脱自宅サーバ計画

はじめに断っておきますけれど、決して自宅サーバを否定するものではありません

さて、自宅サーバを立てたのは何年前でしょうか。えーと、京都に来た頃なので、、、7-8年前?(過去ログをたどればいいんですけれど、多分ちょうど8年前くらい)

ちょうどこの itok.jp のドメインを取ったのと同時に自宅サーバをはじめ、数回の引越、数回のサーバ変更を経て、今もこのブログは僕の足元で動いています。

僕が自宅サーバを運営しているのはこんなメリットがあったからです。

  • サーバ容量に制限がない(ブログの写真だけで数百MBある)
  • サーバ構成に制限がない(いくつでもDBを作れる、バーチャルドメインなども気楽)
  • 外からでも自由に共有データにアクセスできる
  • データ転送が早い(1Gbpsだから)

しかし、時は過ぎて今現在、これらのメリットが今でもメリットであるかというとそうでもありません。多少の妥協をすることが出来れば、サーバ容量やDB数の制限も気にならないほどのレンタルサーバが安く使える時代になったからです。

実際に、手持ちのいくつかのブログとサービスはすでに外部のレンタルサーバ上にありますしね。iPhone絡みのものとか特に。

そうなってくると自宅サーバのデメリットがずいぶんと大きくみえてきます。

  • メンテナンスが面倒(特にHDD破損は危険)
  • 電気代がかかる(レンタルサーバのほうが安い場合も)
  • 固定IP代がかかる(レンタルサーバのほうが安い場合も)
  • ファンがうるさい、熱い

いや、これって前からわかっていたことなんですけれど、そのデメリットを押さえ込むほどの優位性が以前の自分の中にはあったんです。で、今はといえば、そうでもないなあ、と。

そんなわけで、レンタルサーバにデータ移行中です。というか、この itok.jp 以外はすでに全部移行しました。110k.net も yufukobo.jp も。もともと別のレンタルサーバにおいていた wtag.info や pyxis-project.net も新しいサーバに統合したいと思うのですが、それはまたの機会(そのサーバの使用期限が近づいてから)にしようかと。

基本的にはブログの移動だけですので、多分、この盆くらいに一気に終わらせると思います。その時には一時的につながらなくなると思いますが、ご了承下さいませ。

これを機会にWPも2.8系にしないとねえ。

twitterクライアント:Hummings v1.0.2 公開しました

2日前、朝まで普通に使えていたのに、突然つぶやきが投稿できなくなってしまいました。ユーザのみなさんには大変ご迷惑をおかけしました。これに懲りずにこれからもどうぞよろしくお願いします。

サーバ側の変更(修正)で隠れていたバグが出てきてしまったというところで、いやはやRFCは難しいです。そのうちOAuthについてはまとめてみようかな、と思う今日この頃。

変更点

  • つぶやき投稿が出来ない問題の修正
  • Growl v1.1.6ヘのアップデート

昨晩、たくさんのユーザの方にテストしていただきました。どうもありがとうございました。テストで使用したアプリは自動更新の対象外ですので、お手数ですが今一度最新版をダウンロードしてください。

twitterクライアント:Hummings v1.0.1 公開しました

v1.0になったところで、他のソフト開発に着手しつつ、ちょこちょこと更新しております。

今回は、主にユーザさんからの要望メインです。Growl必須といいつつ、集中している時なんかに遠慮なく通知されても困るっていうことで、矛盾するかのようなサイレントモードをつけてみました。

hummings_silent.png

メニューあるいは、ホットキーで簡単に切りかえられます。

変更点

  • Growl通知を一時的に無効にするサイレントモードの追加(ctl + opt + “S”)
  • replyメッセージでのin_reply_toに対応(reply間の関連付け)
  • 起動直後に固まる問題の修正

最後のバグ修正はひょっとしたら完全ではないかもしれませんので、引き続き経過観察しているところです。

手放せないツールになってしまったので、どうしても日々の使用中に開発・デバッグしたい衝動に駆られたりしますが、それはそれで、これからもぼちぼち行きます。

iPhone開発2年目突入

昨晩、1年契約だったdeveloperプログラムの更新手続きを行い、今朝無事にactivationされました。これで晴れて2年目突入です。

と、言っても、正確には来月中旬に契約切れだったので、まだ丸1年経ってません。

1年前の今ごろにはまだiPhone 3GもiPod touchも持ってませんでしたし、確かSDKもダウンロードしていなかったんじゃないかと思います。

あれから1年も経たないうちに、いつの間にかそれが職業になっていました。そう思えば、不思議なものです。

この1年で作ったiPhoneアプリはざっくり20本に到達します。今年に入ってからの作品がほとんど(去年は3つだったかな)ですけれど。

転職してから半年。これもまたあっという間で。

いろんな巡り合わせがうまく絡み合って今日もMacで開発をしています。

来年の今ごろも同じように一日中Macの前で開発が出来ますように、と。がんばっていきましょう。

ASCII.jpでHummingsが紹介されていました

先日v1.0を公開したHummingsですが、ASCII.jpにて紹介されていました。

それこそ、大量に出回っているクライアントの中で、しかも基本操作がキーボードだけっていうかなり異端なクライアントなんですけれども、偶然とはいえ取り上げていただいて感謝感謝です。なんか一番目に紹介されてますしね。

この、手軽に投稿できるっていう基本路線だけはぶれないように更なる発展を計画していますので、今後ともあたたかい目で見守ってあげてくださいませ。

twitterクライアント:Hummings v1.0 公開しました

ようやくβをはずしました。まあ、はずしたからといってなにが変わるっていうわけでもなく、もちろんバグが完全に消えるはずもなく、強いていえば気持ちの上での区切りっていうところでしょうか。

変更点はたくさんありますが、注意点としては認証方式がOAuthに変わったことでしょうか。これにより、v1.0初回起動時には再認証の手続きが必要となります。こんな↓ウィンドウが表示されるので、アカウント情報を入力後、次のページに出てくる数字列をその下のフィールド(”Enter PINs” とあるところ)に入力してください。

hummings_oauth.png

OAuthにすることでHummingsとしてはユーザのアカウント情報に直接アクセスすることがなくなりました。つまり、より安全になったという感じで。

変更点

  • 認証方式をOAuthに変更(副産物として投稿クライアントの欄に Hummings と表示されます)
  • reply, direct-messageでの宛先オートコンプリートの不具合修正
  • replyでの宛先オートコンプリートで、冒頭以外でも複数回の宛先コンプリートを可能に
  • タイムライン詳細ビューのレイアウトを変更
  • タイムライン詳細ビューに投稿クライアントを表示
  • タイムライン詳細ビューでのサムネイル表示対応写真共有サービスを拡充
    • img.ly
    • pix.im
    • twitrpix.com
    • yfrog.com
    • movapic.com(携帯百景)
  • タイムラインパネルを非表示にしない設定を追加(パネルの透過度も指定可能)
  • 起動直後のパフォーマンス改善

ここんところの開発はHummings一色でした。開発の当初よりtwitterが日々の生活と密接に関わるようになってきたからですかねえ。

v1.0以降の構想もあるわけですが、もちろん他のソフトも構想もありますし、サーバの件もありますし、はてさて、どれから手を付けたらよいでしょう。

テレビ番組表 iPhone アプリ Bangumi v1.1 を公開しました

bangumi.png

今回は当初の予定からあった(実はv1.0の時点で実装されかけていたけれど、パフォーマンスの問題で先送りになっていた)ピンチイン・ピンチアウトに対応しました。あと、スクロールの状態によっては、番組名が画面外にはみ出していたのも改善しました。

bangumi_v110.png

変更点

  • ピンチイン・ピンチアウトでの拡大・縮小機能追加
  • 番組名を必ず画面内に表示するように
  • GUIの改善

avail_on_app_store.png

BS対応や複数日対応も考慮に入っているんですが、番組表取得時の解析にどうしても時間がかかってしまうことがある(1分程度)のがネックで、それが許容されるのであればいいんですけれど・・・どうですかねえ。

今回もrejectはなし。最近はやはり1週間というよりは10日かかる感じになってきましたかねえ。アプリ数も増えてきたからかなあ。

  • 7/6 : 初回提出
  • 7/15 : ready for sale

iPhone イベントな週末

なかなか盛り沢山の週末でした。

去年の7/11にiPhone 3Gが発売されてからちょうど1年というタイミングもあって、参加者の皆さんの熱い思いで充満している感じでした。(と、いいつつ、僕自身は去年の8月にiPhoneを買った人なのでまだ1年経ってないんですけれど・・・)

iPhone Creative User Group Japan第6回OFFミーティング

お馴染の人たち + 新しい人たちでの飲み会。会を経るごとに開発をされている方の参加率が増えて、開発談義にもいろんな花が咲きました。

自分が用意していたプレゼンも宴会のネタ降りとしてはそこそこよかったんじゃないかと思いまして、絶妙?なオフレコトークがたくさん出来ました。

今回は恒例のじゃんけん大会にWWDCお土産をひとつ提供させていただきました。が、それ以上に、というかいつも結構いいものをもらってしまうわけで、今回の戦利品は↓

20090711_ipcug_off6.jpg

Dark局長経由でファイルメーカー社から提供されたBento2のパッケージ品と、お馴染「ワンボタンの声」の東京公開収録で販売された特別CD。ほんといつもいいものをもらってばかりですいません。(過去にも、iPod Shuffleとかもらいましたし・・・)

せっかくBento2をいただいたので、家計簿でもこれで作ってみようかなあ、とか思ったりしているところです。その成果は・・・そのうち。


世界に飛出す、日本のiPhone/iPod Touch appクリエーター大阪編

告知が遅かったこともあって、どうなるかと思っていましたが、iPhone開発者/ユーザともにたくさんの方が来られていて、心斎橋の2Fは結構混んでいました。みなさん熱い中どうもありがとうございました。

自分のアプリ紹介もまあそこそこ出来たんじゃないかと思いますが、なんかやっぱり場慣れしていない感が否めずに、もうちょっと場数を踏んでみるのも有りだなあ、と思った今日この頃。あと、今回は1つのアプリ(TwitPict)に絞って紹介したんですが、別にそこ(=「1つ」)にこだわることもなかったなあ、と。これまた今後の参考にしていきましょう。

諸般の事情により、アップルストア心斎橋での第一部しか参加できなかったんですが、それ以降の第二部第三部も結構盛り上がったみたいで、なによりでした。


この二日間、新しいつながりも出来ましたし、自分としては十分に収穫はあったんじゃないかと。さて、またこつこつとアプリを作っていきましょうか。

PLUTO完結

長かった・・・いや、話が、というより、期間が。

1巻がでて、またまた「この組み合わせは反則でしょ!」って思ってからもう5年が経とうとしている今日この頃。先日7巻を買い忘れていたことにも気付かずに8巻を手に取るとそれが最終巻でした。

その後ようやく7巻を手に入れて最後まで読んでみたものの、話を全然思い出せずにもう一度立ち返り、6巻から読み直してようやく大筋を理解。いや、やっぱりすごいですよ、このお二方。

知能という意味ではまだまだだけれど、ロボットという概念が現実的にもそこそこ身近になってきたこの時代においても、手塚さんのロボット感は十分に意力を持ち、それが浦沢さんの手によりさらに世代を超えた作品となったように思います。

でも、これってロボットじゃなくてもいいんですよね。「憎しみからなにも生まれない」、それはロボットじゃなくても同じ。ロボットですら(というのもおかしいですが)気付いたこの事実に、僕ら人間が本当に気付きを得るにはあとどのくらいかかるんだろう・・・

PLUTO (1) PLUTO (2) ビッグコミックス PLUTO (3) ビッグコミック PLUTO 4 ―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4) PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (ビッグコミックス) PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (ビッグコミックス) PLUTO 7 (ビッグコミックス) PLUTO 8 (ビッグコミックス)

いい作品をどうもありがとうございました。久しぶり手塚シリーズを読み返したくなりましたね。

で、これはこれで近々全巻通しで読みましょう。

twitterクライアント:Hummings v1.0b4 公開しました

iPhone開発の合間にのんびりとやっております。とはいっても、常駐ツールですので、自分のためにも進化し続けている、はず・・・

今回はいろいろコマンド追加がてら、かねてからの問題であった100人以上のfriendにようやく対応しました。

変更点

  • ダイレクトメッセージ入力時のオートコンプリート追加(”d”+スペースでコンプリートが作動します)
  • タイムライン表示での操作コマンド追加
    • “r” : re-tweet
    • “m” : send reply
    • “d” : send direct message
    • “w” : open web
  • 100人以上の friend が Preference に表示されない問題を修正

僕自身は100人以上の friend がいないのでテストはユーザのみなさんに手伝ってもらいました。どうもありがとうございました。

世の中にはいろんなtwitterクライアントがでています。自分が作っておいていうのもなんですが、どれが一番人気とかそういう問題じゃなくて、どれが自分のスタイルにあってるかというのが大事ですよね。なので、僕は僕のスタイルにあったクライアントを作り続けていこうかと。

で、そろそろいい加減に v1.0 にしたいものですね。すでにそれ以降の構想もありますし・・・