ASCII.jpでHummingsが紹介されていました

先日v1.0を公開したHummingsですが、ASCII.jpにて紹介されていました。

それこそ、大量に出回っているクライアントの中で、しかも基本操作がキーボードだけっていうかなり異端なクライアントなんですけれども、偶然とはいえ取り上げていただいて感謝感謝です。なんか一番目に紹介されてますしね。

この、手軽に投稿できるっていう基本路線だけはぶれないように更なる発展を計画していますので、今後ともあたたかい目で見守ってあげてくださいませ。

twitterクライアント:Hummings v1.0 公開しました

ようやくβをはずしました。まあ、はずしたからといってなにが変わるっていうわけでもなく、もちろんバグが完全に消えるはずもなく、強いていえば気持ちの上での区切りっていうところでしょうか。

変更点はたくさんありますが、注意点としては認証方式がOAuthに変わったことでしょうか。これにより、v1.0初回起動時には再認証の手続きが必要となります。こんな↓ウィンドウが表示されるので、アカウント情報を入力後、次のページに出てくる数字列をその下のフィールド(”Enter PINs” とあるところ)に入力してください。

hummings_oauth.png

OAuthにすることでHummingsとしてはユーザのアカウント情報に直接アクセスすることがなくなりました。つまり、より安全になったという感じで。

変更点

  • 認証方式をOAuthに変更(副産物として投稿クライアントの欄に Hummings と表示されます)
  • reply, direct-messageでの宛先オートコンプリートの不具合修正
  • replyでの宛先オートコンプリートで、冒頭以外でも複数回の宛先コンプリートを可能に
  • タイムライン詳細ビューのレイアウトを変更
  • タイムライン詳細ビューに投稿クライアントを表示
  • タイムライン詳細ビューでのサムネイル表示対応写真共有サービスを拡充
    • img.ly
    • pix.im
    • twitrpix.com
    • yfrog.com
    • movapic.com(携帯百景)
  • タイムラインパネルを非表示にしない設定を追加(パネルの透過度も指定可能)
  • 起動直後のパフォーマンス改善

ここんところの開発はHummings一色でした。開発の当初よりtwitterが日々の生活と密接に関わるようになってきたからですかねえ。

v1.0以降の構想もあるわけですが、もちろん他のソフトも構想もありますし、サーバの件もありますし、はてさて、どれから手を付けたらよいでしょう。

テレビ番組表 iPhone アプリ Bangumi v1.1 を公開しました

bangumi.png

今回は当初の予定からあった(実はv1.0の時点で実装されかけていたけれど、パフォーマンスの問題で先送りになっていた)ピンチイン・ピンチアウトに対応しました。あと、スクロールの状態によっては、番組名が画面外にはみ出していたのも改善しました。

bangumi_v110.png

変更点

  • ピンチイン・ピンチアウトでの拡大・縮小機能追加
  • 番組名を必ず画面内に表示するように
  • GUIの改善

avail_on_app_store.png

BS対応や複数日対応も考慮に入っているんですが、番組表取得時の解析にどうしても時間がかかってしまうことがある(1分程度)のがネックで、それが許容されるのであればいいんですけれど・・・どうですかねえ。

今回もrejectはなし。最近はやはり1週間というよりは10日かかる感じになってきましたかねえ。アプリ数も増えてきたからかなあ。

  • 7/6 : 初回提出
  • 7/15 : ready for sale

twitterクライアント:Hummings v1.0b4 公開しました

iPhone開発の合間にのんびりとやっております。とはいっても、常駐ツールですので、自分のためにも進化し続けている、はず・・・

今回はいろいろコマンド追加がてら、かねてからの問題であった100人以上のfriendにようやく対応しました。

変更点

  • ダイレクトメッセージ入力時のオートコンプリート追加(”d”+スペースでコンプリートが作動します)
  • タイムライン表示での操作コマンド追加
    • “r” : re-tweet
    • “m” : send reply
    • “d” : send direct message
    • “w” : open web
  • 100人以上の friend が Preference に表示されない問題を修正

僕自身は100人以上の friend がいないのでテストはユーザのみなさんに手伝ってもらいました。どうもありがとうございました。

世の中にはいろんなtwitterクライアントがでています。自分が作っておいていうのもなんですが、どれが一番人気とかそういう問題じゃなくて、どれが自分のスタイルにあってるかというのが大事ですよね。なので、僕は僕のスタイルにあったクライアントを作り続けていこうかと。

で、そろそろいい加減に v1.0 にしたいものですね。すでにそれ以降の構想もありますし・・・

twitter 連動写真投稿サービス twitpic 専用 iPhoneクライアント TwitPict v1.1 を公開しました

twitpict.png

相変わらず長いタイトルですが、要するにv1.1がでました、ということです。

変更点

  • アルバムから選択した写真を正しく投稿できない問題を修正
  • 写真編集に独自インターフェースを導入
  • 写真の自由な回転を可能に (“Setting” -> “Enable Manual Rotate”)

avail_on_app_store.png

今回の目玉はなんといっても、独自の編集インターフェースです。

twitpict_edit.png

といっても、そんなに仰々しいものではなくて、投稿する写真を自由に拡縮・移動・回転出来るっていうくらいのものですが(回転するには設定画面から「Enable Manual Rotate : 回転有効」にしてください)。枠内の画像が投稿される画像となります。

小ネタを一つ。写真撮影後、編集画面に入ると、最初は枠に外接する形で画像が表示されるのですが、

twitpict_before_double_tap.png

ここで画像をダブルタップすると、

twitpict_after_double_tap.png

内接するように自動で拡縮してくれます。

同じように、どれだけ画像をいじっていてもダブルタップで元に戻るようになっています。

これでずいぶんと投稿がしやすくなったんじゃないかなあ、と思う今日この頃です。一応一段落(のつもり)。

今回はまた一回リジェクトされました。それも、v1.0から変更していない部分で。標準の action ボタンを「送信」ボタンのかわりにしていたのがよくなかったようです。

  • 6/19 : 初回提出
  • 6/23 : リジェクト
  • 6/23 : 2度目の提出
  • 7/4 : ready for sale

再提出から10日以上経っているわけですが、この間に Bangumi の v1.0.1 を提出したことで、同時リリースになるように調整されたのかなあ、とか勝手に勘ぐってしまいました。

なんにせよ、こちらはこれで一安心。

テレビ番組表 iPhone アプリ Bangumi v1.0.1 を公開しました

bangumi.png

先週公開された Bangumi ですが、早速マイナーアップデートしました。今回はほんとにマイナーアップ。v1.0がでるまでの間にわかった問題をいくつか修正しました。

main.png

変更点

  • 現在時刻の帯が表示されないことがある問題を修正
  • 起動時に前日の番組表が表示されることがある問題を修正
  • 1行1列で表示させると落ちる問題を回避
  • 番組表更新のパフォーマンス改善

avail_on_app_store.png

今回はすんなり行きました。ただ、別のエントリで書いてますが、複数同時にアップデートすると、公開時期を一緒に調整されるんですかねえ。

  • 6/26 : 初回提出
  • 7/3 : ready for sale

さて、手元ではv1.1候補版が完成しております。週末テストして、週明け提出ですかね?って、さすがに来週末には間に合わないなあ・・・

7月の大阪 iPhone イベント情報

先日 iPhone OS3.0 がリリースされ、iPhone 3GS が発売され、世間(一部?)では iPhone が再加熱している今日この頃。

7月に大阪でこういうイベントがありますということでお知らせ。

7月11日(土) 18時- iPhone Creative User Group Japan第6回OFFミーティング

去年の忘年会を行った場所で再びOFF会があるそうです。告知サイトではなんかものすごい持ち上げられかたをしているように思いますけれど、WWDCのお土産話とか開発話とかをする予定です。といっても飲みながらなので、なにを話そうかなあ・・・

7月12日(日) 13時- 世界に飛出す、日本のiPhone/iPod Touch appクリエーター大阪編

アップルストア心斎橋にて林信行氏の講演とか、アプリ作成のデモとか、アプリのデモとか。アプリのデモには参加します。心斎橋でデモするのも3回目。まだ全然準備できてませんけれど・・・(というか、デモ予定のアプリが審査を通過していない・・・)

偶然にも連日になってしまいましたが、興味のある方は是非どうぞ。

そういや、今度こそMUGNET(7/15)に行けるかなあ・・・

テレビ番組表 iPhone アプリ Bangumi を公開しました

bangumi.png

我が家は新聞を取っていません。テレビのデジタル化もまだまだ終わっていません(多分2011年に移行する予定)。

で、たまにテレビを見るんですが、なにが放送中なのか全然わかりません。

もともとiPhone用の番組表アプリはあったけれど、どうも自分にしっくりこなかったので、いつものごとく作ってしまいました。

こんな感じ。

main.png

今朝 AppStore に公開されて、今(21時頃)こうしてブログに書いているわけですが、すでにレビューされていました。感謝感謝です。(こんなタイトルにされるとなんだか照れますね)

上記サイトにあるようにいくつかバグがありますので、早々にアップデータを提出しましょうか。

avail_on_app_store.png

ちなみに、今回も一度リジェクトされました。WWDCをはさんでしまったのでちょっと時間がかかったかな。

  • 6/4 : 初回提出
  • 6/11 : リジェクト
  • 6/15 : 2度目の提出
  • 6/25 : ready for sale

新作ラッシュはこれで一段落。しばらくはアップデートに忙しいかと。

twitterクライアント:Hummings v1.0b3 公開しました

先日からタイムラインが表示されなくなったので慌てて対応。(実はちょっと前からアナウンスがあってたみたいですね。全然気付かなかった・・・)

ついでに、あたためていたいくつかの修正点も加えておきました。今回は特に機能追加なしです。

変更点

  • タイムラインが1件しか表示されない問題を修正
  • friendが表示されないことがある問題を修正
  • タイムライン更新パフォーマンスの改善
  • Growl 1.1.5ヘアップデート

うーんしかし、idsigned int と想定するっていうのはプログラマとしてはあるまじきミスでした。反省。

WWDC ‘09行ってきました

無事に1週間のアメリカ滞在を終えて、昨日帰ってきました。今日は代休で一休み。

当然のことながらWWDCの充実した中身そのものはお伝えすることが出来ませんけれど、それ以外のことをちょこちょこと書いてみましょう。

日本 → サンフランシスコ

今回は初めてということで勝手が全然わからないっていうこともありまして、多少遠回りとわかっていたものの、近畿日本ツーリストのツアー(このリンクはいつまで有効だろう・・・)に参加しました。そのため、成田経由でサンフランシスコへ。(来年は関空から行きましょう)

飛行時間は9時間ちょっと。ビールを飲んで、寝て、本を読んで、映画を観て、そんなうちに着きました。

現地のホテルまではツアーのバスですんなりと行けましたが、まだチェックイン時間にはほど遠い朝の10時頃でしたので、荷物を預けてregistrationへ。

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会場の中には Snow Leopard や iPhone 3.0 のバナーがでかでかとでていて、翌日からの期待が膨らみます。

初日は特にすることもないので、同行していたみなさんとぶらりと観光をしておしまい。

基調講演

やはりWWDCにおいてこれははずせません。個人的には残念ながら生ジョブズを見ることは出来なかったわけですが、それも来年の楽しみってことで。

10時からの基調講演に毎年長蛇の列が出来ます。講演会場も結構広いのですが、5000人を超える開発者+メディアを収納することはさすがに無理で、もちろん入れなくても別室(overflow room)でモニタ越しの参加は出来るものの、せっかくなので現場の臨場感を楽しまないと、ということで長蛇の列です。

いろんな情報を総合すると、並ぶならとにかくものすごく早く並ぶか、あるいはある程度ゆっくり並ぶかのどちらかがよいと思われました。会場の前のほうはメディアやVIP席なのでどんなに早く並んでも限度というものがあります。で、真ん中くらいに別モニタが設置してあるので、そのちょっとうしろくらいがプレゼンの様子もよく見えて良い感じかと。狙い目は、一般席の一番前か、あるいはモニタのちょっと後くらい、かなあ、と。半端にモニタの横くらいというのは避けたいところでしょうね。

実際どうだったかというと、7時頃に並びに行ってちょうどよいくらいでした。8時前には建物の中に入れて、パンやコーヒーを片手にゆっくりと並べました。会場に入ってからもそれこそモニタのちょっと後で、モニタも見えるし、ステージも見えるし、いい感じの場所でした。

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講演内容については今さらここで書くこともないでしょう。感想としては「3.0出るの早過ぎ!」「SnowLeopard早く出て!(あ、でもそれまでにIntelマシンに買い替えないと・・・)」というところで。

期間中の小ネタ

その1

会場にはこういうものすごいものがあって、いつも人だかりが出来てました。20台のMacProに20台の30inchですからねえ。かなり圧巻です。

ちなみに、公私で7本もアプリをだしているのに、全然見つけられませんでした。確率的にも1本くらいはあっても良いんですけれど・・・

で、そんなすごいシステムが一瞬おかしくなった瞬間です。

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1台が突然フリーズして、再起動をしているところ・・・この瞬間、普段以上のカメラが向けられたことはいうまでもないというか。。。

その2

期間中の夜っていろんなイベントがあって(特に、AwardもBashもない日に集中しているみたい)そのうちのひとつにぶらりといってみました。もちろんまともに英語でやり合えるわけでもないので、そんなに話は出来ませんでしたけれど、何人かの外国人と自作のアプリを見せあったり。

で、そこにとあるVIPがきていました。

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ちょっと暗いので分かりにくいですが。Wozですね。生ジョブズはなかったけれど、もう一人の生スティーブはありました、と。いろいろ行ってみるもんです。

その3

4日目の夜はBash(名詞:お祭り騒ぎ)です。

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とにかく人人人で。食べて飲んで。

聖地巡礼

さて、本題(笑)。いざアップル本社へ。

車があればもちろんそれが一番便利ですが、そういう環境でもないので、電車とバスでクパチーノを目指します。Caltrainとバスを使って、うまく乗り継げれば、まあ片道2時間ってところでしたかね。

同行したみんなが初めてでしたけれど、時刻表など事前にチェックしていたこともあってすんなりと行けました。さて、写真をいくつか。

途中のパロアルト駅

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入り口付近

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カンパニーストア

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アップル国の国旗

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Infinite Loop をぐるりと

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カンパニーストアには、たくさんのTシャツや文具、カップなどがありました。うかれて子供服とか含めて結構買い物したかな。まあ、でも来年も来るって思うとそこまで買いあさったという感じではないですが。

サンフランシスコ → 日本

飛行機のセキュリティチェックがかなり厳しくなっているんですね。でも世界中でこのレベルにしないと本当は意味がないのでは、と思ったり。

あと、サンフランシスコの空港は意外に小さかったです。ここでお土産をと思っても、ほとんど選択肢はありませんでした。やはり、それまでの時間に市内をぶらぶらしたほうが賢明ですね。金額的にも。

帰りの飛行は11時間くらい。相変わらずビール飲んで、本読んで、寝て、映画を観て、、、で着きました。この1週間はビールたくさん飲んだなあ。

いつの間にやらフェーズ6になっていたものの、入国はあっさりしたものでした。健康状態を申告したくらいですね。まあ、もう国内にもたくさん患者さんがおられるので、空港でどうこうっていうもんじゃないんでね。

まとめ

サンフランシスコはいい気候なんですが、ちょっと肌寒いくらいでジャケットだけでは夜はきついこともありました。次回はフリースくらいもっていったほうがよいかも。あと、ほとんど表を出歩くことないのに、ドル両替し過ぎでした。たくさん余ったのでこれも次回へ。

本文中何度も「次回」とか「来年」と書いてますが、まあそれは自分のがんばり次第です。iPhoneはなくならないと思うので、iPhone開発者としての自分が生き残れていればきっと来年も参加することでしょう。さて、この1週間で得たこともたくさんありますし、課題も山積みです。明日から(いや、個人としては今日からか)がんばっていきましょう。