりしますが、まあそこは本質的ではありません。
「暴力」のくだりなんかは10年も前の話だというのに、最近の変な事件を予見しているかのようでちょっと考えさせられます。僕らの世代はどうあるべきか?そして次の世代とどう向かいあっていけばよいのか?
「ねじまき鳥」を書かれた直後の対談ということで、またそれ以前の作品をざーっと読みたくなりましたね。といいつつも、もちろん何度でも読み直すんでしょうけれど。