自己の日常と他者の非日常

 この二つはよくぶつかり合うことがあると思う。自分にとってのなんのことはない日常生活の中に、他人の非日常的なそういう生活を持ち込まれるのだ。
 例えば、ここ京都で、休日買い物に行こうとバスに乗る。なんのことはない日常。とあるバス停で、いきなり何十人もの学生が乗り込んでくる。いかにも修学旅行生。落ち着きもない。通勤ラッシュ時の混雑ならまだいいものの、こんな休日の昼間に100%を超える乗車率をなんとする。そういうわけだ。
 例えば、大学で、いつものように本を探しに図書館にやってくる。しかし気づけば、どうやら試験期間中らしく、異常なまでの人だかり。机が占領されてる分にはいっこうに構うところではないが、本棚の間の通路にも人人人。まったく探したい本も落ち着いて探すことなんてできない。大多数の非日常に汚染されてしまった。
 とまあこういう具合である。前者は、よくよく考えると、土地柄的にはそういう事態をも日常に含んでしまうべきなのかもしれない。僕自身はまだ日が浅いので慣れていないだけなのかもしれない。しかし、後者のような例は、まあ誰しも経験あろう。自分の何気ない日常を、他人の非日常がかき乱すような、こういう経験は。
 とはいえ、なんというか、こういうのもすべてはお互い様である。誰にでも非日常なんてものは存在するし、そのせいで、誰かの日常を惑わせているのだろう。そういうことである。
 しかし、これだけはいっておこう、試験期間中に図書館で勉強することほど効率の悪いことはない。断言する。
 話は変わって、今日、日中、なんだかCGIの調子が悪かったかと思います。カウンターは動かないし、掲示板も使えない、と。しかし原因不明。頑張ったんですけどね、サーバ側がまったく受け付けてくれませんでした。無責任にほっといたら治ると思っていたら、ほんとになおったし。ご迷惑をおかけしました。m(_ _)m

雑誌購読

 今現在僕が定期的に購入している雑誌は2種類ありまして、まあ、Linux magazineとHJ21です。後者の方は略称ですけどそこらへんは気にしないように。両方ともパソコン系、インターネット系の雑誌ですね。月刊と季刊の雑誌です。
 雑誌を購読するなんて事はとても久しぶりで、この前はずずっと小学生くらいまでさかのぼります。なんていったか、多分「コペル21」だったと思うんですが、これまた「子どもの科学」みたいな雑誌で年間購読してましたね。それも数年間。確か廃刊になったので購読できなくなったと記憶してますが。。。
 そんな感じで、いわゆる漫画週刊誌などというものは数える程しか買ったことがないんです。多分2~3冊くらいかな、今までの人生の中で。
 もちろん、というか、なんというか、Macの雑誌もよく買います。こちらは定期的にというわけじゃなくて、読みたい記事があったときだけなんですが。だいたい、「MacFan」「MacFan Internet」「MacPower」ですかね。最後のが一番内容的には難しいです。
 うーんと、だからなんなんだろう・・・あ、ようするに、その2冊の発売日がちょうどかぶってて先週の土曜日だったので、今日買いましたってことですね。。。ちょっと今Linuxいじりにたて込んでまして大変なことになってます。もう5時間もいじってる。なかなかうまく行かないんですよ。そういうわけで、今日の独り言もこの辺で

SETI@home

 というのをご存じでしょうか?正式にいうと、The Search for Extraterrestrial Intelligence at HOMEというやつで、ようするに地球外知的生命体探索を家でしましょうという、そういうプロジェクト、プログラム、なのです。
 バークレー大学だったか、とにかく電波望遠鏡でとらえられた膨大なデータを解析するのに研究所のパソコンだけではとても追いつかない、と、そこで、世界中のパソコンを利用させてください、というそういう趣旨のものですね。データも解析用のプログラムも無償でネットからダウンロードできます。僕らがやることはなにもないんです。ただパソコンをつけておくだけ。たいていはスクリーンセーバーとしてプログラムが起動して勝手に解析を行っています。1つのデータの解析が終わったらまたネットから新しいデータを手に入れる、とこの作業はずっと続くんですけど。。。もし解析中に何らかの発見があったら、解析者の名前がちゃんと公表されるようです。
 まあ、僕も自宅と研究室両方で解析を行っている人なんですけど、解析ってのはやはりマシンの性能で速度がずいぶん違いまして、研究室のPBでおそらく1日くらいかかるような量を、たったの小1時間でしています。でもそのためにパソコンをつけっぱなしにしておくというのはなんだか本末転倒ですね。とはいえ、研究室のPBはつけっぱなしです。この週末もずっとそう。解析中なのがばれないように、こんなことのために電力を使っているのがばれないように、画面は暗くしてますが。さてどのくらい進んだでしょうねえ。
 みなさんも是非いかがですか?ちゃちなスクリーンセーバーを入れてるよりはずっと夢がありますよ。
 本家はこちらhttp://setiathome.berkeley.edu/
 日本語解説はhttp://setiathome.ssl.berkeley.edu/home_japanese.html
 う~んなんか変な勧誘メールみたいな内容になってしまった。。。あまり気にしないように。

手塚治虫の話

 手塚治虫が好きなんでみなさん読んでみましょうという話です。僕自身、漫画もそれなりに所有しているはずです。とはいっても最近の文庫化によってようやく集め出したというほどの駆け出しファンですが。でもたくさん読みました。ブラックジャックとか火の鳥とかはもうメジャーすぎて当たり前、「七色いんこ」とか知ってますか?かなりおすすめ。こういう知識も手に入れてたんですね、ってびっくりしました。続き物というよりは短編に面白い、所謂風刺的な作品が多くて楽しいかと思います。古本屋で見つけた時に真っ先に買うのは短編集ですね。1冊の読み切りものとしましては、「鳥人大系」などがよろしいかと。
 あ、もうひとつ名作を忘れてました。これを読んだ当時中学生の僕は涙しました。「ジャングル大帝」です。な~んだ、と思われたそこのあなた!原作を全部読んだことがありますか?
 「ジャングル大帝」といえば、某デズニーが盗作した「ライオン○ング」なる映画がありましたね。まあ僕は見てませんけど、盗作って認めないから。でも今思うと、盗作じゃないですよね、設定は似ているかもしれないけど、あんな映画はだたの娯楽です。レオの成長物語。あ、レオじゃないのか、、、主役のライオンはなんていうんだろう?まあいいか。単なる成長物語とはわけがちがうんですよ。成長物語っていえばエ○ンゲリオンと一緒だ。
 「ジャングル大帝」の原作を読んでてあんな自己犠牲の話はちょっと子供には見せられない・・・とか感じてたことをよく覚えております。是非原作を一度読んでみてください。最初は成長物語ですけどね、確かに。
 と書きつつも、今こちらの部屋にあるのは「鉄腕アトム」「ブッダ」のみです。まだ全部そろってないんですよね、なぜか。だからこっちでちまちま探してます。「鉄腕アトム」といえば、これがまた、現代の人に一番読んで欲しい話ですね。特にロボットの開発が進んで、AIBOやら、ASIMOやら、先行者(笑)やらが世に出てくるようになった今、これから出てくる問題を未然に防ぐためにもあれは読むべきです。最初はロボットと仲良くとか思っていても、そのうちオメガ因子とかアトラスが誕生するようになったらまずいですからね。

ゴミ

 こっちにきてからというもの、毎週毎週気になることがあります。それはゴミ。京都のゴミの出し方は不思議な区分けに基づいてる気がしてなりません。「家庭ゴミ」これはよし。「資源ゴミ」リサイクルできるものですね、ペットボトルとか缶とか。基本的にはこれだけなんですよ。あとは有料の大型ゴミとかだけでして。で、困っているのは、燃えないゴミの処遇です。「家庭ゴミ」の内訳には、生ゴミ・プラスチック・紙・ガラス・ゴム、、、どこにも金属類のゴミについては書かれていない。う~む、どうしたらよいのか?・・・うちから出る金属ゴミでどんなものがあるかっていうと、失敗したCD-R、ですね。着実に増えるので困ってます。とはいえ、一度ゴミとして出したことはありますが。もちろん「家庭ゴミ」として。「資源」ではないですからね、消去法で。
 福岡にいた時は、「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」でした。こっちでは誰も疑問に思わないのだろうか・・・「ゴミの出し方」という冊子にも資源ではない金属ゴミについてはなにも書かれていない・・・不思議な話ですね。
 さておき、今日は家庭ゴミの回収日だったんですが、寝坊して出し忘れてしまいました。朝8時に回収車が来るって結構たいへんですよ。前日の夜には出すなって書いてあるし・・・来週の火曜まで、異臭を放たないことを祈るのみです。
 昨日の続報。夕方N○Kからの解約(廃止となってますが)用の封書が来てました。この素早い対応は嬉しいですね。昨日のお姉さんの発言は忘れてあげましょう。

電話で

 前々からずっとやろうやろう、やらないとやらないと、と思っていたことをついに実行に移しました。時間的には朝しかできないからいつも学校に行ってから思いだして、ああ明日の朝にしよう、と忘れるんですよね、つまりは。
 電話を手に取り、ネットで調べた番号を押す。ぷるるる・・・「はい、ありがとうございます、N○Kです」お姉さんが電話口に出ました。用件を手短に話します。「テレビを売ってしまって、もうないので・・・」「え!!売ってしまったんですかぁ~??!!!」そんなに驚くことかい、お姉さん。こっちがびっくりだ。「はい、それで解約したいんですけど・・・」「えっと、今そこにはもうテレビはないんですよね!!!!」あんた信用してないだろ?そもそも京都に来たときからテレビはこの部屋にはないんですよ。パソコンで見てただけ。それでたまたまN○Kの人が来たとき、僕は台所にいて、そしてパソコンの画面にはサ○エさんが映っていたという隠しようのない状況だったから契約したんです。で、いまはパソコンでも見ることができなくなってしまってるんですよ、って説明してもいいけど、なにしろ電話代がかかるから、手短に。
 「お名前の方よろしいですか?」「いとうけい、です」「住所は?」「○○○・・・○○荘です」「?○○ハイツじゃないですか?いとうけいじ、ですよね・・・」「いや、だから、いとうけい、ですって!」そう、たまにあるんですけど、名前が短いとなんだかその後ろにまだ文字を付け足さないといけない気分になってくるようです。「けい、、、の次は?」ときかれることもありますからねえ。
 「そちらの方に担当の人を伺わせてもいいですか?」「はい、どうぞ、今週末の午前中とかがいいですけど・・・」全然信用してないよねえ。兄上が解約したときは封書だけですんだっていってたけど・・・仕方ないけどね、払ってない人多いみたいだから。「ちょっとお待ちください・・・」・・・約10秒・・「解約用の封書を送らせていただきますので、それを送り返すということでお願いします」あれ?人が来るんじゃなかったの?まあその方が楽でいいけど。。。
 そんな感じで無事に解約成立。6月に契約して、8~9月は学生さんは無料らしいですんで、まあ2ヶ月分くらいは払うことになるのかな。これで無駄なお金を払わなくてよいので一安心です。それにしてもお姉さんの「売ってしまったんですかぁ?!!(語尾は上がる)」はかなり頭に残る台詞でした。テレビを持ってない人って結構いると思うんだけどなあ・・・

待ち時間

 再来週に学会に行くんですが、その交通手段としての高速バスのチケットを買いに行きました。生協に。
 必要事項を書いて提出。「しばらくお待ちください・・・」とのことで、奥にある本屋さんとCD屋さんに向かう。。。
 しかしこの配置はよくできてますよね。待ち時間にどれだけの誘惑と戦わなければいけなかっただろうか!「あ!バッハのカンタータ全集が出てる。しかもアーノンクールで完璧だ!1セット6枚組9000円で10セットか・・・1ヶ月1つずつ買ったら・・・15%オフだし・・・」「もうチキンランのDVDでてるじゃないですか!3800円う~む・・・」「手塚治虫の小説!そんなものあったんだ!これは文庫だし安いぞ・・・」「岩波文庫もひさしぶりに見てるけど、面白そうなのがたくさんありすぎる・・・学会中の空いた時間用に一冊・・・」
 いけません、こんなことではいけません。こんな生協の策略にまんまとはまって衝動買いしてはいけません。もっと将来を見据えたお金の使い方をしないといけませんね。ってもちろんなにも買ってないですよ。買ったらチケット買えなくなってしまうし。
 そして、無事に研究室に戻ってから、ベース関連の新譜が出るとわかった瞬間に予約しようとした自分がいました。(モドキ参照)

ロボット型検索エンジン

 での暇つぶしについて考えてみましょう。こう書いていますけど、暇なわけじゃなんです。実行したのはちょっと前の話でして・・・ほんとに。
 まあGoogleなんかのサーチエンジンに行きまして、自分の名前とか知り合いの名前を入れて検索したらどうなるかってそれだけのことなんですけど。やってみました「伊藤啓」って打ち込んで、ボタンを押す・・・353件も引っかかった・・・検索をする前に知っておいて欲しいんですが、だいたいにおいてweb上に本名をどかどかと書いてる個人ページってあまりないですよね。そういうわけでこういう検索知って引っかかるのは、ほとんど大学とかの研究機関のページになるわけですよ。多分。
 実際そうなわけで、一番上にきたのは東大出身の生物学者・・・う~ん写真入りだ・・・これはちょっと・・・同姓同名なのか・・・(失礼)
 他にもたくさん同姓同名さんが並んでます。「啓」って「けい」と読むとは限らないから、「ひろし」っていう人や、あとは「啓~」とかっていう人もいますけどね。
 さてさて僕自身はどこら辺に出てくるんでしょう。まずは12件目、福岡で使ってたプロバイダーでのホームページ紹介のページ、いつの話や!26件目、うちの研究室のトップページ、これは普通。43件目、上述のプロバイダーでのHP更新お知らせ、これもかなり昔の話。67件目、去年の夏地元の高校の男声合唱部のコンクールでベース伴奏した時の記録、なつかしいものです。74件目、やっときた、この「いとーけーのページ」。77件目、九大フィルのリンクのページ。。。ああ、もう疲れてきた。まだありそうだけどこんなもんでいいか。だいたい1件目に出てくる伊藤啓先生の関連が多すぎる・・・
 結論、このページを検索する時は必ず「いとーけー」でひきましょう。1発ででてきますんで。

豆腐と茄子の納豆カレー

 昨日寝る前に考えた。「明日の夕飯なににしよう?」と。そうもう9月、秋である。秋と言えば、秋茄子(ここで「トマス・秋茄子」という話がわかる人がどのくらいいるだろう?)。茄子が食べたいぞ。ということで食材は茄子に決定。そして調理法はなぜかカレーに決定。最近作ってなかったし。カレーといって困るのが、肉はなににしようということ。う~む。しばし考えて、1つの食材が浮かぶ、豆腐はどうだ?確かにタンパク質。うんうん栄養的にも問題なし。なんなら納豆も加えてしまおう。ということで、献立決定である。。。以下レシピ。
材料:豆腐・納豆・じゃが芋・玉葱・茄子・片栗粉・カレールウ・コンソメ・水・油・米
 以上すべて適量手順:
1.材料を切る。ご飯を炊く。
2.じゃが芋・玉葱・水・油を使ってカレーを準備。
3.茄子を別途炒める。
4.豆腐を水切りし、片栗粉を表面につけて少し多めの油で炒める。
5.(2)にルウを入れたあと、(3)(4)を入れる。
6.ご飯の上に納豆を載せて、その上にルウをかけてできあがり。

 豆腐の調理法にはさすがに少し迷った。豆腐は普通は生か、あるいは茹でるだけしかしないから。ここでは揚げ出しの要領でやってみました。もちろん揚げるような油の無駄遣いはしませんが。そういえば、悩んでいたので焼き豆腐を買った気がする。
 味の方はというと、おいしいですよ。もちろん。豆腐は淡泊なので茄子と納豆の味が強烈だったかな?肉がない分味のバランスがいつもと違った感はあります。コンソメ入れておいてよかった。
 しめて1時間。700円弱。3日分。明日も明後日もカレー。

雨男(再)

 前一度、僕自身が雨男だという話をしたと思うんですが、なんかどうも京都にきてからというもの、調子がちょっとおかしいのです。以前は大事な時に限って雨が降り、大変なことになっていたのですが、最近は雨が降るのは僕が屋内にいる時のことが多くて、いざ移動、という時にはあがってることばかりなのです。これはどうしたものか、と、まあ嬉しいことなんですが、どうも奇妙な話です。日頃の行いがいいのか?と思えば、だったら昔はいつも日頃の行いが悪かったのか?ということになってそれもまた変な話。う~む。。。そもそも雨男ってなんだ?なんて考えてしまったり・・・
 なんでこんな話かっていうと、今日もそんな感じだったわけです。車での移動中にはかなり雨が降っていたけど、目的地に到着する頃にはほとんどやんでいたんですよ。よかったですねえ、まったく。
 しかし今日は旧暦で15日。所謂満月の日か?雨は降らなくても曇っていたら意味がないぞ、と空を見上げながら悲しい気分になってしまうのでした。来月の中秋の名月は晴れてくださいね。