折り畳んだ自転車は自転車か?

 何を言っているんだ?とお思いの方もおられるでしょうけれども、まあ、聞いてください。「折り畳み自転車」は「自転車」か?と問うている訳ではなく、「折り畳んだ自転車」は「自転車」か?なのです。違い、わかりますよね?
 まあ、まずは、いつものごとく、言葉の意味を探ってみましょう。「折り畳み自転車」は要するにコンパクトに折り畳むことのできる自転車のことをさします。そりゃそうですが。じゃあ、「自転車」はというと、広義にいえば、人力を車輪に伝えて移動するもの、のことですね。まあ、これも問題なし。
 じゃあ、折り畳んだ自転車はどうなんですか?折り畳んでしまえば、それはもうペダルもこげず、ハンドルも切れず、上述の「人力を車輪に伝えて・・・云々」とはかけ離れた存在になってしまう訳です。法律にあるように「ペダル又はハンド・クランクを用い、かつ、人の力により運転する二輪以上の車」から考えても、折り畳んだ自転車は、もはや自転車とは呼べない、と思う次第で。
 いや、何がいいたいかっていえば、「折り畳んだ自転車」はちょっと大きな「荷物」でしょ、ことなんですけどね。そういう意味で、お店にもって入ったりしてもいいじゃないか、って思うんです。(もちろん店員さんの同意はいるだろうけど)「折り畳んだ自転車」でも、キャリーバックに入れたりカバーをかけるとそれはもう「なんだかわからないけど大きめの荷物」になってしまってそれはそれで完全に「荷物」としての位置づけを手に入れることができる訳なんですが、そうでなければ「なんだかわからないけど多分折り畳んだ自転車」という状態になってしまい、それがどうも見る人や状況によっていろいろと解釈があるような感じなんですよね。当たり前といえば当たり前のことですが。
 とはいえ、たいがいバッグに入れていることが多いので、何も言われたりはしないですけどね。。。あ、この間アップルストアに行ったときは裸のまま店の隅っこに置かせていただきました。わずかな間だったけど。


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