宮沢賢治

 といえば、どんな作品を連想するでしょう?詩だったら「雨ニモマケズ」ですかね。物語だったら?・・・「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」「注文の多い料理店」くらいが最初にあがってきますかねえ。でも、意外とよく考えてみると、他は?って思ったり。非常にたくさんのお話を残している、ということは知っているけど、実際にはほとんど知らない、読んだことがない、って思ったんですよ。今↑にあげた3作品だって、まともに読んだって記憶があるのは「銀河鉄道~」だけですしねえ。あとは、話は知ってるけど、読んだことってあったろうか?という感じ。
 そんなことを思いつつも、かといって、ちょうどいい感じの本ってないんですよねえ。。。なんてわけだったんですが、先日図書館に行った時に、偶然本棚の隅においてあるのを発見しました。ざっと50~60作品が1冊につまって、ちょうどいい感じ。(もちろん、それなりに大きく、3段組で500頁超ですが)一応、文章は会話をのぞいてすべて現代風に書き直してあるみたいなので読みやすく、へえ、これはこんな話だったのか、みたいなちょっとした発見もあります。
 難点といえば、文庫とは全然違うので、持ち運びには不便。(当り前か)なんとか研究室には持っていって、ちょっとした時間の合間に読んだりしてますけども、さすがにこれを電車の中で開くような元気はないですねえ。
 貸し出し期間は2週間。読めるかな?どうなんだろ?まあ、駄目でもまた借りますけども。。。
 今日は、前から食べてみたかった紫イモ食パンをお気に入りのパン屋さんで買いました。明日の朝が楽しみ。