iOS用のメトロノームアプリ「Taktnome」を公開しました

と、まあタイトルの通りです。

‎Taktnome
‎Taktnome
開発者: sorakaze Inc.
金額: 無料+

普段なら、会社の新作アプリは「会社のプレスリリース」→「会社のブログ」で終わるんですが、今回は音楽関係なので「個人のブログ」でもちょっと触れておこうと思います。

ほら、このブログ、サブタイトルが「林檎と音楽に囲まれて・・・」なのでね。まさにその両方に手をかけたアプリ。

といいましてもアプリについては会社のページを見てもらえればなと思うわけで

プレスリリースと

指揮棒の動きを再現したiOS用メトロノームアプリ「Taktnome」公開のお知らせ – 株式会社そらかぜ

いつものお知らせブログはこちらからどうぞ。

iOS用メトロノームアプリ「Taktnome」を公開しました – 株式会社そらかぜ

 

上のリンク先にあるようにもともとは「指揮棒とあってるか、個人練でも試したい」っていうところを発端に開発がはじまったわけですが、いろいろと要素技術の勉強にもなりました。

このアプリを作るために伝説(絶版)のCoreAudio本を探してみたり(結局、わりと最近のAPIであるAVAudioEngine使いましたが)、そうそう、参考書籍といえば、斎藤秀雄大先生の「指揮法教程」ですよ。これ大事。

こんなところで役に立つとは。といいつつこの本を読んでいたから出てきたアイディアっていうのもありますけどね。

 

あとは、アニメーションの残像問題ですかね。♩=200くらいのテンポでアニメーションしているとどんなにがんばっても60fpsでは余裕で残像見えます。(↓は♩=80なので大丈夫ですが)

これはデバイスの性能じゃなくて、人の目の性能。脳って不思議ですよね、、、って感心している場合じゃないので、じゃアニメーションしなければいいんじゃないかということで、古くからデジタルメトロノームでよくあるLED並んでいる感じのモーションも追加してみました。

ちなみに意外とWatch版は使える気がしています。というか使ってます。合奏前のちょっとした一人練習でテンポ確認する時とか。Watch持っている人は是非お試しを。

 

音楽再生系のアプリはいくつか手がけたことがあったんですが、演奏する側の立場で作ったアプリは今回初めてです。これを一つのきっかけとして、日々(といっても全然毎日じゃないですけど)練習していて「もっと便利にできるんじゃないか」っていうところにいろいろとフォーカスしていけたらいいですね。なんだかんだいって音楽のない生活はないかなあっていうところなので。

そんなこんなで無料アプリですので、音楽関係者のみなさんは是非一度お試しください。もちろん改善要望などあればどしどしどうぞ。

‎Taktnome
‎Taktnome
開発者: sorakaze Inc.
金額: 無料+

あ、アプリ作って満足せずに練習せねば。(アプリを作ったところで弾けるような気になってた・・・けどそんなわけはない)

京都市民管弦楽団第96回定期演奏会でした

嵐の中の演奏会。それでもたくさんのお客さんに来ていただいて感謝感謝です。

曲目 プッチーニ 交響的前奏曲
      「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」
      「トスカ」より「星は光りぬ」
      「マノン・レスコー」より第3幕への間奏曲
      「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」
      「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
      「ラ・ボエーム」より「愛らしい乙女よ」(2重唱)
ニールセン 交響曲第4番「不滅」
指揮者 井村 誠貴
ソリスト(ソプラノ) 並河 寿美
ソリスト(テノール) 松本 薫平
場所 京都コンサートホール

6回目の京都市民管出演ですが、今回が団員としてはデビュー戦。この「新入団員ですが、弾くのは6回目です」という今回だけのネタはたくさん使わせてもらいました。

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なんといいますか、本番は本当に水物ですなあ・・・といろいろ反省ポイントありますけれど、最後は気持ちよく弾けましたし、聴きにきてくれた家族からも「よかったよ」といってもらえたのでそれでよしということにしましょう。(いやもちろんこの反省を元にもっと精進します)

オペラのアリアも、不滅も、そんなに演奏する機会はないので、そこんところはしっかりと堪能させてもらいました。

初めて不滅を聴いた時は、どこから手を付けていいのか全然わからなかったんですが、それこそ毎日何回も聴きつづけて(出勤中とか運動中とか仕事中とか)、曲の感じもわかるようになりましたし、大好きな曲の一つになったかなと思います。ほんといい出会いでした。

今回、家族が聴きに来るにあたって、上の子とちょっとだけ予習をしていたんですが、聴きどころをつまんで教えておくのはいいかもしれないですね。ちなみに不滅の[42]からの弦楽器の激しい動きがはじまったら四部に突入してダブルティンパニーに注目やで!みたいな感じのです。

台風の近づく中、大きく揺れる木々を窓の外にみながら、美味しいビールもいっぱい飲めましたし、ピーク前に無事に帰宅できてよかったよかった。

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いつもながら日々の練習や本番直前の家族の皆さんの協力には多謝です。毎週「練習がんばってね〜」といって送り出してくれる子たちもほんとありがとー!

そんなこんなで、悪天候の中、聴きにきていただいたみなさまありがとうございます。関係者のみなさんおつかれさまでした。

さあて、次もがんばっていきましょうか。

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年季の入ったスコアは、中学生のころ(四半世紀前!コントラバスをはじめる前!)に初めて手にしたスコアだからです。(確か、当時この曲が大好きで、そんな様子をみた大学生の兄上がくれたんじゃなかったかなあ)

あ、次はちゃんと毛替えと弦も新しくしないと。(って思ったら、前の演奏会のブログにも同じことが書いてあった・・・あかんやん)

演奏会のお知らせ : 京都市民管弦楽団第96回定期演奏会

秋の演奏会のお知らせです。

日時 2017年10月22日(日) 13時開場 14時開演
場所 京都コンサートホール
曲目 プッチーニ 交響的前奏曲
      「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」
      「トスカ」より「星は光りぬ」
      「マノン・レスコー」より第3幕への間奏曲
      「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」
      「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
      「ラ・ボエーム」より「愛らしい乙女よ」(2重唱)
ニールセン 交響曲第4番「不滅」
指揮者 井村 誠貴
ソリスト(ソプラノ) 並河 寿美
ソリスト(テノール) 松本 薫平

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前回の演奏会でお手伝いをしておりまして、その後いろいろありましてこの7月より正式に団員となりました。というわけで、今回の演奏会がデビュー戦です。

京都市民管弦楽団 - Kyoto Civic Philharmonic –

前半はプッチーニ三昧。割とほとんどの曲は誰もが一度は耳にしたことがあるんじゃないかと。といいつつ、ボエームは全幕弾いたことがあるはずなのに楽譜にあまりに見覚えがなくて・・・

ちなみにプッチーニ作曲のいろんなオペラの有名な歌の部分だけを抜粋した感じなので、ものすごく雑にざっくりといえばディズニーのミュージカル特集みたいなもの(アナ雪やって、美女と野獣やって、アラジンやって・・・みたいな)だと思ってもらえればと。(ほんと雑ですいません)

そして「不滅」です。「滅せざるもの」。

ニールセンは初挑戦で、自分的には曲が自分の中で腑に落ちるのにわりと時間がかかったかもしれませんけれど、ほんと名曲ですね。

単一楽章交響曲の1000小節越えも、グレートのマラソン具合に比べれば体力的にはゆとりを持って弾ける、はず。

滅しにくい「生命」の「音楽」ができたらいいなと思っておりますが、まだまだそこの精神的余裕と技術的余裕は全然ありません。がんばります。

秋の京都、観光がてら、芸術の秋も味わってみてはいかがでしょう?

たまにはいとーけーが楽器弾いてるところでも見てみようかという方はチケットありますので連絡していただければと。

というわけで、みなさん是非お越しくださいませ。

京都市学校・幼稚園 PTA感謝の集い 親子コンサート(2017)でした

子連れで京都に住んで10年経ちますけれども、こんなイベントがあるの全然知らなかったですね。

といいつつも、気にしてみてみると確かに市内の情報誌なんかには普通に案内でてるわけで、きいたところによると毎年大盛況だそうで。

前半にちょっとだけ式典的なところがありますが、残りの1時間ちょっとは要するにファミリーコンサートです。

ここ10何年はずーっと京都市民管さんが演奏されてるっていうことで、先日定期をお手伝いしたそのご縁もあって今回もお手伝いで演奏参加してきました。

曲目 エルガー 威風堂々第1番
ドビュッシー 小組曲より「小舟にて」 (*)
アンダーソン フィドル・ファドル
サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
ブラームス ハンガリー舞曲第5番(指揮者体験コーナー) (*)
ふるさと
チャイコフスキー 大序曲「1812年」
J.シュトラウス ラデツキー行進曲(アンコール)
指揮者 藏野 雅彦
(*は堀川音楽高校の1年生が指揮)
Vnソロ 福澤 里泉
場所 京都コンサートホール
備考 賛助

さて、学生以来10数年ぶりに弾く1812年とか、初めて挑戦するツィゴイネルワイゼンとか、そんな盛りだくさんのプログラムを練習1ヶ月で本番にのぞんだわけですが、やっぱり1812は汗だくでしたね。ツィゴイネルワイゼンも違う汗かいてました。

指揮者コーナーの子たちの指揮もかわいくて面白かったですし、高校生の指揮は練習時から、自分が振る側の立場としていろいろと勉強になった感じです。

僕自身初の午前中本番で、ほとんど音だししないまま(式典の間は裏で音だしできないので)に本番のステージにのっていたわけですが、松ヤニはステージ上に持ち込めばよかったなと思いました。湿度高いこともあってちょっと楽器が鳴りはじめるのに時間かかったかも。

あと、コンサートホールでこんなにざわざわした本番(始終子たちが落ち着きなかったり、泣き声が聞こえたりしてた)は初めてでしたが、少しでも楽しんでもらえたのであればなによりですね。

案の定、バンダとか大砲とかは結構子たちの心をつかんでくれたみたいですし、うちの子もところどころ身を乗り出して聴いていたようでした。

朝本番だったので、帰宅後昼から美味しくビールをいただきました。(今回は、前日リハ中の写真を撮っていなかったので今回の写真はこれだけ)

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関係者のみなさまおつかれさまでした。

Tea Time 20thコンサートに行ってきました

最近毎年恒例で子連れでいってるコンサートに今年もいってきました。

曲目 ハイドン 弦楽四重奏曲第76番「5度」より
久石譲 人生のメリーゴーランド
ベートーヴェン ピアノソナタ14番「月光」(Vn&Va2重奏)
グリーグ ホルベルク組曲
ほか
日時 2017年6月4日(日)
場所 八尾プリズム レセプションホール

今回は相方さんも出演ということで父子ともに興味津々。

とはいえ、相方さんの弾くホルベルク以外はどんな曲が演奏されるかあまり気にしていなかったので、月光はプログラムを見てびっくり。しかもあの曲をデュエットですか!

どんなアレンジなのかと思っていましたけれど、これがほんとすごいよかった。どう考えてもピアノを2重奏にすると音の数が減るわけですがそれをいい感じに違和感少なくまとめていて、また原曲を弾いてみたいなと思いました(弾けるとは言っていない)。

ホルベルクはほんといい曲ですね。いつか自分もやってみたいなあ。あの冒頭の草原感がたまらない。

あ、そうそうTea Timeといえばお茶とお菓子を食べつつのコンサートです。こんな感じにテーブルにお茶とお菓子が。

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子たちもジュースを飲みつつ、アンケート用紙の裏に落書きしつつ、それでも「音楽がはじまったらちゃんと聴こうね」といえば静かに聴いていられるようになりました。

今回なぜか空いている席が一番前のど真ん中(このくらいの規模の演奏会で演奏聴くならかなりいい席)だったのでちょっと冷や冷やしましたが、やっぱりみんなそれなりに成長していてそれなりにおとなしくコンサートを聴けるようになったのかなあ、と。

ジュースをこぼしたり、演奏中にトイレに行きたいといったり(しかもメインの曲で)、そんな過去を思えばほんと大きくなりました。うんうん。(とはいえ、まだまだですけどね)

弦楽アンサンブルをしている身としてはいろいろと刺激になりました。20回目ということでほんとすごいなあ、とか。

というわけで、関係者のみなさまおつかれさまでした。

京都市民管弦楽団第95回定期演奏会でした

初夏のいい気候の中での演奏会。フルオケで弾くのは1年半ぶり。

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曲目 ヴァーグナー 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
エルガー 独創主題による変奏曲(エニグマ変奏曲)
シューマン 交響曲第1番「春」
マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ(アンコール、Tacet)
指揮者 中橋 健太郎左衛門
場所 京都コンサートホール
備考 賛助

会場も久しぶりの京都コンサートホール。

ここはなんとか弾きたいって思っていたところもぎりぎり及第点(もちろん自分採点で)くらいではあったと思うのでよかったです。あとゲネで指揮者に指摘された部分が本番OKもらえましたし。

エルガーやっぱりいい曲やわ〜。オルガンの低音も響きもしっかりと舞台上で堪能させてもらいました。

久しぶりのフルオケだったということもあってか、シューマンとか後半右手に力が入ってしまうこともありましてまたしっかり練習していかないとなあ、と思ったり。

まあその前に弦換えるとか毛替えするとかそのへん大事ですね。

ちなみにいとー家の子たちはこの春より全員小学生になりましたので、初めての全員でのフルオケ観賞。もちろん未就学児OKの演奏会ならいろいろと聴いていたんですけれど、そうでないのは今回が初めてでした。

客席の子たちをたまにステージ上から視界の片隅にいれてはこっちがドキドキすることもありましたけれども、全体としてはちゃんと聴けていたようでよくがんばりました。

もちろん美味しいビールもたくさん飲めました。京都での本番だと打ち上げ後に帰るのが楽でいいですね。

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京都市民管でのお手伝いは今回で5回目(8年ぶり?)ですが、また新しいつながりもいろいろできてよかったです。

関係者のみなさんおつかれさまでした。聴きにきていただいたみなさんありがとうございました。

そして協力してくれた家族にも感謝感謝。

アンサンブル発表会でした

古巣オケのアンサンブル発表会に参加させてもらってきました。

作曲 曲目 編成
アレンスキー チャイコフスキーの主題による変奏曲 弦楽

弦楽アンサンブルでは指揮者的な立ち位置で取り組みことが多くなってきました。というわけで今回も指揮者として。

調整役とはいえいろいろと自分の好きなように曲を作らせてもらった感じでしょうか。まあ、曲作りも棒振りも全然素人の域をでないところではありますけれどもいい感じで音楽できたのではないかと。

本番は、本番マジックで今までで一番いい演奏できたんじゃないかと思うわけですが、どうだったでしょうか。

子たちも相変わらずちゃんと聴いてくれましたし、今回は他団体の演奏も親子で聴けたのでよかったです。まあたまにはこういう経験もね。

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関係者のみなさんおつかれさまでした。そしてなによりも、幹事の方々、今年もどうもありがとうございました。

演奏会のお知らせ : 京都市民管弦楽団第95回定期演奏会

1月前になりましたのでそろそろ宣伝を。

日時 2017年5月28日(日) 13時開場 14時開演
場所 京都コンサートホール
曲目 ヴァーグナー 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
エルガー 独創主題による変奏曲(エニグマ変奏曲)
シューマン 交響曲第1番「春」
指揮者 中橋 健太郎左衛門

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フルオケで演奏するのはほんとに久しぶり(約2年ぶり?)ですがいろいろ縁がありまして、お手伝いとして参加することになりました。

京都市民管弦楽団 - Kyoto Civic Philharmonic –

京都市民管で弾くのも久しぶりですね。記録によれば前回は2009年に参加させてもらったみたいです。(ちなみに今回で5回目)

ワーグナーは、オランダ人がさまよってる場合じゃないです。私の左手がさまよってます。右手もですね。

エニグマは気がつけば4回目です。自分のオケ経験的にこれだけ弾いた曲はほかにはないのかも。なにしろいろいろと思い入れ(思い出)のある曲なので楽しく演奏したいところです。

そしてシューマン。春ですねえ。本番の日はほぼ初夏になってそうですが春の雰囲気を感じていただければと(というか、そういう春っぽい感じで弾かねば)

お手伝いなのでチケットの残り具合は全然わからないんですけれども、興味のある方はご一報いただければこちらで問い合わせることは可能です。多分。

というわけで、みなさん是非お越しくださいませ。

サイレントベースSLB100専用のケースBSC1を買いました

普段は完全に自宅練習用に使っているYAMAHAのサイレントベースSLB100ですが、ひょんなことから外に持ち出す必要が出てきまして、さすがに裸で運ぶのはなあということで専用ケースを買ってみました。

SLB100 – サイレントベース™ – ヤマハ株式会社

BSC1 – ケース – ヤマハ株式会社

実売はどちらも2〜3割安い感じです

といってもこのケース、あきらかに本体のベースよりはコンパクトになっていて、分解して収納するんでしょうけれど、その様子がネットのどこにもありません。うーむと思いつつ買ってみたものの、届いた実物にも取説などない模様。

ある意味パズル的な感じではありましたが、無事におさまりました、という記録を以下どうぞ。

全体像

こんな感じのケースです。思ったよりクッションちゃんとついててちゃんとしてた(失礼

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開くとこうなってます。真ん中に仕切りがあってこっちはボディかな?

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で、こっちは枠をベルクロで止める感じですかね。

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楽器の分解

楽器と並べます。あきらかにこのままではおさまらない。

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まず、楽器を分解しましょう。ボディと枠はねじ三つで簡単に外れます。

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これでも結局、肩の部分が大きすぎるんですよねえ・・・と思ったら。

肩の部分は折れるっぽい。なんと!(多分、最初に楽器が届いた時はこういう状態だったと思うんですけどねえ・・・)

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あと、僕の場合、ひざ当てをオプションパーツとして取り付けているので、残念ながらこれはドライバーで取り外す必要がありました。

そんなこんなで枠部分をコンパクトに。

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うん、これなら入りそう。

収納

というわけで、実際にケースへ。

枠部分はぴったり(あたりまえだけど)。ひざ当てはなんとなくそこにあるポケットに入れておきましょう。

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ボディはこちら側へ。こちらももちろんぴったり。専用だからねえ。

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で、全体を閉じるとこうなりました。なんてコンパクト!

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あ、サイズ感わからないかもしれないので、ケースと私の本物楽器(4弦、弦長約105cm、ちょっと小振り)とのツーショット。

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これでなにかあっても持ち運べるね。って、コンパクトだけど中身ぎっしり詰まっているので体感の重さは普通の楽器より重いです。

というか、こんなことしてる暇あったら練習しろと・・・

第17回 日本マスターズオーケストラキャンプ に参加してきました

今年最初の3連休。音楽三昧な日々を過ごしてきました。

高円宮殿下メモリアル日本マスターズオーケストラキャンプ | JAO 公益社団法人日本アマチュアオーケストラ連盟

ものすごく大ざっぱにいうと、全国からアマチュアの弦楽器弾きが集まって2泊3日で曲を仕上げて演奏会をする、という企画です。

最近は弦楽アンサンブルを手がけていることもあってこういうイベントには興味があったのと、ヤナーチェクが弾いてみたかったのと、なにより講師の安永徹さんに魅かれて参加してきました。

京都開催なので家からの通いで参加しました。

コントラバスは今回8人(いつもは4〜5人くらいらしい)で、事前に名簿を見たときに知っている人は数人だけだったんですが、さすがそこはベース弾き。初日練習後の懇親会を経て、翌日にはいい感じのコンビネーション。こういうのいいですよね、やっぱり。新しいつながりもできてよかったです。

もちろん、講師の先生方のお話も大変ためになることばかりで、もうその音色にうっとりしっぱなしでした。

ちなみに、Facebookにあげていた各日の自分メモ(意訳)より抜粋。

1日目

– 本物の音に聞きほれた
– ボーイングは違っても大丈夫
あと、懇親会大事

2日目

– やっぱ本物の音はすごい
– 人間の耳はいろいろいい加減
– 懇親会翌日のパート結束力いい感じ
んで、もちろんレセプションも大事

(注:飲んでばかりじゃないよ。たくさん飲んだけど)

 

さて、最終日はコンサートです。

曲目 エルガー 弦楽のためのセレナード
ブルックナー 間奏曲
ヤナーチェク 弦楽オーケストラのための組曲
プッチーニ 弦楽四重奏曲「菊」
ウォーロック カプリオール組曲
バッハ G線上のアリア
講師 安永徹
井野邉大輔
場所 京都府立府民ホールアルティ

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今回は、講師の先生がそれぞれ指揮をされて、もう一人が演奏に参加するというスタイルでした。

当日のリハは実質通し練習的な感じなので、曲を合わせる時間という意味では1〜2日目のざっくり1日半だけ。それでもなんというか、みなさん場慣れしているというか、そんな雰囲気のもと、リハからの異様な集中力の高まり。

もちろんいろんな事故はあったものの、全体を通して1番いい演奏を本番に持ってこれたんじゃないでしょうか。なにこの本番マジック?

ヤナーチェク、やっぱええ曲やわ〜。G線上の安永さんコンマス、もうほんと釘付けでした。

僕自身としては、大人数で演奏するのが1年以上ぶりだったので(しかも後ろで弾くのはそれこそいつぶり?ってくらい久しぶり)いろいろと戸惑いはありましたが、楽しく演奏することができました。(あ、安永さん曰く「本番は楽しんで弾くんじゃなくて、真剣に。終わってから結果として『楽しかった』って思うように」なのでそのように弾いたつもりです)

家飲みですがおいしいビールも飲めました。

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そんなこんなで関係者のみなさまおつかれさまでした。またいつかどこかでお会いできたらいいですね。

聴きにきてくれたみなさまもどうもありがとうございました。

そして、もちろんのことながら、この連休を自由に使わせてくれた家族の皆さんには感謝感謝。

余談ですが、上の子が「あの、最初の曲って、ずーっと車の中で流れてたやつやんね?」と。そうそう、半年前の弦楽アンサンブルの本番で弾くまでそれこそ何度も何度もかかってましたね。よく覚えてました。