村上春樹

「騎士団長殺し」を読みました

「騎士団長」ってだれ?「殺す」ってなに?とタイトルからすでに謎だらけの新作、発売日に手にしてようやく読了です。(注:ネタバレしないですよ。さすがに)

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単行本っていうこともあって持ち歩いたりはせず、夜寝る前に1時間程度読むだけ、っていうスタイルで読みました。(電子書籍もたくさん持ってるけど、いまだに紙のほうがじっくり読める感じあるなあ・・・)

以前だと、文庫本出るまで待つこと多かったし、文庫本なんで通勤途中も使ってかなり一気読みしてましたけれど、今回は自制しつつゆったり読めたかも。とはいえ、最後のほうはさすがに途中で止められなかったけど・・・

なんかあれですよね、相変わらず読んだ後の浮遊感すごいですよね。

もちろん好みはあるとは思いますけれども、面白い話でした。また他の作品も読み返したくなりましたね。「世界の終わり」とか「ねじまきどり」とか「カフカ」とか。

1Q84の時も思いましたけれど、文中に出てくる音楽、その場ですぐに聴けるようになったらいいのにねって。そういう仕組み、もうできてもよさそうなんだけどなあ・・・

ネタバレしない程度に気に入ったセリフを一つ。

ただのおいしいワイン——それでいいじゃないですか

(あ、これだけ読むとニュアンスが伝わらないかもしれないですけれど、蘊蓄はいらないってことです念のため)

で、さっそく便乗。ただのおいしいビール、それでいいじゃないですか

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なんか読書ブームが自分の中に再燃したのでまたいろいろと読んでいこうかなと。


「風の歌を聴け」を電子書籍で読みました

ご存知のように村上春樹好きなので、当然このデビュー作は何度となく読んでるわけですけれども、なんとこの度ずーっと待望の電子書籍化されましたので早速入手して久しぶりに読み直してみました。

気がつけば、村上春樹さんの電子書籍も徐々に増えておりますけれども、ノルウェイの森とかねじまきどりとかも早く電子化して欲しいものです。そうそう、世界の終わり〜もね。

ふと読みたくなった時にどこでも読めるのはファンにはうれしい。

とりあえず、この勢いで羊4部作を再読することにしましょう。もちろんkindleでね。

・・・と思ったら、ダンス・ダンス・ダンスはまだなのか。。。残念。

全く余談ですが、手元にある2冊の文庫本。1990年のが220円(税別)、1999年のが352円(税別)、そして今回のkindle版が421円(税込)でした。四半世紀!の間に価格がほぼ倍になってる。


「1Q84」を読みました

今さら感はもちろんあるわけですけれど、やっと文庫版がでたわけですよ。なのでやっと読むことができました。

1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)
村上 春樹

1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫) 1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)
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いつも言っていることですが村上春樹大好きです。でも別にそんなにコアなファンっていうわけじゃないですんで、ほとんど全ての作品は読んでいるけれど、細部までをしっかり記憶しているわけでもありませんし、まあほんとにただ好きなだけです。んで、以下はそんな僕の書く他愛もない読書感想文と思っていただければ、と。

まず最初のうちを読んでいた思ったのは「これは最高傑作だ!」と。いやいや、上から目線ですいません。でもほんとにそう思ったんです。そして、全部読み終わってもなおその思いは変わらなかったですね。

自分イメージとしては「世界の終わりと・・・」と「ねじまき鳥・・・」をたした感じ、だったんですが、やっぱり「羊」的な雰囲気もありますよね。まあ、だから「最高」って思うんですけれど。

もちろん多くの伏線(分岐)は回収されない感じ。だけど、最後のページまできて結構「腑に落ちた」のは結構意外。せっかく会えたのに、朝起きたら彼女がいなくなったとか、そういうのざらですから。

読書は主に帰りの電車の中。だから毎日30分程度。BGMはもちろんシンフォニエッタ(このために買ったし、初めて聴いた)。文庫版を待っていたのは、電車の中で気軽に読めるから。ハードカバーだと電車はしんどいです。で、家で読んだらのめり込んで他の作業が手に付かないのわかっていますからね。

文庫版は3ヶ月にわたって発売されたので、だいたい3週間の隙間があって、その間に他の本(勢いで他の村上作品)を読んだりしていました。そのせいもあって、若干話のつながりが曖昧なところもあったかな、と。まあ、なんにしても、来週のWWDC道中で全巻もっていって、もう一度読み直すつもりなので大丈夫です。

いつも思うんですが、それこそ村上作品が電子化されたらいいのになあ、と。そしたら、手持ちの文庫を全部処分して、全部ハードカバーで買い直すのにね。(電子化ってこういうところにも貢献すると思う、個人的には)

あれ?感想文にすらなってない?まあ、いいか


「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読みました

村上春樹好きのクラシック好きなので、もう読むしかないというかなんというか。

4103534281 小澤征爾さんと、音楽について話をする
小澤 征爾 村上 春樹
新潮社 2011-11-30

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いつもながらに村上氏の音楽に対する知識や思い入れ、聞き込みの深さにはびっくりするわけですが、冒頭からグールドやベートーヴェンの協奏曲聴き比べで文字を読んでいるだけなのにどっぷりと音の世界に引き込まれます。

そういえば、小沢征爾指揮の演奏ってあまり聴いたことないなあと思いつつも、その音楽に対する考え方はいろいろと勉強になりました。(勉強にっていっても真似できるもんじゃないけどね)

今はやりの電子書籍なら、ここで読みながら話題に挙がっている演奏を買えたり聴けたりするんだろうなあ、と。

ちょうど、ここ最近音楽活動をぼちぼちと再開している身としては、ああやっぱり自分も弾きたいねえ、というモチベーションにつながるタイミングのいい一冊だったのではないかと。

村上春樹好き、音楽好き、なら是非読んでみることをおすすめします。


羊四部作

先日のアメリカ出張でもっていった本がこれ。

風の歌を聴け (講談社文庫) 1973年のピンボール (講談社文庫) 羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫) 羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫) ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫) ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫)

画像にもあるように普通には青春三部作っていわれてますが、まあ、僕と鼠と羊男の物語としてはこの四作で一続き。

おりしも先月末に待望の新作「1Q84」が発売され(まだ買ってないけれど・・・)、映画「ノルウェイの森」のキャストが発表され、そんなこんなでまた読みたくなったというかなんというか。

思えば、この一連の作品を続けて一気に読んだことはなかったので、結構新鮮な気分でした。こういう時系列だったのね、とか、この人はここでこうなっていたんでしたねえ、とか、独特の世界観の中を流れる一筋のラインが少しは見えた気がしたなあ、と。

ちなみに「1Q84」を買っていないのは今買うと睡眠不足になりそうだから。まあ、日々の生活が落ち着いている時なんてそうそうあるもんじゃないけれど、ばたばたしている時に買うと他にもやりたいことはたくさんあって、必然的に寝る時間が削られる・・・もちろん、出張にもっていってもよかったんですが、ちょっとかさばるなあ、と思ったり。(まあ、四部作の文庫本を持っていったんでほとんど変わらないっていう話もありますけれど)

そんなことをいっているけれど、単に買うタイミングを逃した言い訳なんだと思うわけで、増刷後本屋に行った時に店頭で見つけたら買ってるんじゃないかなあ。

1Q84 BOOK 1 1Q84 BOOK 2


今年読んだ本-20「レキシントンの幽霊」

いきなり関係ないけれど「ノルウェイの森」が映画化されるそうですね。あれがどうやって映像化されるのか、楽しみなようであり、怖いようでもあり、、、観に行く、かなぁ。。。

4167502038 レキシントンの幽霊 (文春文庫)
村上 春樹
文藝春秋 1999-10

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さて、こちらは短編集。書いた時期にそこそこばらつきがあるみたいですが、なんとなく「国境の南、太陽の西」のように不思議感のあまり漂わない感じかなあ、と。(いや、幽霊話は不思議話ですけれど、それでも、ねじまき鳥とかに比べれば、っていうことで)

そういや、古本屋一括入荷の本を全部読んでしまいました。明日からなにを読もうか。。。


今年読んだ本-19「ランゲルハンス島の午後」

安西水丸さんとの黄金コンビ。

4101001383 ランゲルハンス島の午後 (新潮文庫)
村上 春樹
新潮社 1990-10

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文章だけでなく、絵ものんびりと観賞しましょう。

読み終わってから「ランゲルハンス島」がなにかを調べてみた。まあ、想像通りな感じでしたけれど。


今年読んだ本-18「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」

小説家と心理学者(といえばよいのか?)の対談。

4101001456 村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)
河合 隼雄
新潮社 1998-12

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対談とその節々に対する後付けのコメントが2段になっているのでちょっと読みにくかったりしますが、まあそこは本質的ではありません。

「暴力」のくだりなんかは10年も前の話だというのに、最近の変な事件を予見しているかのようでちょっと考えさせられます。僕らの世代はどうあるべきか?そして次の世代とどう向かいあっていけばよいのか?

「ねじまき鳥」を書かれた直後の対談ということで、またそれ以前の作品をざーっと読みたくなりましたね。といいつつも、もちろん何度でも読み直すんでしょうけれど。


今年読んだ本-17「使いみちのない風景」

20-30分?通勤片道で読んでしまいました。さらりとしたエッセイ。

4122032105 使いみちのない風景 (中公文庫)
村上 春樹
中央公論社 1998-08

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人生においてもっとも素晴らしいのは、過ぎ去って、もう二度と戻ってくることのないものなのだから。

確かにそうですね。そんな通り過ぎの旅を求めてぶらぶらと。

まあ、僕はそんなに旅経験がないから、苦労して大変だったっていう経験もそんなにないんですけれど。


今年読んだ本-16「TVピープル」

人身事故で電車が遅れたため、読み切ってしまいました。これも初めて読んだ本。

416750202X TVピープル (文春文庫)
村上 春樹
文藝春秋 1993-05

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先日書いてた「不思議感」満載な感じの短編集。不思議世界っていうよりは、ややホラーみたいな感じですな。

加納マルタの口調が荒っぽくてびっくり。

TVピープルみたいなこのなんともいえない理不尽さ加減がいいんですかね。