物理学会春季大会

 実は、今学会中だったりするわけで、それでも京都にいるのは、学会が草津であってるからなんですよね。そんなわけで、泊まり込むには近すぎるし、通うには微妙にとおい、草津へ行ってきました。(正確には南草津かな)
 前回も思ったけど、電車に乗って向かっている時に、多分ここに乗ってる人、みんな関係者なんだろうな、と思うとちょっと怖い。いわゆる、世間ではどうしても敬遠されてしまうような「物理」を実際に研究している人がたくさんつまった車両。やっぱ、怖いな(笑)
 今日は、シンポジウムだけ聞いてきました。普通の講演は15分ずつなんですが、これは30分ずつでして、それを5講演聞きました。ほんとは6講演あったんだけど、集中力の限界と、多分聞いてもわからないだろうな、ということで。
 でも、結構収穫ありです。やっぱり、こういうのを聞いていると楽しいですね。自分のやっている研究、これからやる研究も明確になっているせいもあって、同系列の研究成果をどう自分のいかすか、とか、そういうのを考えながら聞いているのは楽しいです。全く関係ない話でも、興味深いものはたくさんありましたし。インターネットのパケット渋滞の話は面白かった。
 明日はいよいよ自分の発表ですが、どうなることやら。多分あまり理解してもらえない気もするけど、まあそれはそれでよしですね。なにごとも経験経験。これを区切りに別の研究にうつるわけだし。
 久しぶりに、人の講演を長時間聞いたし、明日は朝早いし、でさっさと寝ましょう。天気がよいとよいですが。

プログラマー気取り?

 昔、「パソコン少年」といえば、単にパソコンを持っているとか、パソコンを使っているといったようなものではなくて、プログラムでゲームなんか作ってしまうような、そんな人たちに与えられる称号であったような気がする。そういう意味では、僕は「パソコン少年」ではなかったわけでして、なんといってもMacははじめっからGUIで、Basicでプログラムを書こうにもそれ用のソフトがいるとか、そういう感じだったような記憶があります。
 さて、でもって、CやらFortranやらで数値計算のプログラムを書いたりする日々なんですが、どうも、これを称して、「プログラムできます」とは言い難い気分だったりするわけで、別にそんなこととは全く関係ないんですが(前置き長い)、OSXのプログラミングなんかはじめちゃったりしてます。時代はJavaやらなにやらのオブジェクト指向で、なんとまあ、OSXにははじめっからプログラミングするためのパッケージが入ってたりして、おかげさまで、いわゆるCocoaでもってObjective-Cなど使いアプリケーション作ってます。
 とはいっても、作るものなんてたかが知れてる。別にそれを配付してどうこうとか、そんなつもりはなくて、単に、「日曜大工」の気分です。「棚が欲しいけど、買うのはもったいないし、自分とこに合ったものを作った方がいいな。作るの好きだし」まさにこんな感じ。
 で、今やってるのが「タイマーソフト」。いや、こんなの確かに、ネット上にフリーソフトが腐るほど転がっているんですけどね。そういうんじゃなくて、だいたいどれも、微妙に自分にしっくり来なかったりするわけで、OSXにしているせいで、昔のアプリを動かすのは嫌だっていうのもあるんですが、そういったことから、ちょっと今取り組み中。その名も「低機能タイマー」!数字をいれてカウントダウンするだけ。ほんとそれだけの機能でいいのに、巷には「高機能タイマー」が多すぎて、いらないいらない。だったら、自分で作ろう、ってことです。
 ま、今は練習がてらですね。もっとつくってみたいものあります。データベースとか、家計簿とか。こんなのも市販の汎用パッケージソフトなんかじゃなくて完全に自分用にカスタマイズされたものだと使いやすいでしょ、多分。さあ、がんばろー。
 そうそう、こんな素晴らしい開発環境を無料で提供してくれているAppleさんどうもありがとー。

三寒四温

 とでもいうんですかね。最近の天気といえば。まあ、別に寒くなっているのは構わないといえば構わないですが。確かに暖房器具はほとんどしまってしまった、とかそういうことはあるけれど、再び出すほどのことはないし、出すかどうかを悩むほどのことでもない。
 桜もまだ満開というわけじゃないけど、その一歩手前まできて、で、この気温だから、満開はちょっとおあずけって事でしょうか。満開になる前に、この風で散ってしまったりしなければよいけれど。
 さてさて、確かに寒いのは構わないけど、この不安定な天気には困ってます。というか困った。今日はたまたま、折り畳み傘を持たないで、自転車ででかけたら、さてどうでしょう。。。見事に雨が降るではありませんか。あんまりだ・・・そんなに厳しい雨ではなくて、小雨だったから、よかったですけどね。雨の中を濡れながら進む時に、いつも思うことは、コンタクトにしたおかげで、目の前が水滴だらけにならずにすんだな、とかそういうことなんですが、まあ、それもどうでもいいことでして、今日もつくづく自分の雨男ぶりに感心してしまったわけです。
 あと2週間くらいで、京都にきてから丸1年が経つわけですが、去年こっちにきた時は、4月だというのにかなり暑かった。今年もああいうふうになるのかな?だとしたら、あと2週間であそこまで気温が上がったりするんだろうか?そんなことを考える今日この頃でした。

大阪市民管弦楽団

 の定期演奏会に行ってきました。サン・サーンスの英雄行進曲、ブラームスのピアノ協奏曲第2番、サン・サーンスの交響曲第3番、というなかなかすごいプログラムでした。18時半開演でアンコールまで終わったのは21時を過ぎてましたし。
 いや、すごかったです。結構、アマオケの演奏会で協奏曲っていうと、当たり外れが大きいんですが、今回のはあたりだったんじゃないでしょうか。以前も書きましたが、ピアノの演奏にはちょっと自分なりの好みがありまして、いろいろこだわっているつもりですが、今日は結構満足でした。もう少し、個々の細かい音も鳴らしてもよかったんじゃないかな、って思ったりはしましたが。
 ブラームスは、協奏曲のくせに4楽章構成だし、なにしろ1楽章が長いために、1楽章が華々しく終わった瞬間拍手がでてました。いや、別に、ほんとにその楽章に感動したのなら、拍手するのは構わないとは思うけど、多分今日のは単なる勘違いじゃないかなあ・・・とか。
 そして、「オルガン付」。大好きな曲の一つです。そしてオケで弾いてみたい曲の一つ。ザ・シンフォニーホールだから、目の前にはどでかいオルガンがあるわけで、そこからすべてを包み込む大音量が聞こえてくるのは今か今かと待ってました。1楽章の後半でもオルガンは出てくるんですが、やはり、メインは2楽章の後半。スケルツォが終わりに近づいて、だんだんオケが静かになってくると、待ち遠しい気持ちが胸いっぱいになってきまして、ついに、オルガンのその圧倒的な和音が鳴り響くと僕はただ目を閉じてその響きの中に自分をうずめてました。生で聴くのは初めてだったんです(福岡にはパイプオルガンのあるコンサートホールはなかったんで)が、ほんと感激でした。オルガンいいですね。やっぱり。
 そうそう、ホールでチラシを見てたんですが、アシュケナージがモーツァルトのピアノ協奏曲第20番をやるとか、弾き振りで。これはいかんといかん。少々金を出しても聴きに行きましょう。大好きな協奏曲だから。アシュケナージだし。(あの人は僕の中の認識では、いまだにピアニストであって指揮者ではない)

規則的

 普段規則的な生活を送っている(つもり)と、たまにやって来る、全く予期しない不規則さに、別になんの不都合もないはずなのに、戸惑うことってあるんだな、と思う今日この頃です。
 たとえば、今朝。常日頃から、前日にどんなに飲んで、夜更けに家に帰ろうとも、目覚ましさえ鳴れば、ちゃんと起きて活動を開始する生活をしているわけですが、そんな感じで、昨日も飲んで、床についたのは3時頃。平日8時、週末9時起床の自分にとっては、まあざっと5時間睡眠なわけで、これはこれで特に問題はなかったはず。
 しかし、実際、自力で目が覚めて、何気なく時計を見ると、時計の針はとうに8時を回っていた。といっても、8時40分くらいでしたけどね。ん?と、ちょっと動揺。原因を追及すべく、寝起きの頭はフル回転。ま、すぐにわかりましたけど。簡単に言うと、昨日(21日)は祝日だったんで、朝の平日目覚ましを切って、特別に9時にセットしていたんですよ。それをすっかり忘れてて、つまるところ、目覚ましはセットされてなかったわけです。そりゃあ、ね、目覚ましさえ鳴れば、起きますけど、ならなかったら起きないや。というわけ。
 いや、でも、なんて言うか、目覚ましならなかったのに、飲み会の翌日に6時間弱の睡眠で普通に目が覚める自分もなんだかな、と思ったりするわけなんですが、それ以上に、たったの40分、思っていたより遅く起きただけなのに、この自分の動揺ぶりはいったいなんなん!と思ったんですよ。午後から学会の発表練習はあったけど、別に午前中になにかしら予定があったわけでもないし、そもそもたったの40分ですよ。なにか問題でも?と自分に問いかけてしまうほど。
 どうやら、その40分を寝過ごしたことが、微妙に時間を無駄にしてしまったようで、嫌だったようです、多分。たいしたことないはずなのにねえ。自分の生活を見直してしまったりした、今朝の一コマでした。

独り言

 春分の日ですか。もう春ってことですね。たぶん。
 なんか、更新が遅れる時に限って、アクセス数が多いのはちょっと申し訳ない気分。この「独り言」を読むために、トップページをリロードしていただいている人が何人もいるんでしょうね、きっと。どうもすいません。
 今日は、とにかく、京大オケの卒団式ということで、ほとんど昼からずっと、それにかかわってました。朝は、AppleのExpoの講演を聞いてたし。なんだか、有意義なのか、よくわからない一日でした。
 まあ、それはそれとしても、これで、明日が休みなら4連休という、じつに素晴らしいことになるわけなんですが、残念ながら、明日は学会の発表練習があって、そんなに物事はうまくいくわけではないようです。しかも、昨日変更があったところをまだなおしてないので、明日は大急ぎで、原稿を修正しないといけないです。
 そんなこともあり、まあ、今日は疲れているので、この辺で。

コーヒーと備長炭

 研究室の飲み会でした。
 さておき、私のコーヒーへのこだわりは、まあ、それなりに前からここを読んでいただいている方にはわかると思うんですが、最近の話をしておきます。
 まず、なんて言うか、このあたりは水がおいしくないです。ものすごいカルキ臭。こんなんじゃ、いれたコーヒーもまずくなるのは当たり前。いくら入れ方に問題があるといってもね。そんなわけで登場したのが備長炭。かなり効果的。思いっきり脱臭してくれました。いやなにおいは完全に飛んだ。そのおかげで、今は料理に直接使う水はすべて、備長炭を浸けて、悪臭を取り除いた水を使っております。一度気になるともうどうしようもなくて・・・
 んで、最近のコーヒー事情は、といいますと、豆は通販しました。100gで、250円とか300円とかいう感じの豆を4種類ほど。これを、その時の気分で飲み分けられたらいいな、とかそんな優雅な理想を持ちつつ、
 そして、ついに買いました。コーヒーポット。700cc用なので、思ったほど入りません。濾過器とカップを暖めて、注いでちょうどいいくらいでしょうか。とにかくそんな感じ。
 湯の注ぎ具合はというと、全然うまくないです。まだまだ、しばらく修業の時間がいりそうですね。もっとおいしいコーヒーが入ると思うんですけどねえ・・・(今でも、それなりだとは思いますが、豆のおかげで)
 最後にコーヒー日記(などというたいそうな名前がついた、いわゆる記録)より抜粋。・インドモンスーン
 (300円/100g)
2002/3/16
 10g弱
 コーヒーメーカー
香りは非常によい。コクもあるけど、もうちょっと濃い方がよいかも。
・炭焼き
 (250円/100g)
2002/3/20
 10g強
 ペーパードリップ
うずまき難しい・・・成功の出来栄えってどういう感じだろ?

Vn発表会

 京大オケのVn発表会に参加してきました。内容についてはモドキの方を見てもらえればと思います。
 さて、全くの持論なんですけども、音楽をやっているもの、特に楽器を扱い、異なる楽器間のアンサンブルを主にするものとしては、やはり、いろんな楽器の演奏を聴くというのは当たり前のように思ってます。そもそも、自分の楽器ではできないことをやっているのを見るのは非常に楽しい。そういう意味では、僕は弦楽器なんで、管楽器とか打楽器の演奏会とは結構足を運ぶことがあります。といっても、何千円も出してプロの演奏会に行くほどに金銭的余裕はないので、アマチュアのちょっとしたアンサンブルとかを聴きに行くのはかなり好き。
 まあ、しかしながら、弦楽器のそういう演奏会に行くことはあまりないです。一つには、というかこれが最大の原因ですが、アマチュアの演奏会ってないんですよね。あまり。弦楽4重奏とか、そういうのはどうしてもプロの演奏会になってしまうので、あまりいけません。
 そういう意味で、こういう他の弦楽器の発表会をのぞくというのは結構面白かったです。アンサンブルも見られましたし。(自分もしたし)同じ弦楽器であるだけに、いろいろ学ぶことは多かったような感じがするような気がします。ま、練習意欲は湧きました。確実に。
 ところで、以前からちょくちょくやっていた、自分所有の音楽メディアデータベースがやっと一段落です。多分少なくともクラシックに関しては、CD、MD、LP、CD-Rに至るまで網羅できたはず。で、500枚に達する勢いです。もう完全にあふれてますけどね。棚から。そして、たとえ棚を増設しようとしても、新たに棚を置く場所などない。う~~む、、、どうしよう・・・

独り言

 やっと、指輪物語の原作、第1部「旅の仲間」を読み終わりました。これで、後は、いつ映画を見に行くかって事ですね。世間の春休みが終わってからにしようかなあ。今からは、高校生以下も休みに入って、大変なことになるだろうし。多分。
 とはいっても、「長すぎて退屈だった」とかいう人もいるそうで、誰でも楽しめてるわけじゃないみたいですね。そりゃ、長編ファンタジーだからそうでしょうねえ。多分僕がタイタニックを見ても、同じ感想を抱くだろうな。(笑)未だ見てないし、これから見る気もしないですけど。時間の無駄だから。
 21時過ぎに家を出まして、山を下っていると、ほんと、一瞬時間が止まった。ちょうど月が沈むところだったんですよ。月齢は結構進んでて、もう三日月も通り越していたけど、それでも大きく赤い月は、息を飲み込むに十分な存在でした。ああ、びっくりした。完全に予想外の出来事だったから。しかも、これって、山の上からしか見られないんですよね。下に降りたら、建物がしっかり邪魔をしてくれますから。感謝感謝。
 ちょっと今夜は冷えますね。用心用心。

春休み?

 学外の人に会うと、よく「もう、今、春休み?」というふうに聞かれます。まあ、春休みっていえばそうなんでしょうけど、でも、ちっとも普段と変わってない。なんていうか、フレックスタイム制で、コアタイムが10時~15時、みたいな、そんな研究室生活を送る日々です。とはいえ、週末は、週末でちゃんとお休みしてますけど。
 そういやあ、学部の時は、特に学年が上がるにつれて、試験とかも少なくなってきたんで、2月の頭くらいから完全に春休みだったなあ、なんてそういうふうに昔を思い出したりもしますが、現在はそんな状況にはとてもほど遠く、院生だから当たり前ですけどね、早く学会終わって欲しいです。学会終われば、なんとか1週間くらいは、多分時間が空くはずなんで、M2に向けての準備をしつつも、ちょっとのんびりしたいですね。といっても、就活がどうなるかわからんから、ほんと希望的な予定ですが。
 学会まで後1週間。でもいろいろありますね、今週は。オケの用事もあるし、研究室のコンパとか、いろいろ。いまんとこ就活はなにも予定がないけど、結果待ちなのもあるんで、突然入ったりするのかなあ・・・結構危険。
 ま、のんびりと充実した週末でした。明日からも頑張りましょ。