旅行記4(2005.9.28 フィレンツェ + シエナ)

 4日目、晴。タイトルの”+”は行って日帰りで戻ってきたから。

 朝のバスでシエナに向かいます。1時半くらいバスに揺られながら、外の景色をのんびり見てると、シエナに到着。到着するとそこにも朝市が広がってました。朝市を抜けながら、いくつかのものを物色しつつ(翌日の朝に船便で荷物を送る予定になっていたので、気が強い)、街中に突入。シエナ色の街並みをぶらぶら。





 ようやく向かった、「世界一美しい」といわれるカンポ広場・・・だったんですが、向かうにつれてどうも様子がおかしい。広場の方がやけににぎやかなんですよね。もちろん、観光名所だから人がたくさんいてにぎやかなのは当たり前なんですが、そういうのと違って、雰囲気に似合わない音楽は鳴ってるようだし、マイクの声も聞こえてくる・・・正体は、というと、結局よくわからなかったんですが、子供向けのイベントをやっていたみたいです。きれいなはずの広場にマットをたくさん敷いて、日本でいえば、祝日なんかに大きめの公園なんかで行われているイベントみたいな感じですかねえ。あまりのショックに声も出ず。。。って、まわりの観光客のみなさんも「なにごと?」っていう感じでしたけれど。広場のまわりを歩いて素通り。


 再びぶらぶらしつつ、昼食を。イタリアに来て初のパスタ。ワイン片手に本場のパスタに舌鼓。エスプレッソも飲んでご機嫌ご機嫌。
 で、ここのドゥオーモに入って、もう一度広場に戻る。どうやらイベント自体は終わってしまったらしく、マットをぼちぼちと片付けているところでした。バスの時間もあったんですが、それまでにマットが片づいたらいいなあと、広場のカフェでお茶を飲みながらのんびり片付け模様を眺めていました。
 すると、なにやら、ベレー帽をかぶった怪しげなおじいさんが登場。ポケットから水鉄砲を出しては人の頭上にむけてうってみたり、突然笛を吹いて交通整理をしてみたり、、、どうやらその悪戯自体が芸みたいなんですが、これが結構面白かったんですよね。(まあ、文章ではさすがに伝えられないんですけれど)僕がその悪戯の被害に遭ったわけじゃなかったんですが、ちょうど座った席が、その悪戯の舞台の正面だったので、かなり笑わせていただきました。被害者の中にはちょっとむっとする人もいましたが、ほとんどの人は笑って次の悪戯を見てるって感じでしたね。
 その悪戯ショーが終わった頃に、ちょうどバスの時間に近づいていたので、小銭を渡したついでに記念写真も撮ってもらいました。ちなみに、結局広場はきれいな状態には戻らなかったんですよねえ・・・


 フィレンツェに戻ってから、夕食。Dさんに教えていただいたもう一軒のレストランに行く前にスーパーにより、明日送る荷物を買いあさる。瓶詰めとか、オリーブオイルとか、、、なんであんなに買ったんだろう、と思うほどに。
 レストランでは、盛り合わせみたいなものと、パスタを注文。盛り合わせがかなりボリュームあったので、それを二人で食べてちょうどよかったです。スーパーに行く前に予約していた(海外のレストランでは予約が基本らしい)こともあって、いい席でのんびりとした食事をすることができました。





すべての写真は写真館にて