オーケストラMFI本番

 ついにこの日がやって来ました。大好きなマラ9を弾くために、練習ごとに楽器をかついで炎天下のもとを歩いて移動し、気がついたら結局無遅刻無欠席のまま本番に突入していたとか、そういう話もありますけども、そんなことはどうでもよくて、これはいわば、僕がオケでどんな音楽をやりたいのか、というその1つの集大成だったのかも。
 はっきりいって、このオケは特殊。少なくとも、自分が今まで参加してきたどのオケとも違って特殊。なぜなら、まず、そこに「曲」があったから。マーラーの交響曲第9番という曲がそこにあって、そして、そのまわりに人が集まってオケが出来上がった。そんなことって今までなかったし、僕にとっては理想的なオケの1つの体制だったわけ。そして、こんな体制もやっぱり可能なんだと、そういう風に実感した瞬間でした。
 寄せ集めっていえば、確かに否定は出来ないから、本番の間も冷や冷やすることたくさん。早く、ミスのないうちに、終わりに向かって欲しい、って思うこともあったけれども、4楽章のコーダに入ってしまったら、もう、これで終わりなんだな、と反芻しながら、そして、最後の音はゆっくりとホールの隅へと消えていった。物音1つない静寂。これが、今までの結果すべて。ほんと、無理をたくさんしながら、参加してよかったな、と。
 妥協とか、そう言うんじゃないけども、「またいつかこの曲をやりたいな」って思わなかった2度目の演奏会。こんな想いで、この曲にのぞんで、みんなでやって来ることなんて、もうありえないって思ったから。みなさんほんとにお疲れさまでした。聴きにきてくれたみなさんもどうもありがとうございます。あんなにぎっしりつまった客席を見ながら演奏することも、もうそんな担いでしょうね。

 まだずいぶんと余韻に浸っていて、マラ9はずっと頭の中を駆け巡ってるけども、じつは明日はまた別のオケの練習だったりするわけで、気持ちを切り替えて頑張っていきましょう。

久しぶりの本番前日

 ほんとにこの「本番前日」を書くのは久しぶり。なにしろ、半年以上オケの本番がなかったもんだから。
 さて、いよいよ明日は、マラ9オケの本番ですね。12時間後には楽屋入りですか。のるって決めてから、7ヶ月くらい経ちますか。早いもんです。ものすごく感慨深いかも。
 今日は、最後のホール練でした。僕は、やっぱり、奏者も弾いてて感動できる音楽を創りたいと思ってますし、自分が弾きながら感動できるんだったら、こんなにいいことはないわけですが、練習で弾いていると結構そんな感じでした。やっぱり曲がすごくいいし、そして、みんなの気持ちもどんどんテンション上がってて、個人的にはすごくいい感じ。上手下手とかそういう話もあるけれど、そんなのとは関係なしな、そんな音楽を作り上げることが出来たらいいですね。んでもって、弾きながら感動して、もちろんその感動を聴衆のみなさんと共有して、その場にいた人全員で作り上げた1つの演奏会として、その全員の心にとどまるようなものが出来上がることを期待しながら・・・
 かなりわくわくしてますかも。ま、さっさと準備をして、寝ましょうか。いつも書いてるけど、本番後においしいお酒が飲めますように。

多忙?

 ぎりぎりの書き込みになってしまいました。(これ自体は、「多忙」とは関係ないけど)

 微妙に、多忙な日々になってます。予定外に。まあ、そもそも、明後日オケの本番なんですけども、来週は学会があったり、実は、明日論文を投稿することになっていたり、とそんな感じで予定が重なってしまってるんです。でも、本当は、オケの本番が一番最初に決まっていた予定で、学会はあと1週間位あとのつもりだったし(つまり今からは2週間後)、そもそも論文なんて、投稿する時期が重なるなんて思ってなかったし。でも、どれもないがしろにできない事情ばかり。だいたい、オケの本番なんて、研究室の人はだれも知らないことだから。
 明日は前日のホール練習があるんだけども、やっぱり、学会前だから、教官につかまった。なんとか間に合うように都合をつけてはいるけれど、どうなりますことやら。ここにきて、練習に無遅刻無欠席だったのを崩してしまうのはかなりつらいし、なにより、本番前日だし。
 さらにさらに、小さなことでいえば、オークション。出品していたけど、終了は1週間後の予定でした。なのに、なぜか希望落札価格で落札してくれる人がいたものだから(これ自体は嬉しいことだけど、結構高めに設定したのに・・・)早く発送しなくちゃいけなくなって、これもかなり予定外。なんでかなあ・・・

 今から、ここ数日の予定をちゃんと確認しないと。準備も万端に。時間は無駄には出来ませんから。

BGM

 夕方から始めた、パソコン初期化大作戦も、やっと峠を越えた感じで、普通に使う分にはさほど問題ないようにはなりました。(だからこうやって書き込んでいるんだけども)

 さて、今日は、BGMの効能について。よく「ながら」はよくない、ともいわれるわけですが、でもやっぱりBGMみたいなのって、逆に作業の効率を上げることが多いですよね。と思うわけです。それも、スピーカーとかでなんとなしに流れているのとは違って、イヤフォンとかをつけて聴くんですよ。聴くとはいっても、もちろん真剣に聴いているわけじゃないし、音楽自体は副ですから、主、まあ僕の場合は研究とかのことが多いですが、そっちの方がちゃんとメインなわけです。
 音楽がかかっていることで、それ以外のまわりの雑音は完全に遮断されます。かといって、音楽自体があまりに大きかったりすると、もちろん、音楽自体に気を取られてしまって本末転倒になってしまうんですが、適度な音量の時、自己が完全に外界から遮断されてしまうことがあるんですよね。図書室とかにいる時には、この傾向がかなり強い。そもそも静かな場所っていうのは、小さな物音1つでも逆に気になってしまう雰囲気が充満しているものだから、そう言った、ノイズのようなものを音楽を直接耳から流入させることで完全にシャットアウトしてしまうんですよ。
 そんな感じで、時が過ぎるのも忘れて、机に向かうことが可能だったりしますね。まあ、もちろん、曲にもよりまして、ベターはクラシック、ベストはその中でも古典からバロックですか。

 ああ、献血したいなあ・・・と思いつつ、今日は雨だったのであきらめ。そうそう、50kgが献血できる下限の体重かと思っていたら、それは400mlの採血をおこなう時だけで、成分の場合は45kgまで大丈夫らしいですよ。よかったよかった。

「夏」休み

 世間的には、というか、一般的には、いやいや、高校生以下の学生のみなさん的には、もうそろそろ夏休みもおしまいですね。そうそう、僕も学部生だったころは、そんなに違いはなく、確か9月の中旬くらいには授業が始まっていたと思います。そのあとすぐ試験になったりして、結局それなりに夏休み気分のまま、10月の中ごろまで行ってしまうんですが。でも、それでも、やっぱり「夏」休みである以上7月から8月にかけての休みははずせないわけなんですよね。
 ところが、どうも最近はそんな事情も関係ないみたい。今の大学は、なぜか、8月に入ってから夏休みです。しかも9月いっぱい丸々。もちろん、その8月にはいるまでに、試験をやってしまうから、とかそういう理由もあるわけなんですが、なんかねえ。半分は「秋」休みになってしまってる。
 自分的には、「夏」に休みがあるのは天候上の問題で、暑くて勉強する環境がよろしくないから、だと思っていたんですが、こうなってしまうと、なんだかそれとはずいぶんと違ってくるような。酷暑の時期は、そのまんまテスト期間っていうのも、かなりつらいと思うんですけどね。夏休みに入ったら、すぐに残暑に突入、じゃあねえ・・・と。そりゃあ、最近は、空調なんてものが、普通に普及してしまったので、一年中いつでも快適な環境は作り出せますけどね、これって、環境問題とは表裏一体なものだから、率先してエネルギーを使え、っていうのも変な気がする。
 つまり、「暑くて勉強できる環境ではない」→「夏は学校を休みにする」という式が成り立つとした時に、じゃあ、「夏でも勉強に対して快適な環境が提供可能」→「夏に学校を休みにすることはない」っていうのもどうかと思ったりするんですよ。もちろん、それだけがすべてじゃないけども。「勉強するのに必要な快適な環境」と「日常生活を送るのに十分な快適な環境」って、使用するエネルギーにずいぶんと差があるような気がするのは僕だけ?
 いやいや、別にどうでもいいことでした。ほんとに。ただ、年間の計画表を見ていて、ふと思ってしまったこと。どうせ、僕には、そんなことは関係なくなってしまってるし・・・

予定はやっぱり未定

 今日からいつも通りの生活へ。いつものように、9時頃研究室に行って、学会の準備にとりかかる。一息ついたころの、10時半過ぎ、かねてからの予定通り、研究室をでる。後輪のパンクした自転車を押して、カゴには江戸川乱歩の本が数冊。ようするに、パンクの修理と、図書館への用事をいっぺんにすませてしまおうという魂胆。そして、それだけではなくて、24日に発売になったMacOSX10.2を買いに行くのが、実はメインの予定でした。自転車の修理には、若干の時間がかかるために、その間に他の用事を済ませてしまおうと、残暑厳しい中、なるべく動き回るのが少なくてすむように、そういうふうに行動は開始されたのです。
 とりあえず、キャンパス内にある自転車屋さんへ。。。すると、夏休み中なせいもあって、11時から開店と書いてあったり。まあ、でも、あと10分くらいだったこともあって、そこのおいちゃんがちょうどやってきたので自転車を預けて、とりあえず、1つ終わり。すると、隣の購買部(本やらパソコンやら)もどうやら11時開店みたいなので、先に図書館への用事を済ませることにする。(今思えば、ここが運命の別れ道だったか)
 図書館へ行き本を返して、新たに本を探す。それ自体はほとんど時間がかからず、時計を見ると11時ちょっと前。今から行けば、ちょうどお店が開店しているころ。でも、今から行って、お店で買物をしたとしても、自転車の修理自体が終わっているかどうかは不明。だから、図書館でちょっとだけ時間を潰すことにした。(図書館の方が時間が潰しやすいですよね。でも、これが大きな間違いだったのか)新聞に目を通したりして、11時10分頃。そろそろ行くか、と、図書館をでて、購買部に向かう。。。
 パソコンコーナーに向かい、あれ?10.2なんて、箱が山積みになっていてもいいのにねえ。なんて思いながら、とりあえず、Macのソフトコーナーに向かう。。。10.1しか置いてない・・・う~ん、どこにも見当たらない。しばらく、あたりをぶらぶらと散策して、とにかく店員さんに声をかける。「10.2って入荷してるんですか?」この質問も今思えば、バカな質問。「入荷」しているかどうかを聞いてしまった。というか、そこを疑ってしまった。そんなわけないやん!そう、もちろん「入荷」してないなんてわけはなかったり。「え!さっきまであったんですけどね・・・あ、さっきのお客さんが最後だったみたいですね」・・・ありゃ。もしかして、ちょっとの時間差で、買い逃してしまいましたか?ぐは!次回入荷は、うまくいっても木曜くらいになるとのこと。なにがかなしゅーて、発売から1週間近くも遅れて導入しなきゃならんのだ!はあ・・・こんなことなら、実家にいた時に買っておくんだった。というか、開店を店の前で待ってればよかったのか。
 今日の夜は、すっかり10.2の導入に時間を費やすつもりだったから、なんだか拍子抜け。仕方ない(?)ので、もう一つ買おうと思っていたソフト(FireWorksMX)を買って来ましたけどね。

帰京

 しました。京都はやっぱり暑いですね。というか、今日から、また全国的に残暑厳しいのかな。

 ところで、夜行列車に乗って思ったこと。運転手ってすごいですよね。夜行バスとかだと、確かに同じように夜中ずっと走っているわけですけども、でも、車と列車は、やっぱり、道路と線路の違いがありまして、これは大きいと思うんですよ。つまり、道路は曲がっていることが多く(特に高速は眠気防止のためによく道が曲がっている)ハンドルを切ったり、あとは、加速や減速もいろいろとあると思うんですよ。その場の状況に応じて。
 でも、列車ってほとんどそういうことがないでしょ?あれはもう自動になってるのか?といえば、そんなことはないでしょうし(なにより、夜行の車両はかなり古かったから)つまりは、駅を出る時の加速と、駅につく時の減速以外に、そんなにすることってないように感じるんですよ。どうなんでしょう?だとすれば、場所によっては、3~4時間は駅に止まらない区間もあるわけで、そんな中をぼーっと、特になにも運転らしいことをするわけでもなく、過ごしているのはすごいなって、そんなことを思ってました。並大抵の精神力じゃないな、と。これって、どうなんでしょう?

 さら、夕食を食べに行って思ったこと。夏休み中の、しかも日曜日で、陽が沈んでしまったころ、大学まわりの、いかにも学生さんを対象としたような、そんな牛丼屋さんは、とってもすいてるもんだなあ、と。結構、ちょうど夕食どき、という感じの時間帯にいったはずなんですけどね、わずかな間ながらに、店員さんと1対1の時間が出来るほどでした。単に売れてないだけか?どっちにしても、ああいう、ファーストフード系の店で、店員さんと1対1になるなんて経験は初めてのことでした。

 明日から、いろいろ大変ですね。また。とにかく、本は返して他に借りないといけないし、MacOSX10.2は買ってインストールしないといけないし、でも、日中は学会の準備だけで精一杯でしょうしねえ・・・

そろそろ帰京

 前日の更新分からまだ12時間もたっていない気がするわけですが、それはまあいいとして、帰り道も夜行列車なので今のうちに、っていうことで。
 2回にわけての夏休みでのんびりと過ごしさせていただきましたけども、その分のしわ寄せがしっかりとやってくる日々が続くんでしょうねえ。パソコンもたくさんいじらないといけないですし。学会まであと2週間、がんばるぞ、と。

 いつものように、夕方は、アインの散歩で、散歩納めをして参りました。あと半年くらいはまたあえないかもしれないですから。写真もたくさん撮りましたけども、やっぱり、生の一瞬にはかなわないです。

 あ、そろそろ時間ですかね。荷物の最終チェックを・・・

言い訳?

 すっかり土曜日の朝になってしまいましたが、まあ、昨日はなんだか、飲み会後、帰宅してから眠気に負けてそのまま寝てしまった。いつもだったら、どんなに飲んでも、ちゃんと「独り言」は書いてから寝るようにしているのになあ・・・やっぱりこれは、実家にいることによる、ちょっとした気のゆるみというやつだろうか、とかそんなことを考えたりしながら、布団の中でごろごろしてました。でも、相変わらず、飲んだ後でも朝はふつうに起きてしまったけども。

 23日は処暑で満月だったんですが、さてさて、曇り空でほとんど見えませんでした。1月後は中秋なんだけども、それはちゃんと見られるかなあ・・・と今から心配になってしまう。処暑っていえば、確かにここ数日はすっかり暑さもおさまって秋っぽいですね。こっちだけかとおもっていたら、どうやら、京都のほうもけっこう涼しいみたいで、今夜の夜行で帰るんで、このまま涼しいとうれしいけど、それもどうなることやら・・・
 そんな感じで、ずいぶんと更新が遅くなってしまいました。

漫画整理

 この夏にいとー家において、僕がしなければならないことが2つありました。1つはパソコンの設定。これは、iBookの新規購入とOSXへの移行の作業だったわけでして、で、もう1つが漫画の整理。兄上と集めに集めた数百冊の漫画を整理しようというのです。もちろん、それらすべての漫画が表立って本棚を占領しているわけもなく、たった1つの本棚におさまる分だけを選び出して、残りはすべて番号付きの段ボール箱に収納し、それらをデータベース化する、というところまではすでになされていたんですが、今回はその段ボール箱の中身を再検討しようというものだったのです。要するに、いらんのは捨てよう、という、久しぶりに大がかりな漫画の整理。
 すでにある程度は選別されてまして、残った(つまるところ、捨てる予定になっているものの)内から、僕が必要だと思っているものを取り出しておくのが、今回の任務。でも、あれですね、漫画の整理なんていうものは、やっぱり、その懐かしい漫画を読むのと同義になっているわけでして、すっかり読んでしまいました。久しぶりに、「修羅の門」とか「ツルモク独身寮」とか「七夕の国」とか、あさりよしとお氏の作品とか・・・いやあ、おもろかった。また、いくつか京都に持って帰りましょうかね。
 就職して引っ越したら、さらにどーんとこっちから漫画を持っていく予定。手塚治虫の文庫版がたくさんありますからねえ。

 明日は処暑で、満月ですかね。