サイレントベースがやってきた

楽器の練習と騒音(音漏れ)問題は表裏一体です。

自分にとっては全然気にならない音でも、他人にとってはどうだかわかりません。特に楽器の場合は音量調整が難しい。

なので、世の中には消音用の商品がたくさん存在しています。楽器に取り付けるものから、楽器そのものを消音加工してしまったり、消音部屋を作ってしまうというものまで。

さて、うちは戸建てではあるものの、練習する時間帯にはある程度の常識の範囲っていうものがあります。うちのルールでいえば10-18(or 19)時くらいですが、もちろんながらその時間帯っていうのは一番活動している時間帯なので、平日休日ともに練習の時間を割くのがかなり難しい。せいぜい土日に子供が昼寝をしている間くらいだし、それすら1週間に1度時間がとれるかどうか。

理想をいえば、超朝型生活を生かして、毎朝5時くらいに30分でもいいから練習できるのがベストかな、と思っていたわけです。

そんなこんなで色々と考えておりまして、最終的に我が家にサイレントベースがやってきました。いろんなメーカーのがありますけれど、一番メジャーどころでYAMAHAのSLB-100ですね。この手のモノは消音するというよりは、本来響くためにあるハコを無くすことで響かないようにする、という設計になっているんですかね、多分。

楽器を買うのは久しぶり(というか、えーと、自分の楽器を大学生の時に買って以来?)ですが、それが普通に運送業者から箱で届くというのはなんだか新鮮な感じです。

届いたのはこんな感じ。(上から、ひざ当て、スタンド、本体)

箱を開けるとこう。

中身をだす。

大きく2つのパーツ。

組立は簡単。

オプションのひざ当て装着。

スタンドにのせてみる。

弾いてみるとこんな感じ。(鏡に映ってる)

ちなみに、僕みたいに座奏する人はひざ当てオプションをつけることでそんなに違和感なく座奏できました。

もちろん、普段使っている楽器との形の差違はあるわけですけれど、肩の部分とか、座った時の感じとか、練習する分には特に問題もない感じで。だいたい、オケの練習でも団の楽器を使っていますしね。強いていえば、楽器を置く時にスタンドに立て掛けるか、完全に床に寝かせるしかないっていうのがちょっと不便。まあ、胴体がないから仕方ないんですけれど。

イヤフォンつけたりもできるんですが、指使いとかボーイングの確認にはなにもなしで十分です。

どのくらい消音できているか、というのは主観ではわからないですが、家族の人に聞いたところでは、別の部屋でドアを閉じているとほとんど聞こえない、そうです。もしかしたら、そのうち自分の楽器との音量比較を撮影してみるかも。

というわけで、ここのところ10日ほど毎朝5時過ぎから30分朝練してます。社会人になってこんなに練習するのは初めてですw やはり2年間楽器を弾かなかった飢えがそうさせているんじゃないかと。この初心に返ったような気持ちを忘れずに練習していきたいものです。

あ、練習のお供にメトロノームも大事ね。(ステマ)

Metronome PRO 3.2(¥250)
カテゴリ: ミュージック, ユーティリティ
販売元: KatokichiSoft – Hirohito Kato(サイズ: 3.2 MB)

余談

楽器をいろいろ見ていると金銭感覚狂ってくるのですが、最近そういうことがあまりなくてこの価格帯にちょっと躊躇していたところ、WWDCでRetinaなMacBookが発表された時「あー、Mac開発しているし、買わないといけないかなあ、、、って、この金額出したらちょうどサイレントベース買えるやん!まずそっちが先」と思ってぽちったのは本当の話です。Retinaのほぼフルスペックとほぼ同じ値段でしたからねえ。